金閣寺までは、車で3分で到着する。駐車場の入り口では、警察官に見紛う制服の警備員がポールを振って激しく誘導しているのが仰々しい。こちらの第一駐車場も閉館時間間際なのでガラガラである。その時間は既に雨も上がり晴れ間が出ていた。一番手前に停めて、サッと見てくるだけなら傘は要らないかと思ったが、念の為折りたたみ傘をリュックの中に放り込んだ。受付で入場券を買って急ぎ足で砂利道を真っすぐ進むと、直ぐに鏡湖池に到着する。
するとそこに池の中に佇む金閣寺の眩い黄金の建物が目の前に現れる。晴れて日差しを受けて綺麗に輝いている。鏡湖池の手前の開けたスペースから、池越しに金閣寺の姿を写真に収める事が出来るのであるが、そのスペースは自撮りをする沢山の外国人観光客で埋め尽くされている。その隙間を縫って数枚の写真を撮った。
池のほとりを廻っていろいろな角度で金閣寺をカメラに収めてみた後、順路に沿って庭園内を進む。そのうち傘が必要な程、雨が降って来た。折りたたみ傘を持って来て助かった。庭園内には雨宿りする様な場所がないのである。
小高い場所に風情のある茶室の跡「夕佳亭」があり、そこから眺める金閣寺の姿も良かった。その後は土産物屋と不動堂があり、もう出口となる。あっという間に見学終了であるが、金閣寺は一目見れば充分である。
この日は、清水寺の見学だけでも良いと思って宿を出たのであるが、思いもかけず、4件も廻れたので大満足であった。次の日は、二条城と京都御所を見学するつもりであるが、まだ日が高いので、場所と駐車場だけ確認しておこうと思い、市内中心部に向かった。二条城は入り口前の道路際が専用駐車場になっており、タイムズの時間貸し方式である。混み具合によるが台数が多そうなので問題無く駐車できるだろう。二条城の隣のブロックにあるマンションなどは如何にも高級そうでセレブの住むエリアであることが分かる。東京で言えば番町あたりのイメージだろうか。京都御所の駐車場をGooglemapで検索すると道路向かい側から１本入ったところにあるタイムズ駐車場が表示される。実際行って見ると京都御所が広い為、歩くのが大変そうである。京都御所の案内をググると京都御苑の駐車場を利用するように記されている。京都御所は京都御苑の敷地の中にある。それも良く分かっていなかった。周りを車でぐるーっと走ってみたが、ここの敷地も広大である。見学の際は相当な距離を歩くことになりそうだ。
コメント