オアフ島のパワースポット巡り ②

この記事は、オアフ島のパワースポットをレンタカーで観光した際の感想・評価・コスパなどについて口コミ的に書いています。

3日目、この日はレンタカーを借りてノースショアへ向かった。レンタカーはバジェットレンタカーでハイアットリージェンシーの2階に営業所がある。シェラトン・プリンセス・カイウラニのお隣なので楽ちんだ。ノースへ行くとともに時計回りでパワースポット巡りもしようと計画した。「Wizard Stones of Waikiki」と「カヴェヘヴェヘ」は既にワイキキビーチで拝んでいるので、最初は「クカニロコ(バース・ストーン)」を目指す。H1から分岐してノース方面に向かい高速を降りると間もなく目的地に到着する。駐車場は多分離れた場所にあるのだろうが良くわからず、道路わきの入り口付近に何台か車が駐車されている。長居する事も無いだろうから、並んでいる車の横に同じように駐車して赤土の道を歩いた。数分で目的地に到着する。草原の中に大きな石がゴロンゴロンと配置されておりポツンポツンと木が生えている。自然にあったものなのか、人工的に配置されたものなのか、どちらともとれる光景であるが、草を刈ったり、木を選定したりと言う手入れはされているようである。古代ハワイアンが守って来た場所であることは感じることが出来る。ハネムーナーなのかウエディングの業者の広告写真なのか反射板を使ってプロカメラマンの撮影が行われていた。我々も数枚記念撮影をした後、早足で車に戻った。ここは駐車スペースが数台分しかないので次の来訪者の為にも早めに退散した方が良いだろう。その後は「グリーンワールドコーヒーファーム」に立ち寄った。ノースに行く途中に珈琲を飲んでトイレ休憩するにはいい場所である。ハレイワに到着しマッキーズのワゴンでガーリックシュリンプを注文した。ランチには少し早い時間であるがベンチは満席に近い状態である。ビーチまで持って行って食べようという事になり、ハレイワのビーチを目指した。「ハレイワ・アリイ・ビーチパーク」の駐車場に車を乗り入れるとベタ凪の海が見えた。当然サーファーは一人もおらず、駐車場にも3台くらいしか車が無い。ライフガードと思われるハワイアンが手持ち無沙汰に芝生の上をブラブラしている以外に人が見当たらない。ビーチ脇のベンチが空いていたので、今買ったシュリンプランチを持って行き、そこで食べることにした。食べ始めるとガーリックと海老の香りがおびき寄せるのか、大きなハエが飛んできた。ハワイではレストランでもあまりハエを見なかったのだが初めての攻撃である。慌てて蓋を閉じてボックスを抱えて車に戻った。結局は車の中で窓を閉めてランチを食べることになってしまった。景色的には多少海は見えるが、駐車場の車の中で食べるのは味気ないものであった。次に「ノースショアソープファクトリー」に向かう。同じ敷地内にサーフショップや雑貨屋があり観光客で賑わっている。その後もう一度ハレイワのオールドタウンを通ってサーフショップなどを見たいと妻が言うのだが、間違ってバイパスに入ってしまい、そのまま通過してしまった。戻ろうかと思ったが、この先まだ行くところが沢山あるので、オールドタウンはまた次回にという事で先を急ぐことにした。ラニカエアビーチでウミガメを見るため車を止めようとしたが道路脇に停めるしかない様だ。ここは人気がある様で賑わっている。車の通行も多く道路を渡るのも大変だ。浜辺に降りると運良くウミガメが上陸しようとしている時に出会う事が出来た。岩と波に邪魔され上がりかけては海中に引き込まれる繰り返しであったが何度目かのトライで陸に上がって来た。何故苦労してこの場所に上がろうと集まってくるのか不思議である。何か理由があるのだろう。ワイメアビーチパークはドライブしながらのチラ見で通り過ぎ、ノースで芸能人御用達といわれるフードランド・ププケア・スーパーに寄ってサラダとサンドイッチを買い込んだ。またシャークスコーブの海辺に車を停めて車内で食べた。その後ファーマーズマーケットにも立ち寄ったが特に買いたいものがなくスルーした。パイプラインのポイント辺りは如何にもサーファーが住んでいそうなビーチハウスが並んでいる。ドライブしながらチラチラを見える海を見つつ先に進む。波があってサーファーがいるなら車を停めてビーチに降りてみるのだが、この時期はまだ波がない。この日の目的地のひとつであるタートル・ベイ・リゾートに到着した。道路から敷地内への導入路の両脇に芝生の庭とゴルフコースが広がり戸建の別荘群が並んでいる。岬の先端にホテルが建つこの立地はリゾートとして完璧である。数十年前に訪れた時はヒルトンのホテルだった様な記憶があるのだが間違いだったのだろうか。駐車場は車で一杯なので建物からかなり離れた場所に駐車する事になった。