ホームベーカリー

パン食は体に悪いと言われるが、私はご飯よりもパンが好きだ。毎食パンでも良いくらいなのであるが、体のことを考えるとご飯食が良い様だ。しかし、少なくとも1日のうち朝食だけはご飯ではなくパンを食べたい。小麦粉のグルテンが人間の体に悪いそうだが、それ以外にもパンにはいろいろと問題がある。市販のパンは添加物てんこ盛りなので論外として、こだわりのパン屋さんであってもバターと食塩は必ず使われているのが私にとっては残念だ。従って、やむを得ない場合を除き、自宅のホームベーカリーで焼いたパンを食べている。自分で焼く時は、バターも砂糖も使わない。小麦粉と水と乾燥酵母だけである。当然膨らみ方が小さくて、締まった感じのパンが出来上がる。最初は抵抗があったが、今では締まった感じのパンが気に入っている。


最近は、国産の強力粉にライ麦粉を4割程度混ぜているので、膨らみ方はさらに小さくなる。モード設定をいろいろと試して、小麦粉の捏ね方や寝かし時間を変えれば、出来上がりも変わるのかもしれないが、今のところずっと同じモードで仕上げている。焼き方は淡い焼き方が好みである。改めてホームベーカリーを見るとNational製である。Panasonicではない。もう10年も使い続けている。単純な機械というものは壊れないので助かる。しかし、内部の焼き窯と小麦粉を捏ねる羽根は傷がついてテフロンが一部剥げているので、部品だけ買い替える時期に来ているようだ。メーカーに部品のストックがなくなる前に購入しておこう。

自宅でこのようなパンをずっと食べていると、外で食べるパンについては、強烈に塩分を感じる様になる。味は美味しいと感じても、1日あたりの摂取塩分量上限が頭をよぎり、1個食べるともう次に手が伸びないようになってしまった。かつてはレストランでは必ずパンのお代わりをしていたし、パン食べ放題となれば、軽く10個は越えて食べていたのに、もう今は食べようと思わない。味覚は習慣で変わるものである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました