聖ローレンス教会~セナド広場へ <マカオ・香港トリップ>⑪

お次のスポットは、聖ローレンス教会である。

坂道を歩いていると、ポツリポツリと雨粒が落ちてきた。さあ、先を急がなければならない。

傘をさそうか、迷うところであるが、歩道の一番建物寄りを歩いていれば、建物の軒が出ている部分が多いので、雨を避けることができる。

そうやって歩いているうちに、それらしきクリーム色の外壁の教会が見えてきた。

キリスト教に関しては、左程の興味も無いので建物前で記念写真を撮り、館内のステンドグラスなど、さっと見て、終了とする。

 

次は、聖ヨセフ修道院と聖堂である。

ここには、フランシスコ・ザビエルの遺骨の一部が安置されているとのことであったが、現地を訪れた時には、その事をすっかり忘れていた。

お決まりの写真を撮り、館内をさっと見て、終了である。

 

次は、ドン・ペドロ5世劇場である。

この3件は、近くに集まっているので、移動が楽だ。

ここは、オペラ劇場として使われていたとのことで、入り口を入るとボールルームのような空間があり、中国人観光客らしき男性が、一人で社交ダンスを踊っている。

陶酔の世界であるが、ダンス自体は左程上手いようには見えない。日本人的には、なかなか出来ることではないが、こんな場面では、やったもん勝ちである。

その奥には、劇場があり、往時がしのばれる。

ただ、この建物の内部は、異常にカビ臭く、中に入って1分が経過するころ、頭の中で危険を知らせるサイレンが鳴り始めた。

もう、限界であった。息を止めて、妻にも外に出るように、手を振って促し、速足で、外に出た。息が続くだけ建物から離れ、まずは、残っている息をフゥーッと吐き出し、鼻孔に付いたカビ臭を吐き出した。髪の毛、洋服をパタパタと払い、息を整えた。

この建物、もう少し管理を考えないと、寿命が縮まるのではないだろうか。まずは、換気扇を取り付けて、24時間回し続けるべきである。

もし、見学される方は、ご注意ください。

 

そろそろ、傘をささなければならない位の降り方になってきた。

次の聖オーガスチン教会は、外観だけ写真をとり、終了として、セナド広場に向かうことにした。

石貼りの歩道の坂道を降りていくと、広い通りに出た。その通りの向こう側がセナド広場のようである。この通りは、一つひとつの建物が大きく、街の中心という感じがする。

通りを渡ると、広場の人ごみの先に噴水が見えた。やはりここがセナド広場である。

噴水の前で記念写真を撮る。

 

この近くにまだ数件見るべきところがあるので、雨の中、傘の下でガイドブックを広げる。完全なお上りさんである。

民政総署は、今渡ってきた道路のお向かいである。振り向いて、記念写真を撮る。

 

仁慈堂大楼もすぐ脇にある。

 

次は、聖ドミニコ教会に向かったが、記念写真を忘れるほど急ぎ足になってくる。その前の、噴水オブジェはなぜか気に入り、数枚写真を撮った。

大堂(カテドラル)は、中に入って、少し雨宿りをしつつステンドグラスを眺めた。外には結婚式を終えたカップルと関係者の集団がいた。この雨、彼らには気の毒である。

そろそろ、妻の足が、疲労の限界に達しようとしていた。ここでカフェを探して休むか、最後の聖ポール天主堂跡まで歩くか迷ったが、もうひと踏ん張りで一気に行くことにした。

ところが、これが微妙な距離があり、道路には人があふれているので、難儀した。

妻の機嫌が悪くなったので、聖ポール大聖堂跡は、ファサードの前まで階段を登り、記念撮影をして終了とした。博物館と納骨堂は、また次に来る機会があればという事で、後年の楽しみにする。

天主堂の彫刻については事前に調べて暗記してきたので、現物の前でひとつひとつの意味を妻にレクチャーしてあげようと思っていたが、あまり機嫌がよろしくないので、切り上げてランチの店を探すことにした。