まずは北側のプライベート的なビーチに降りてみる。ビーチ脇にレストランもあり、1日まったり過ごす事が出来そうだ。ホテルの建物内を一通り見学した。ハンス・ヒーディマンのサーフィンスクールもある。ホテルの西側のビーチで指導してくれるなら楽チンで良さそうだ。良い時期に来て滞在してサーフィンとゴルフを楽しんだら最高だろうと思う。お茶でも飲みたかったが、長居してしまいそうなのでトイレだけ借りて先に進んだ。カフクのエビ養殖は道路から見渡してクアロア・ランチに向かった。牧場脇の駐車場に車を停めてダイナミックに立ちはだかる山肌を見上げる。馬に乗れるのかもしれないが時間がないので先に進む。チャイナマンズハットの見える「クアロア・リージョナル・パーク」に行く。ここも人は少なくてのんびりとした良い公園である。急ぎ足で廻って行くのは残念だが記念写真を撮って先を急ぐ。
次にカイルア&ラニカイ・ビーチに向かうのだが、83号線「カヘキリ・ハイウェイ」から抜けて630号線で東側の海岸方面に折れる道がGooglemapのナビの表示にタイムラグがあり、ホノルルへ向かう63号線「リケリケ・ハイウェイ」に乗ってしまった。途中で降りてUターンしたいのだが降りる場所が無くホノルルまで流されてしまった。この山越えの時は土砂降りの雨で、ホノルルまで抜けるとそこは青空という東海岸方面との天気の違いをみる事が出来た。貴重な時間を30分以上ロスしたが何とかラニカイ・ビーチに到着した。美しいビーチなので少しゆっくりしたいところであるが、記念写真だけ撮って先に進む。カイルアも街の雰囲気が良いので今は雑誌にも沢山取り上げられているので日本人の女性グループをあちこちで見かけた。次に海岸沿いにあるマカプウ・ヘイアウ&ヒーリングプールに向かった。西側に山脈がある関係で、そろそろ暗くなりかけている。ここも、さっと降りて行って記念写真を撮った。隣のビーチではサーフィンをやっている人が数人いた。最後の目的地は「ペレの椅子」であるが、道路から広い草原のかなり先にその岩を見る事が出来る。暗くなって来たので路肩に車を停めて遠くから眺めて終わりにしようと思ったが、妻が近くまで行きたいという。Uターンして駐車場まで行って車を停めて歩き出す。案内板がないので尾根の上に向かって歩くべきか谷側を歩くべきかルートが分からない。谷側の道はダートで凸凹なのでアスファルトの尾根に向かう道を進んでみる。途中まで歩いたが遠くに見えるペレの椅子の岩には向かっていない様に感じる。すると尾根の上から大型犬を連れて散歩中の白人男性が降りて来たので、どうやってペレの椅子へ行けば良いか聞いてみた。すると少し迷った後、そこから少し登った所から始まる獣道みたいな所まで案内してくれて、そこを進めと言う事であった。お礼を言ってその道を進んだが、本当に獣道で途中で道が無くなりかける。岩をよじ登ったり降りたりしながら進むと何とか辺りが見える明るさの時間帯にペレの椅子に到着する事が出来た。最短ルートではあった様だ。太陽は西の山の向こうに沈んでしまっているので、余計にこの場所独特のパワーを感じることが出来た。暫く海と景色を眺めて記念写真を撮って、帰りは谷側の道から戻る事にした。ペレの椅子から崖を降りると入江があり小さなビーチになっている。他に1組のカップルがいて、暫くすると先程道を教えてくれた白人男性が犬を連れて現れた。街灯もないので間も無く真っ暗になろうとしているのにこんな所を散歩しているとは不思議な人である。何処に住んでいるのだろう。上の灯台に家があるのだろうか。駐車場に戻る為、谷沿いの凸凹道を歩いていると辺りはついに真っ暗になってしまった。スマホのライトを使いながら歩く。我々と直ぐ後ろを歩くカップルの他、見渡す限り誰もいない荒野である。何か事件が起きても暫く発見されないだろう。ホノルルの賑わいを思うとその落差が大きい。もう少し早い時間帯に来ないと危険な場所である。駐車場にたどり着いても街灯は無い。日本なら防犯の為に街灯くらいはあるだろうが、ハワイでは余計な事はしない様である。帰り道は、ナビを頼りにホノルルに戻るが途中戸建の住宅街など昼間に見てみたい街路を通り抜けた。最後にまた高速道路に乗っかりホノルルに戻りカラカウア通りに入った所にあるガソリンスタンドで満タン給油をしてからハイアットリージェンシーの駐車場に滑り込んだ。係員が簡単な外装チェックをしてレンタカーの返却終了となる。この日はオアフ島一周したが、一番心に残ったのがペレの椅子である。岩にパワーがあるが海や周りの環境と合わせて特別な場所である感じがした。

続きはこちら「 ビーチハウス・アット・ザ・モアナ

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