SFC修行2019 札幌市内観光

この記事は、札幌市内を弾丸ツアー的に1日で観光した際の感想・評価・コスパについて、口コミ的に書いています。

札幌市内の観光は、当初レンタカーで回るつもりでいたのだが、メインとなるスポットはANAクラウンホテルから歩いて行ける場所にあるので、運動不足解消の為、歩くことにした。

この日は天気にも恵まれている。

まずは札幌時計台に向かった。

ホテルから10分たらずで到着した。平日なので観光客はまばらである。中も空いてそうなので、入場券を買って見学した。木造の建物であるが、途中修復はあるにしても当時の建物がこの厳しい気候の中でそのまま残っているのは貴重である。

1階で資料に見入っているとボランティアの人が声を掛けてくれ、非常に丁寧に説明をしてくれた。やはり観光地ではガイドさんの説明を聞くとより一層理解が深まる。

時計台を後にして歩き出すと、ビルの間からテレビ塔が見えてきた。仮設の建物かと見間違えるほど簡素な造りである。

大通公園は、時計台のワンブロック先である。名古屋の栄の久屋大通公園を思わせる。

噴水の周りのベンチには、お昼休み中と思われるサラリーマンの方々が、休憩している。この季節においては都会のオアシスの様な空間である。

札幌の街は、厳しい冬に備える為か、地下空間が発達している。赤レンガ庁舎(北海道庁旧本庁舎)までは地下道を歩いてみた。

地下道の両脇には、店舗が連なっている事を想像していたのであるが、お店は地下道に隣接するビルの地下にあるだけで、この地下道の用途は通路という事であるらしい。空間的に広いので、イベントスペース的に利用されている場所もあった。

札幌の消費需要を考えると、無理に店舗を沢山作って、空きが出るより、この方が良いのだろうと思う。

赤れんが庁舎は、10/1から補修工事の為、約2年間閉鎖されるという事であった。ラッキーにもギリギリのタイミングで見学する事が出来た。

100年以上前に建てられたものが、立派に残っている事が驚きである。1960年代まで庁舎として実際に使われていたという事であるが、その時代においては、小さすぎで古すぎたのだろうと思う。

壊して建て替えるとか、庭園部分に増築するとか、変な考えを起こさずにそのまま残したことは非常に良い決断だったと思う。これからもメンテして保存していってほしい。

北大ポプラ並木

赤れんが庁舎を出ても、未だお腹が空かないので北大まで歩くことにした。ポプラ並木だけ見て帰ろうと考えたのである。

北大の南門までは、JRの線路をくぐって北口側に歩けば、直ぐに到着するのであるが、北大の校内が予想以上に広いのでピックりした。

ポプラ並木は、校内の北西側の割と奥まったところにあるので、歩けども中々たどり着かない。

途中校内をすれ違う北大の学生さんは殆どが自転車で移動している。それもママチャリなどではなく、ロードバイク的なものが大半だ。校内が広いのでそれが無いとやっていけないのだろう。

ポプラ並木に到着すると、ここに来ている観光客もやはり中国人であった。観光用の案内板には、平成16年に北海道に上陸した台風により校内の樹木1900本が被害を受けたと書かれていた。

温暖化により、沖縄だけでなく北海道まで勢力を保った台風が到達する時代になったのだと痛感する。つい先日台風15号が関東に大きな被害をもたらしただけに温暖化という現実が身に迫ってきているのを感じてしまう。

ポプラ並木を見学した後、北大南門まで戻って来たときには足が棒になってしまったので、暫くベンチで休んだ。その時にガイドブックを開いたのであるが、それをうっかりベンチに置き忘れてきてしまった。

ついこの前、金沢の兼六園でやった事と同じことをまたやってしまった。しかし、前回はそのガイドブックは出てこなかったが、北大ではその後守衛室に届けられていた。しかし、我々が、札幌を離れてしまってから届けられたのが判明したので、受け取ることが出来なかった。

もう必要は無くなってしまったのであるが、一応返信用封筒を守衛室に郵便で送って、自宅宛てに送ってもらう様に依頼した。

ランチは札幌駅の駅ビル「ステラプレイス」6Fにある銀鱗で食べた。札幌に来て初めての海鮮である。私は海老かに丼を食べたのであるが、甘海老がいつもスーパーで買って食べているものとは全く違い、超絶美味かった。肉厚でコクのある味だった。

札幌ドーム

その後、一旦ホテルに戻り、車でクラーク博士像のある羊ヶ丘展望台に向かうことにした。閉園時間前には到着する見込みで出発したのであるが、丁度夕方の交通ラッシュにあたり、この日は札幌ドームで野球の試合もあったので、道路は大渋滞であった。

田中賢介選手の引退試合だったので尚更の人出だったようだ。地下鉄の駅から出てくる人の群れが普通では無かったので、これは通勤客ではないとは思ったが、札幌ドームに向かっているとは知らず、訳の分からないまま渋滞の後ろに付いていたのである。

札幌ドームの手前の交差点を右折して、やっと渋滞を抜けた時は5:45であった。

そこから羊ヶ丘公園までは直ぐだったが、駐車場の方向に左折すると、入口から警備員が出てきて「本日は、もう終了なんです」とのひと言。

確かにもう日が沈んであたりは暗くなり始めている。気持ちを切り替えて、藻岩山に向かうことにした。

エレベーターを待つ列

藻岩山と言えば札幌の夜景なので、この時間帯は混み合ってくる。エレベーターを待つ列に並んで、やっと3台目のエレベーターに乗ることが出来た。

藻岩山のエレベーターは、中腹駅までがロープに吊られた普通のロープウェイ、中腹駅から山頂駅までが2両編成のケーブルカーである。

もう既に外は真っ暗なので、エレベーターが登り始めた瞬間に札幌市街の美しい夜景が見えてきた。最初の段階でも充分綺麗であったが、登るほど光の海が広がり益々美しくなっていく。

山頂の展望台で、写真を撮りまくり、暫し夜景を眺めてから下りのロープウェイに乗り込んだ。下りは、もうお腹一杯になっているので、窓から夜景を見ようといいう人も少ない。静かなまま下界に降りてきた。

ホテルに戻り、夕食はこの日も外に出ることにした。お昼に海鮮を食べたので、肉を食べたいという事になったが、私がヒレしか食べられないので、いきなりステーキに行くことにした。

札幌駅南側の雑居ビルで、カラオケ屋が入ったビルの2階にあった。昨日の大戸屋程混み合ってはいないが、そこそこの客が入っていた。

続きはこちら「積丹半島~小樽」

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