SFC修行2019エアチャイナ・ビジネスクラス

この記事は、SFC修行において、チャンギ国際空港から北京経由で成田までエアチャイナ・ビジネスクラスでフライトした時の感想・評価・コスパについて、ラウンジ・機内食の情報などについて、口コミ的に書いています。

チャンギ国際空港では、搭乗ゲート前で2度目のセキュリティチェックがある。その列には優先レーンが無く、ビジネスクラスであっても列のショートカットが出来なかったので、少々がっかりした。

1列で並ばせているので、係員としても捌きようが無いのだろう。機体への搭乗口はビジネスとエコノミーが分けられていたので、そこからは快適に進むことが出来た。

この日のビジネスクラスシートは9割がた埋まっていた。シンガポール⇒北京便なので利用客が多いのだろう。時間帯としてもシンガポールで仕事を終えて、北京に帰るビジネスマンの利用に丁度良いのだろうと思われる。

シートは、2-2-2の6列、前回搭乗した時の記憶からすると、機体の内装が新しいような気がする。

搭乗すると温かいお絞りのサービスがあり、ウェルカムドリンクとなる。シャンパンもあるが、ここはソフトドリンクにしておいた。トマトジュースに何かをミックスしたドリンクの様である。

ロクシタンのアメニティをいただく事が出来るが、中身としては大したものは入っていない。搭乗記念としては嬉しい。

CAさんのサービスは、きめ細やかで思いやりがある。日系エアラインと全く遜色がない。寝ている時は、画面がまぶしくないように布を掛けてくれる。こちらの事を思ってサービスをしてくれていると感じる。

メニューはローファットを事前にオーダーしておいたのであるが、既にラウンジで食事をした後なので、お腹は空いていない。

食事の提供時期を、水平飛行に入って直ぐか、着陸前に提供するか、選択できるという事であったが、到着前に気流の悪いエリアを通過する予定なので、2時間前くらいの提供になるようだ。一応着陸前という事にして、もし寝ていたら起こさないで欲しいと伝えておいた。

せっかくの機会なので、ネタ的にも、機内食をいただいておきたいところであったが、多分、起きないで寝たままになる事を予感していた。

フルフラットにはなるが、シート横幅の余裕はない。少々窮屈ではあるが、寝てしまえば苦にはならず、快適に寝る事が出来る。

途中、予告通り、揺れの激しい時間帯があった。一度トイレに起きたが、まあまあ快適に寝る事が出来た。

北京国際空港は広いので、滑走路も長いのであるが、着陸時は結構急なブレーキングであった。

水の入ったペットボトルがカウンターから吹っ飛ぶところだったので、咄嗟に抑えた。クッキーなどは吹っ飛んでいった。

滑走路を半分も使わずに止まったようで、その途中から左にそれて、ターミナルの方向へ向かった。それでも空港が広い為、長い距離を移動している。

途中格納庫の横を通過したが、エアチャイナのあらゆる大きさの機体がずらりと並んでいた。中国のフラッグシップ航空会社として、規模の巨大さを感じる。機体の塗装デザインが地味なので、それをカッコイイものに変えたらイメージ変わって意外に人気が出るのではないだろうか。

ターミナルに着けてくれるのかと思っていたら、さんざん走った挙句、沖留めとなった。

バス移動の場合、ビジネスクラスであっても降機の際、ぼやぼやしているとエコノミークラスと一緒になり、バス内で立たされる危険がある。早めに手荷物を纏めて通路に並んだ。

北京にしては、日差しのある朝だった。いや、朝だから未だスモッグが少ないのだろうか。睡眠時間が少ないので、眩しさと気怠さを感じながら、場内を歩き、バスに乗り込んだ。

バスを降りると広い場内をひたすら歩く。transferのサインボードに従ってズンズン進む。ここで後れを取って集団に巻き込まれると、進まない長蛇の列にうんざりする事になる。

入国はしないので、外国人向けの指紋登録をする必要は無い。この日も何とか乗り換え口から、制限区域内迄スムーズに進むことが出来た。やはり、平日であれば北京国際空港の乗り換えは恐れることは無さそうである。

2回目の北京国際空港なので、前回とは違い手順も場所も把握できている。エアチャイナのファーストクラスラウンジにもすんなりとたどり着いた。前回は中二階に上がるエレベーターが見つけられず右往左往していたのだ。COSTA COFFEEのスタンドが目印で、その裏手にある。もしくはパンダなどの置物がある中華風の庭園も目印となる。その隣にCOSTA・COFFEEスタンドがある。

ラウンジに入場したら、直ぐにスリーピングエリアの空き確認をした。幸い未だ空きはあり、1つか2つかを確認されたので、妻と一緒に入ればよいと思い、1つだけ借りることにした。

メンテナンス係のおばさんが案内してくれて、鍵を開けてくれたのだが、入ってみると小さなシングルベッドが1台だけ置かれていた。とても2人で仮眠することは出来ない。おばさんに、もう一つ借りたいというと、フロントに言ってくれという。直ぐにフロントに取って返して、もう一つ借りたいと申し出た。

その時には、既に数人がフロントで手続きに並んでいたので、危ないところであった。スリーピングエリアは数に限りがあり、人気の為、直ぐに塞がってしまう様なのである。

スリーピングエリアからブッフェエリアまでは遠いのであるが、食事をここまで運んできて、中で食べている人もいる。

我々は、少し荷物を置いて、使用中であることをアピールしながら、ブッフェエリアに移動して朝食をいただいた。

サラダ類も少しあり、中華も洋食もある。お粥が美味しい。内容的にはANAラウンジなどより、ずっと充実している。

カプチーノは、セルフのマシーンなどではなく、バーカウンターで注文すると作ってくれる。

トイレには常に人が張り付いており、使用の度に掃除をしているので、清潔である。

軽く朝食をいただいた後、1時間ほど仮眠が出来たので、ラウンジを有効に使う事が出来た。

シンガポールから北京へ到着した際には、未だ成田行きの便の搭乗口は決まっていなかった。北京国際空港は広いので、搭乗の30分前までには、ゲートを確認してラウンジを出る準備だけはしておく必要がある。

今度はシャトルバス移動ではなく、ブリッジからの搭乗となったので助かった。それでも北京国際空港は広いので、早めにラウンジを出ることにした。ゲートに到着した時には、既に搭乗が始まっており、今回も定時の出発となった。エアチャイナで4回目のフライトであるが、どれも平日だったためか、一度も遅延無しである。

シンガポール便と比べると機体は古いタイプの様である。無駄に広い感じの造りだ。画面は遠くて見にくい。

機内食のローファット食は、まあまあであった。普通食のお肉も少しつまんでみたが、柔らかくて良かった。

成田行きの航路は日本海を渡り、能登半島の付け根を通過し、雪の掛かったアルプスを下に見ながら進むとあっという間に茨城沖の太平洋に出た。日本の狭さを感じる。利根川が眼下に見える銚子のあたりで旋回して、成田空港への着陸態勢に入った。

空港で預け入れ荷物を受け取って、税関を出ようとするとき、係員が犬を連れて寄ってきて、荷物の臭いをチェックされた。初めての経験だったので、新しく運用が始まったのかと思っていたのであるが、後日テレビでこの税関職員の仕事に密着する番組を見たところ、中国からの到着便だからという事が分かった。

やはり、客層は良くない様である。

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