ザ・ベイフォレスト小田原、タイムシェア説明会に参加、買替のおすすめ

なぜ私に説明会へのお誘いがあったのか?

ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブから突然電話がかかってきて、新しくできた小田原のタイムシェア施設の説明会に参加しないかとお誘いがあった。

約90分の説明会に夫婦2人で参加すれば、平日ならヒルトン・オーナーズ・ポイントを30,000P、土日なら20,000Pをくれるとの事である。

ヒルトンホテル内のレストランで使えるお食事券10,000円も選択できるが、コスパ的にはヒルトン・オーナーズ・ポイント一択である。

趣旨としては、リセール市場で購入したグランド・ワイキキアンのタイムシェアの権利をHGVCが正規の価格で下取りするので、小田原のタイムシェア施設に買い替えをしませんかというお誘いである。

フックとしては非常に魅力的なお話だったので、平日の午後1時の会を早速予約した。

買替はお得なのか?

HGVCの小田原の施設は、前々から非常に気になっていた。

ヒルトンの日本で最初のタイムシェア施設であるし、立地的には箱根や伊豆方面への足掛かりになる。

なおかつ、ヒルトン小田原リゾート&スパの施設が使えるとなれば、その広大な施設内だけでも1日を楽しく過ごす事が出来るだろう。

以前にHGVCの年間ポイントを利用出来なかったときにRCIに交換するか小田原に宿泊するかを迷ったことがある。

その際は、小田原のポイント数があまりにも高くて、ハワイで7泊出来るものが3拍になってしまうことが分かり取りやめて、そのポイントをRCIに交換した。

実は、その検討をする少し前に体験宿泊の案内が届いており、2泊で39,600円という金額がインプットされてしまっていた事も予約をためらった理由である。

今回の説明会に関しては、現地を見るのではなく、単純に価格とポイントでお得になるので買替しませんかというお誘いである。

私の場合、ヒルトンタイムシェアを2口所有しており、1口は正規購入、1口はリセール市場で購入したものである。

今回、リセール市場で購入したものを買替すれば、ヒルトン小田原を正規で購入したこととして扱われ、2口のポイントを合計するとエリート・ステータスをゲットできる。

差額分だけで購入できるのであるから、ある意味コスパ最強だ。ステータス・ロンダリングというやつである。

少し前なら間違いなく飛びついていたのであるが、その後ヒルトンVISAゴールドカードを所有してから、私の中では当初憧れの念さえも抱いていたHGVCのエリート・ステータスの価値が相対的に下落してしまっていた。

享受できるメリットを考えるとHGVCのエリート・ステータスを得る為に多額の投資をするより、ヒルトンVISAゴールドカードの年会費を支払う事の方が圧倒的にコスパが良いのである。

優越感より、コスパが優先である。

ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブの施設の評価は?

今回の説明会で、現地を見せる事もなく販売しようという姿勢が感じられない事は若干不満であった。

説明会会場は、それなりの雰囲気づくりをしていたが、小田原の施設に特化したものではないので、モデルルーム的なものは無く、TV画面の映像を見る程度であった。

ヒルトンの実績を考えれば、施設については特に不安は無いが、新築物件ではなく中古のリノベーション物件なのだから、もう少しお手頃な価格設定にしても良いのではないかと思える。

プリンスバケーションクラブ三養荘と比較すると、価格と維持費を考えれば、お得である様に思える

ポイントを使って利用できる他の施設の選択肢の幅も考えれば、ヒルトンの方が良さそうである。

しかし、もう少しリッチな人であれば、部屋のグレード、面積、利用可能日数の多さなど単体で考えれば、プリンスの方が満足できるという事もあるだろう。

ベイフォレスト小田原は、ヒルトン小田原の施設が利用できるので、天然温泉・リラクゼーションスパ・パターゴルフ・25mスイミングプール・レジャープール・ジャクジー・フィットネスセンター・トレッキング用遊歩道・アリーナ(卓球・バドミントン)・ボウリング場・屋内外テニスコート・レストラン・バー・ラウンジが使えるのである。

やはり、体験宿泊プランが有効な時に一度宿泊してみるべきであった。

しかし、また近いうちに復活するのではないかと密かに希望を抱いている。

価格は妥当なのか?

