ダイヤモンドヘッド登山! <ハワイの風に吹かれに行く>⑩

滞在3日目は、ダイヤモンドヘッド登山である。これだけは今回の旅行で事前に予定していたものである。ワイキキトロリーのグリーンラインが登山口まで行くので、この7日間チケットを利用する。本来なら乗車する際のチケット確認時に日付け部分に毎日チェックを入れるべきであるが、こちらは適当なのでスルーの場合もある。3日乗ってチェックされたのは1日分だけである。正味7日間の滞在するので7日フリーパスを購入したのだが、全く乗らない日もあるかもしれないので、この調子なら4日フリーパスで良かったかもしれない。
登山口に到着して、ゲートで入場料2人分の2ドルを支払う。
お手洗いは途中には無いのでここで済ませておく。水分補給のミネラルウォーターは持参しているが、忘れた場合はここでも買える。
我々は山を登ると言う事でスニーカーを履いて来たが、欧米人観光客はサンダル履きでスタスタと登って行く人もいる。ランニングウェアを着ている人がいたのだが、その人は入口看板前で腕時計のスイッチを押して走り出したのでトレイルランニングをする様だ。色んな人が居て、自分の好きな様に登ればいいと言う事である。
最初は緩やかなハイキングコースという感じであるが、中腹を過ぎると結構な勾配になってくる。幅が狭い急階段では所々前が詰まって渋滞が起きている。途中いくつかの眺望ポイントがあり写真を撮ったりしながらノンビリ進んで行く。海側も陸側も景色が良いので飽きないし苦痛を感じない登山であった。頂上の展望台まで来るとさすがに汗がじっとりして風に吹かれると気持ちが良い。 ワイキキ方面を見ると海と街とのコントラストが美しくて絵になる景色である。ココヘッド側も綺麗に見渡せるし、頑張って登った甲斐はある。やはり一度は来てみて良かった。しかし、こういった施設が軍によって作られたものであるとは複雑な思いがする。平和な国に平和な時代に生まれた事に感謝しなくてはならない。
帰り道の下りを急ぐと足に来るので、ゆっくりと下山する。登山口のトイレまで辿り着くと男性用は使えたが、女性用が清掃中で使えない状態になっていた。何人もの女性が外で待っている。日本なら清掃中でも使わせるのが普通であるが、こちらは完全に締め出してしまう様だ。少し待ってみたが、いつになるのか分からないのでバスに乗った方が良いと妻が言う。グリーンラインが来れば10分位でカハラモールに行けるだろうと言う事で先に進む事にした。こんな事もあるのでダイヤモンドヘッド登山をする場合には、お手洗いが近い人は携帯トイレを持参した方が良いかもしれません。
グリーンラインはダイヤモンドヘッド登山口を経由してカハラモール迄行って折り返す。帰り道は直接ワイキキ方面には戻れないので急ぐ場合はタクシーを使うか、歩いてトンネルを通ってカルデラの外に出てザ・バスに乗った方が良い。我々は急がないのでカハラモールに寄る事にした。ここに来る目的はホールフーズマーケットである。アラモアナフードランドも良かったが、我家のお気に入りはこちらである。この日はスーパーの中のビュッフェ方式のお弁当ボックスを買って自分の好きなものを選んで詰めて、外のテーブルで頂いた。少しだけ買い物をして次のバスに乗ってワイキキに戻る。

続きはこちら「ウォルフ・ギャング・ステーキハウス」

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