マリオットバケーションクラブ日本説明会に参加

約1年前、ワイキキのロイヤルハワイアンセンターでマリオットバケーションズクラブの人にキャッチされ、コオリナビーチリゾートの見学会に参加した事があった。その際は、リゾートの環境のすばらしさに舞い上がる部分もあったが冷静に判断して、購入を見送った。

それ以来、マリオットのタイムシェアについてはすっかり忘れていたのであるが、先日自宅に電話があり、「日本での説明会に参加しませんか」というお誘いをいただいた。「90分の説明を聞いていただければ、2万円分のJCBの商品券を差し上げます」という殺し文句にやられて、暇つぶしにも丁度良いので、参加してきた。

説明会の会場は、何故かマリオットの系列ホテルではなく、ホテルニューオータニのガーデンコート内である。

4階のガンシップというレストランには良くランチを食べに行っていたのであるが、その上の階にマリオットが事務所を持っているとは気づかなかった。

ところが、現地に行ってみると常設の事務所ではなく、小さな宴会スペースを一時的に一定期間借りて営業している感じであった。

もちろん内装工事などは施してなく、がらんとした部屋に丸テーブルと椅子を数セット配置しただけである。隅っこにパーテーションがあり、スタッフさんはそこで休憩するか、部屋の外に出て廊下で休憩しているようである。

未だ日本でのタイムシェア販売については、マリオット本体として本腰を入れていない様で、試験的に販売を始めたところなのではないだろうか。

ここで販売数が伸びれば、常設事務所を設けるのだろう。それにしても販売員の方々には気の毒な環境である。ハワイでの販売は説明スタッフさんは個室を持ってゆったりと仕事が出来る恵まれた環境であるのに対して、こちらは何の道具も無く口先だけで顧客を口説かなければならないのである。

販売経費を掛けていない分、顧客に2万円を支払う経費を捻出しているのであれば、これは有難い事である。

少々の雑談の後、マリオットグループについての説明、タイムシェア商品についての説明、販売価格及び当日購入の場合の特典の説明と進んでいく。

この説明については、興味深く楽しく聞く事が出来た。

システムとしては、ヒルトンのタイムシェアより使い勝手が良いのであるが、不動産のタイムシェアではないので、登記はされない。永年の権利ではなく2056年で権利が消滅する残存期間38年の会員権である。

昨年、オアフ島での説明会に参加した時に販売していたものは、アメリカの法律に則って組成された商品なので、ポイント制ではあるが不動産の権利を持ち登記されるので、永年会員となるのであるが、今回日本で販売しているものはシンガポールの法律に則って組成された商品なのだそうだ。

かつてマリオットはコオリナビーチリゾートを1週間単位のタイムシェアで販売し、次にポイント制の不動産権利付き会員権を販売、そして今度は期限付きの会員権である。これらの権利が混在する中で、将来的にトラブルなく運営が出来るのであろうか。疑問に思ったが、そこを突っ込むと90分の枠を超える危険があるのでスルーした。

最後にクロージングで、当日購入の特典を提示されたが、割引率が思ったほどでは無かったので、心に響かなかった。

購入しない旨を伝えると、多少粘られたが、上司が登場するわけでもなく、穏やかに説明会が終了した。このあたりはマリオットグループは紳士的であると思う。

最後に商品券を渡され、サインをして受け取った。

他に2組の客がいたので、説明が始まる前は、プライバシーの問題が少々気になったが、客同士が背中を向けて座っており、数メートルの距離があるので、説明中に気になることは無かった。

我々が先に退席したので、他の2組が購入したのかどうかは分からないが、多分あの環境で契約を決断する人は非常に少ないのではないかと思われる。

営業の方々には気の毒であるが、立派な販売事務所が設置されるまで、心が折れない様に頑張ってもらいたい。