キャセイ・パシフィック航空で香港へ <マカオ・香港トリップ>①

今回の旅行では、マカオの世界遺産を巡り、その後香港のグルメ観光とHSBCに銀行口座作成及びUSドルの外貨預金をして今後の海外旅行の現金をストックにしておこう・・・となるはずであった。

何時もながら、旅行は計画段階から既に始まっていて、あれこれ考えている時がワクワクして一番楽しいのかもしれない。

今回の旅程は、マカオ2泊、香港4泊、帰路の機中1泊で、計7泊、8日間である。成田空港からキャセイパシフィックで香港国際空港に飛び、香港には入国せずトランジットのフェリーでマカオに入国、ザ・ヴェネチアンホテルに2泊したのち、またフェリーで香港に移動し、尖沙咀のハイアットリージェンシーに4泊した。

キャセイパシフィックを利用したのは初めてである。何故キャセイか?

マイルをためているデルタ航空、およびスカイチームは、成田~香港の直行便が無いので除外して、キャセイ・JAL・ANAとを比較をした。価格的には大差は無いが、それでも多少キャセイの方が安い事が分かった。初物で今後乗ることがないかもしれない希少体験ということを加味して、投資家目線的な判断でコスパの良いキャセイを選ぶ事となった次第である。

結果は正解であった。期待が大きくなかったこともあるが、機内食・接客・機体の程度など総合的に良いエアラインであると思う。

でも、「次もまたキャセイを選ぶのか?」と問われれば、そこまでのものではなかった。次回また香港に行く機会があれば、他のエアラインも試してみたいので、色々と別のルートを探すだろう。台北、上海などでトランジットするルートがあればそれも面白いかもしれない。もしくは敢えてシンガポールまで飛び、クルーズ船に乗ってアジアを周遊しながら香港に寄港するとか。すでに、次の夢は芽生え始めている。

成田10:50発、4時間50分のフライトで、香港現地時間14:40着の予定。16:15発のマカオタイパ島行きのフェリーに乗れば、ザ・ヴェネチアンホテルへは、これが最短ルートとなり、明るいうちにホテルに到着する見込みである。

しかし、成田の滑走路で待たされてしまった。約30分のロス。考えてみれば成田空港では度々こんな感じである。搭乗口が閉まって飛行機が動き出し、暫くするとついうたた寝をしていることがある。ハッと気が付いて窓の外を見ると飛行機は未だ滑走路をゆっくり移動中で「エッ?未だ飛んで無いの?」という事が良くある。滑走路の配置が悪いのか、便数が多くて混んでいる為か、滑走路の端まで行くのに相当な時間がかかっているように思う。早く第3の滑走路が出来上がることを祈りたい。その後の飛行は順調だったので、遅れが取り戻せるかなとの期待もあり、台湾を過ぎたあたりからは数分おきにフライトレコーダーをチェックする始末。

思いが通じたのか、少しづつではあるが遅れを取り戻している様だ。

せっかちな性格はなかなか治らない。

しかし、飛行機が香港に近づき、機体がターンをし始めた頃から、到着予定時刻表示がそれ以上は縮まらない様になり、予定のフェリーに間に合わない事がほぼ確定した。それにより、次の17:00発マカオ行きフェリーに乗ろうとようやく気持ちを切り替えることができた。

それからは、着陸までゆったりとくつろぐ事が出来た。

ただ、降下速度が比較的早いように感じたので、気圧の変化で頭痛を起こさないように鼻腔を広げる動作を常に行わなければならなかった。私にとっては、正直、冷や冷やものであった。なぜなら、過去数回いつも降下時であるが、「救急車を用意してくれ~!」と叫びたくなるような頭痛を経験しているからである。皆さんそんな経験無いだろうか。

機内では大抵映画を見るのであるが、今回はゲーム画面でブラックジャックをやって過ごした。キャセイならひょっとして中国の人たちが大好きだというゲームの「大小」があるかなとも期待したがそこまでの配慮は無いようである。

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