SFC修行2019 積丹半島~小樽

島武意海岸

この記事は、ANAクラウンプラザホテル札幌をチェックアウトして、積丹半島へレンタカーのドライブで観光した際の感想・評価・コスパについて、口コミ的に書いています。

次の日の朝、朝食を摂る為レストランMEMに降りていくと、入り口前に行列が出来ていた。昨日より少し出遅れたのと土曜日の朝なので宿泊客が多いのかもしれない。最後尾に並んで座っていると係りの人が人数確認にやって来た。2名であることを伝えると、前に並んでいる10人位の人達を飛ばして「丁度2名様の席がございますので先にご案内いたします」という事で直ぐに通してくれた。
前日座った席の隣の落ち着いたスペースで朝食を摂ることが出来た。

MEM

チェックイン時に勧められてIHGの会員登録はしたが、未だ何のステイタスも無いので優遇されるはずは無いのであるが、ラッキーであった。ANAクラウンプラザホテルに対しての印象はこの件でも良くなった。

丁度このころ、強い台風である18号が沖縄に向かって進んでおり、我々が沖縄に飛ぶ時に最接近する予報が出ていた。これ以降、北海道旅行中はずっと台風情報を気にしながらの旅行となった。

千歳空港から沖縄への直行便ではなく、関空で乗り継ぎして沖縄へ行くという便を予約しているので、関空までは問題なく行けると思う。その先が、飛んだはいいが、着陸できずに引き返すとか言う事になると最悪である。

関空で足止めを食らった場合のホテルの補償はANAからは出ないと分かっているので、その際のホテルも確保しておかなければならないと考え始めていた。

関空内にはファーストキャビンとホテル日航がある。価格差は3,000円位なので日航の方が良さそうな気がした。この先数日間、予約を入れようかどうするかで、台風進路を睨みながら気を揉んでいた。

前日の夜、藻岩山からホテルに戻ってきて、地下2階の駐車場に停めようとしたところ、バックする時に柱に気が付かずぶつけてしまった。コンクリートの柱ではなく、ブリキで覆われた円柱の柱だったので、速度が遅かったこともありバンパーのへこみは無く柱の損傷も無かった。バンパーに黄色の塗料が少し付いた程度なのでウェットティッシュで擦って落とした。

B2の駐車場の空きが、その1台分しかないのでバックで入れたのであるが、良く見るとバイク用だった。B2は諦めてB3に降りると駐車スペースはガラガラであった。

この日の朝、明るいところでぶつけたバンパーを確認してみたが、全く傷は無かったので、ニコニコレンタカーには申告しなくても問題無さそうである。

11時にチェックアウトして、小樽を目指した。小樽に到着する時間次第であるが、ホテルのチェックイン時間より早く到着する様であれば、小樽をスルーして積丹半島まで行ってみようと考えていた。

札樽自動車道に乗るべく高速のインターに向けて札幌市内を北上していたのであるが、札幌は道路が広いわりに車がスムーズに流れていない事に気が付いた。

片道3車線あっても左折・右折の車で両サイドが詰まり、真ん中だけしか直進の車が流れないので、直ぐに渋滞を起こす。せめて右折車用に交差点では右折レーンを1本増やすべきである。

また道の途中で右折で横断する車が多いので、そこでも渋滞する。主要道路は右折での横断禁止とした方が良いと思う。

そのおかげで、インターまで市内を抜けるのにずいぶん時間がかかった。

札樽自動車道に入ってからは順調であった。札幌の市街地は予想外に北西方向の山の際迄続いており、その住宅地を眺めながら札幌は意外に懐が深い都市なのだと感心しながらドライブしていると日本海が見えてきた。

途中、山で住宅地が途切れるものと思っていたが、札幌から小樽までは町が繋がっていたようである。

順調に小樽まで到達したので、一気に足を伸ばして積丹半島の突端の島武意海岸を目指すことにした。

一般道も空いているので飛ばしていける。途中、余市の道の駅で休憩した。道の駅にある宇宙記念館はなんてことないが、お隣の消防署がなかなか凝った建物であった。

積丹半島に入ると人家は少なくなり、熊が出て来そうな道を走ることになる。この先が意外と長かった。

島武意海岸の駐車場に到着すると、そこから海岸は見えず、目の前の小高い山を越えた向こうが海岸であるらしかった。そちらの方向へ歩いていくと「熊出没注意」という看板がある。人がいない時間帯には来ない方が良い場所のようだ。


山を越えるには、山道を歩く事も出来るが、殆どの人は歩行者専用のトンネルをくぐって海岸に向かう。人がやっとすれ違えるくらいの大きさのトンネルで、電灯も無いので向こうからやってくる人とぶつからないように注意して歩かなければならない。


トンネルを抜けた先には真っ青な海と空が広がり、崖の上から真下を見下ろすと、岩場の浅瀬の海水は奇跡の様に澄んだ美しい色であった。

波打ち際まで降りていくルートはあるのだが、急な階段を右に左に折れながら数十メートル降りていかなければならない。

昨日15,000歩を歩いて疲れたので、この日は降りるのをやめておいた。

お腹が空いたが、小樽まで戻っていると時間がかかるので、観光地の食堂はどうかと思ったが、駐車場脇にあるお食事処「鱗晃」で食べることにした。

近隣で食事が出来る店もない事から、店内は満席だった。9割が外国人観光客である。

全く期待せずに頼んだ食事であるが、ここの甘えびは札幌で食べたものとは種類が違うようだが、非常に美味しかった。もちろんウニも美味い。大満足であった。

積丹半島を一周して戻る時間は無いので、来た道を小樽まで戻った。

続きはこちら「小樽アンワインドホテル」

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