タジン鍋

野菜は生で食べた方が「酵素を摂る」という意味では効果があるという事を信じて今までそうしてきたが、別のリスクがある事を知った。韓国から輸入されたキムチに大腸菌やら寄生虫が付着しており健康被害が起きるという事件が頻発しているが、原因の一つとして白菜に付いていた虫やその卵が影響した様だ。
畑で取れる野菜にはどうしても寄生虫などの問題が付きまとう。酵素を摂る事より、生野菜を食べる事で命にかかわるリスクが増すのであれば、調理して食べた方が良い。そんな事もあって、サラダは温野菜に切り替えることにした。
最近テレビで盛んに宣伝している有名芸能人監修のタジン鍋が、電子レンジで簡単に温野菜も調理出来るのでヒットしているとの事なので、買ってみようかと考えた。野菜だけでなく、肉や魚なども当然調理出来る。
ネットで購入しようと、その商品説明を読んでいたが、材質がプラスチックなのが気になった。加熱調理するのにプラスチック製だとホルモン成分など悪い成分が出てくるのではないかと心配される。
「タジン鍋」で他にも検索してみると、陶器製、ガラス製など色々載っている。
ネット上の写真では決めかねるので、実物も見てみたいと思いいくつか店を回ったが、タジン鍋は最近売れていないのだろうか意外にも置いていない。仕方がないので、ネットで大きさだけ確認して良さそうなものを発注してみた。
底が波打っているものか、もしく受け皿が付いていて、脂が流れ落ちるものが欲しかったのであるが、陶器製のものではその形状のものが見つからなかった。
蓋がガラス製のものの方が調理中に中身が見えるので良いと思いそれを選んでみた。
その後、到着して暫く使っているが中々良い感じである。今のところ温野菜だけに使っているが、電子レンジでもガスコンロでも、上手く調理出来る。
陶器部分から発せられる遠赤外線効果があるのだろうか、野菜がより美味しくなる印象だ。

皿も蓋も汚れが付きにくいので、洗いも楽ちんである。
形の問題で収納が少々厄介であるが、トータル的に非常に良い買い物であった。割らない様に大事に使っていこうと思う。