ウィンダム・リゾートのタイムシェア説明会に参加する <ハワイの風に吹かれに行く>⑭

この記事は、ワイキキでウィンダム・リゾートのタイムシェア見学会に参加した時の感想・評価・コスパについて、口コミ的に書いています。

 

5日目、この日はウィンダムリゾートのタイムシェアの見学である。不動産好きの私にとっては、今やこの旅のメインイベント的な位置づけになっていた。朝8時の受付になるので、アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチリゾート内の専用カウンターに出向く。ここでパスポートを提示して受付のサインを済ませると、レストラン・ショア・バードに案内され、朝食ビュッフェのご招待となる。窓際では無かったが海が見渡せる気持ちの良い席で、丁度目の前に昨日サーフボードを借りたレンタルショップのブルーのパラソルが見える。レストランの床レベルが砂浜から少し高くなっているので丁度良い感じで海が見渡せる。今日も波は小さいが、ポップス・ポイントには数名のロングボーダーが既に入っていて朝日を浴びながら波の斜面を気持ち良さそうに滑っているのが遠く眺められる。
ウエイトレスは日系何世かの女性で、こちらがタイムシェア説明会のタダ飯客であるにも関わらず、感じ良く分け隔てなく扱ってくれた。
ビュッフェの料理は自分でお金を払った場合、16ドルなのでチップも入れると日本円では2,000円を超える事になる。チョット無いかなあと言う感じである。しかし、窓際の席が取れるなら眺望代込みと考えて「アリ」である。
我々は食事がゆっくりなので、多分他のタイムシェア説明会参加者は皆席を立って行ってしまったのだろう、周りを見渡すと欧米人グループしかいない。そろそろ切り上げないとマズイと思いチップを置いて店を出る。
タイムシェアの受付カウンターに戻って食事が終わった旨を告げると、暫くして担当の女性が現れた。オフィスがこのホテルの2階にあると言うので後をついて階段を登って行く。オフィスの様子は、海に面した窓が大きく開放的で明るい空間である。席に着くと担当の女性が飲み物を運んで来てくれる。
まずはアンケート用紙を見ながら軽い雑談をして、休暇の過ごし方とか家族の事とかお互いの話をする。こちらも先方の暮らしなどに興味があるので色々と聞いてみる。高校まで日本で過ごし、その後アメリカの大学を出て、日本の旅行会社に就職し、結婚で退職してハワイに来てからこの仕事に就いたそうである。自分の好きな場所で生活が出来るのは幸せだなと思う。
本来ならタイムシェアの仕組みの説明をするのだろうが、私は既に知っているので、早速物件を見せてもらう事にした。現在売出ししているのはワイキキでは2物件で、立地が良いのはレワーズ・ストリートの物件「ウィンダム・アット・ワイキキ・ビーチ・ウオーク」で、内装のグレードが高いのがアラワイ・ブールバード方面へ行った方の物件「ウィンダム・バケーション・リゾーツ・ロイヤル・ガーデン・アット・ワイキキ」だと言う。
海まで距離のある物件はウチにとっては選択肢の外になるので、レワーズ・ストリートの物件を内覧したいとお願いした。
この物件はホクラニの斜向かいになる。ホクラニより海に近いので立地は最高である。レワーズ・ストリートに面して2棟の建物からなっていて、1階部分にはいくつもの店舗が入っており、タイムシェアのエントランスは2階になる。チェックインカウンターはオープンスペースになっており、沢山の旅行客でごった返している。殆どが欧米人で日本人は見当たらない。その点は旅行気分が出て良いと思う。チェックインカウンターをスルーして部屋に向かうと共用廊下はホテル式の内廊下ではなく開放廊下であった。なるほどグレード重視では無い物件だなと思う。エレベーターに乗り込んで行き先ボタンを押すとガコンと弾んでから動き出した。アメリカ製のゴツイ年代物エレベーターの様だ。各戸のドアも古さを感じる。この日に内覧できるのは2ベッドタイプの部屋と言う事で、その中に入ると、それは古き良きアメリカンなお部屋であった。キッチン設備、洗濯機、乾燥機などはアメリカ製の大型のものが入っている。ただし、一時代前のもの達である。ソファもベッドもアメリカンサイズで大きいのだがチョット古い。バスルームは典型的な洋バスで浅くて横に長いタイプのものだ。
全体的なイメージとしては、東京の元麻布あたりにある築30年位経った外人向け高級賃貸マンションの様な感じである。担当者によると、この物件は10年前に大規模なリノベーションを行なったという事であるが、私にはそうは見えなかった。壁紙を全室張替えたという程度なのではないだろうか。参考までにもう一部屋見せて貰ったが、洗濯機や冷蔵庫などは先ほどの部屋とは別のメーカーの物が設置されていて色も違って先ほどの部屋は白で今度は黒だった。設備が壊れるとその都度交換する為、メーカーも色もチグハグになってしまっている様だ。

続きはこちら「ウィンダム・ワイキキお部屋の中」

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