取得できるポイント数、毎年の維持管理費を考えると、提示された購入価格は妥当であると思った。

しかも、リセール使用で購入したグランド・ワイキキアンのタイムシェア権利を正規価格に引き直して下取りしていただけるのであるから、ジャパネットたかた貼りにお得である。

私は、この手のお得情報に弱いのであるが、それによって年間の管理費額が増加することになる。

現在は、1ベッドタイプを2口所有しているところ、うち1口を2ベッドタイプにする計算になる。

実際に宿泊するのは2ベッドルームは必要ないので、1ベッドルームタイプをクラブ予約で宿泊数を増やして消化していけば良いのであるが、毎年そこまで本当に必要か?という疑問も残る。

必ず宿泊して消化していければ、お得であるが、利用出来ない場合は、翌年に廻すことになる。

現状で丁度満足しているので、保有ポイントを増やした場合、その見返りとなる管理費の負債を抱えることになってしまうのである。

価格・管理費の単価的には妥当であるが、私としてはグロス的にそこまで必要としていないので、えいやっ~とは踏み切れないのである。

やはり、国内にあるのだから、現地を一度見てみないとという事になる。

ヒルトンさんのこの販売方法は無理があるのではないだろうか?

毎年の管理費は妥当なのか?

管理費は、毎年得られるポイントで割ってみると単価的には妥当である。

ただ、私の場合は、そこまでのポイント数を必要としていないという事である。

このタイムシェア施設が、全て1ベッドルームプラス和室という実質2ベッドルームの設定というタイプであるから仕方がないのであるが、今後ヴィラスタイルの100ユニットの開発が始まるという事が既にweb上では発表されている。

説明会の担当者は、無論その様な情報には言及しなかった。

しかし、今後1ベッドルームタイプが出てくるのであれば、それを待って、そのポイント数と価格を確認してから購入判断をしたいと思う。

お得であったとしても無駄なものを買う必要は無いのだ。

毎年付与されるポイントは魅力あるのか?

毎年の管理費をポイント数で割った場合、単価的には納得できるのであるが、ヒルトン・タイムシェアの利用の仕方は、ポイントを利用したクラブ予約だけではない。

ホームウィーク予約をする事もないとは言えない。

本来は、ホームウィーク予約が余分な手数料がかからないので、一番コスパの良い予約方法なのである。

そう考えた場合、小田原をホームとして良いのだろうか?

私の場合は、やはりハワイが良い。

もしくは次に販売が予定されている瀬底島も良いと考えている。

ポイントだけで購入を決めるという方法はタイムシェアの買い方としては相応しくないと思う。

セールスの対応はどうだった?

今回は男性のセールス担当だった。

最初、簡単な世間話とリゾートの過ごし方などについてヒアリングされ、こちらとしては小田原の施設についての説明を聞きたかったのであるが、それについての話は殆どない。

先方は、私がリセールでいくら位で買ったのかを探りたいようであった。

話を聞いていくと、相続した人とか友人からタダで貰ったという人も少なく無い様だ。

原価がゼロであれば、それを正規の価格で下取りしてくれるとなれば、飛びつく人もいるのだろう。

彼の場合、その様な顧客に的を絞っている様に感じた。

私の場合、現在のポイント数で満足されているか、もっと増やしたいかを聞かれた際、「現在のポイントで満足している」と答えると、彼は「それなら買替の必要は無いですね」と言い、そこで説明会終了となった。

開始後わずか5分である。

こちらは、もう少し小田原の話を聞きたい気もしたのであるが、どちらにしても買うつもりは無いので、こんなに簡単に開放してくれて、ヒルトン・オーナーズ・ポイントを30,000Pも貰えるのであれば、超ラッキーである。

彼の場合、一所懸命セールスしても、前提条件がマッチしない顧客は買ってくれないと見切りを付けているのだろう。

電話で、勧誘して説明会に送り込む担当と、説明会の現場で実際に販売する担当とでは役割が違うので、送られてきた顧客全てに全力投球でセールスすると疲れてしまうのだと思う。

まとめ

説明会に参加して、特典をゲットするのを目的と考えれば、最高にコスパが良い。

何故なら5分で終るから。  

セールスマンもあきらめの境地で、あっさりしている。

買うつもりがあっても、このタイミングではない方が良いかも。

この様な下取りキャンペーンを行なうという事は、かなり販売に苦戦しているという事だ。

この先、急に売れ出すとも考えにくいので、さらなる実質値引きがありそうだ。

また、正規販売でこれだけ苦戦するという事は、リセールに出れば二束三文で購入できるチャンスがある。

ヒルトンが先買い特権を行使しない可能性が高いからである。

その際にポイント取得用として購入するのが良いのではないか?

ヴィラ・スタイルの物件の方が使い勝手が良いかも。

もしくは、沖縄の瀬底島を待つという手もある。

こちらの記事もどうぞ「タイムシェアを買って失敗する人」

こちらの記事もどうぞ「マリオット説明会」

コメント

タイトルとURLをコピーしました