骨盤矯正とインナーマッスル強化

整体・接骨院の施術の仕方には、先生によって様々な理論と方法がある。一般的にはグイグイと筋肉が緊張している場所をほぐしていくものが多いが、首の後ろを軽く触るだけという方法もあったりする。

妻は首の後ろを触るだけという方法で、劇的な変化があり定期的にその整体治療院に通っていた時期があるのだが、その先生が高齢で引退してからは、それに代わるものが見つからなかった。

最近、妻が新たに見つけた接骨院では、骨盤矯正とインナーマッスルの強化をして姿勢を強制するという方法をとっており、良さそうなので試しに私にも一度施術を受けてみて感想を聞かせてほしいという事になった。

私の場合は、自分の姿勢に問題はないと思っていたので、興味があるのはインナーマッスルを強化する複合高周波の機械を試してみる事であった。

最初、軽くマッサージを行い、体を暖めるための電気治療をして、次に骨盤の傾きなど姿勢を計ってもらうことになった。

ポイントとなる関節部分にマーカーを貼り付け、横から写真を撮って見せてもらうと、骨盤が19度前傾しており、前に倒れた体を引き起こすために背中の筋肉を使って背骨がS字に後ろに倒れ、逆に今度は肩と顔が中心線より前に出ている。骨盤の正常な前傾角度は10度という事で、これが20度以上になるとヘルニアなどの危険性が高くなるそうである。

両足の踵を合わせて直立し、手のひらを上にしてお腹の前で手を組み、それを上から体重をかけて押されると、簡単に体が前に倒れてしまう。逆に手を背中側で組んでそれを上から押されると今度は簡単に後ろに倒れてしまう。それは骨盤が前傾しすぎている為に重心のセンターに乗れていないという事であるらしい。

このテストを施術後に行うと、どんなに押されても動かずしっかりと受け止められるようになったのである。

その施術とは、アメリカのドクターが開発した矯正ベッドの上に寝て、骨のズレを調整していくというものであった。最初はうつ伏せに寝て、調整する部位の周辺の一部が下から押されて持ち上げられ、次の瞬間パコンッと落ちるというもので、痛くも無く効いている感じもしない。それでも左右の足の長さがずれているのがすぐに治り、骨盤まわり、肩まわりを施術した後、仰向けでもそれを行い、5分程度で終了して、先ほどのテストを行うため、立ち上がってみると、立った感覚がまるで違うのである。

頭の中心から足の裏まで、線が通ったような感じで、重心が地面にめり込むような安定感があった。テストを行うとやはり体はビクともせず安定していた。

次にその状態をインナーマッスルで固めるため、複合高周波の施術を行った。お腹と背中に何枚かのシリコンパッドを貼って電気を通すという機械であるが、普通の整骨院で使われているものとはパワーが違い、お腹の深部に聞いてくる感じがした。目を瞑っていると、誰か人にお腹のマッサージをして貰っている様な気持ちの良い感じである。最初は、ほどほどの強さでやってもらっていたが、10分もすると慣れてくるので、耐えられそうな最大限まで強くしてもらった。要領がわかると数値を上げられるそうである。

強めで施術すると筋肉痛になるそうだが、自宅に帰って暫くすると、お尻のあたりが硬直して筋肉痛になりそうな感じがしている。今回施術したのはお腹周りで、パットもその部分にしか貼っていないので、もみほぐされていたのもお腹なのであるが、お尻にも余波が行っていたらしい。

今後、続けて通うかどうかは現在検討中である。