18番札所「恩山寺」~ <思い立って四国お遍路八十八ヶ所>⑫

18番札所「恩山寺」へは、徳島駅前から南方向に市街地を抜けて国道55線に入り南下する約15kmの道のりとなる。アパホテル徳島駅前をチェックアウトして出発した時間が8時過ぎなので、丁度朝の通勤時間と重なり市街地ではちょっとした渋滞に出会った。四国は鉄道路線が少ないので、地元の人達は多分車通勤の方が多いのだろう。

国道55号線を走ると徳島市から「小松島市」に入ったことを知らせる看板がある。恩山寺は国道から右手に入り小高い山に登った所にある。駐車場は境内のすぐ手前にあるので坂を登り切ってしまえば良い。大師堂の弘法大師蔵は大師自らの作であるとの事。また、山門の近くにある毘欄樹と言う大木は弘法大師が植えたものと言われているそうだ。

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第18番<母養山 恩山寺 宝樹院> ぼようざん おんざんじ ほうじゅいん
本尊:薬師如来
開基:行基
真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
宗派:高野山真言宗

駐車場:案内板有り、境内まで徒歩2分 納経所:本堂手前下右手
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19番札所「立江寺」は、18番「恩山寺」から国道55号線を南東方向に下り立江川の橋を渡り県道20号線に右折して線路を超えるとその先に見えてくる。
ご本尊の延命地蔵菩薩は、行基が刻んだ地蔵菩薩像が弘法大師作の刻んだ地蔵菩薩像の胎内に収められているそうである。

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第19番<橋池山 立江寺 摩尼院> きょうちざん たつえじ まにいん
本尊:延命地蔵菩薩
開基:行基
真言:おん かかかび さんまえい そわか
宗派:高野山真言宗

駐車場:案内板有り、境内まで徒歩1分 納経所:本堂手前右手
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20番札所「鶴林寺」は、19番「立江寺」から約20kmの道のりとなる。途中は勝浦川に沿って県道16号線を進むが途中左折してからは狭い山道となって行く。ここは阿波遍路の三大難所のひとつと言われている。標高は550mあり、樹齢800年以上の杉や檜がうっそうと繁る様はお遍路の醍醐味を感じさせてくれる。この山深い場所にこれだけの立派な建物を建てた事に感嘆する。
本堂の左手にはご本尊が降臨したと言われる杉の霊木があり、その横には弘法大師お手植えの菩提樹がある。

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第20番<霊鷲山 鶴林寺 宝珠院> りょうじゅざん かくりんじ ほうじゅいん
本尊:地蔵菩薩
開基:弘法大師
真言:おん かかかび さんまえい そわか
宗派:高野山真言宗

駐車場:案内板有り、境内まで徒歩2分 納経所:本堂手前下左手
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続きはこちら「21番札所・太龍寺ロープウェイ」

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