6番札所「安楽寺」~11番札所「藤井寺」 <思い立って四国お遍路八十八ヶ所>⑧

2日目のスタートは、6番札所「安楽寺」からである。昨日の最後5番札所の地蔵寺の5km程先になるので道の感じは見覚えがある。駐車場はお寺のすぐ隣ではなく数十メートル手前にあるので注意が必要である。道路わきにある鐘楼門がチョット中国チックで特徴的である。境内に入ると池があり美しい庭園になっている。境内の「逆さ松」は弘法大師お手植えとのことなので樹齢は当然1200年以上となる。この日は曇り空であるが、未だたまにポツポツと雨が落ちてくる。傘を持つのは邪魔になるので、白衣の上にカッパを羽織って参拝する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第6番<温泉山 安楽寺 瑠璃光院> おんせんざん あんらくじ るりこういん
本尊:薬師如来
開基:弘法大師
真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
宗派:高野山真言宗

駐車場:境内北側50m(道沿い) 納経所:本堂横
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

7番札所「十楽寺」は、6番「安楽寺」から西方向へ1km強行ったところにある。広域農道沿いに立派な山門が見えてくるので直ぐに分かる。この山門もなぜか中国チックな感じがする。中に入ると境内は広く立派なお寺である。ご本尊の阿弥陀如来像は弘法大師の作という事である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第7番<光明山 十楽寺 蓮華院> こうみょうざん じゅうらくじ れんげいん
本尊:阿弥陀如来
開基:行基
真言:おん あみりた ていせい からうん
宗派:高野山真言宗

駐車場:境内仁王門手前(広域農道沿い) 納経所:本堂右手の宿坊棟
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

8番札所「熊谷寺」は、7番「十楽寺」から徳島自動車道に沿って県道139号線を4km程西に走り右手に折れて広域農道に入ると見えてくる。古めかしい大きな山門が由緒を感じさせる。境内の奥にある多宝塔が美しい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第8番<普明山 熊谷寺 真光院> ふみょうざん くまだにじ しんこういん
本尊:千手観音菩薩
開基:弘法大師
真言:おん ばさら たらまきりく
宗派:高野山真言宗

駐車場:納経所前 納経所:仁王門内
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

9番札所「法輪寺」は、8番「熊谷寺」から農道を約3.5km南へ下って行った場所にある。周りはのどかな田園が広がっている。今まで鐘を突く事をしていなかったが、突いて良いことを知って許可されているお寺では今後鐘を突く事にした。ここのご本尊の涅槃釈迦如来像は弘法大師の作と言われているが5年に一度開帳されるそうである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第9番<正覚山 法輪寺 菩提院> しょうかくざん ほうりんじ ぼだいいん
本尊:涅槃釈迦如来
開基:弘法大師
真言:のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
宗派:高野山真言宗

駐車場:仁王門の左手 納経所:本堂手前左手
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

10番札所「切幡寺」は、9番「法輪寺」から西方向へ約4km走った場所にある。駐車場は山門を入った先にある。一度車を停めて歩いて山門まで戻って礼をして、そこからまた歩きなおした。境内は山の上にあり、333段の階段を登って行かなければならない。森林浴をしながら急がずに登って行くのが良い。ご本尊の千手観音菩薩像は弘法大師の作との事である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第10番<得度山 切幡寺 灌頂院> とくどざん きりはたじ かんじょういん
本尊:千手観音菩薩
開基:弘法大師
真言:おん ばさら たらま きりく
宗派:高野山真言宗

駐車場:山門内 納経所:本堂手前下の左手
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

11番札所「藤井寺」は、10番「切幡寺」から南方向へ約11km下った場所にある。途中「吉野川」を渡る事になるので、橋の上からはその雄大な景色が眺められる。このお寺は山の谷筋の奥まった場所にあり、駐車場は民間駐車場で200円を支払う必要がある。新しく建てられた大師堂以外は古めかしい趣を感じるお寺である。弘法大師作のご本尊「薬師如来像」は四国最古の仏像との事である。境内の隅には「焼山寺みち」という石柱の案内があり、その先は山の中に続く古く朽ちかけた階段がある。歩きお遍路の場合はこの山道を通った方が近道だそうであるが、どう見ても「けもの道」にしか見えない。行程は約16kmで急こう配の山道となるので所要時間は約8時間との事である。私にはとても恐ろしくて歩く気にはならない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第11番<金剛山 藤井寺> こんごうざん ふじいでら
本尊:薬師如来
開基:弘法大師
真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
宗派:臨済宗妙心寺派

駐車場:境内手前(民間駐車場) 納経所:藤棚の先、手水舎との間
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

続きはこちら「12番札所・焼山寺」