ウィンダム・アット・ワイキキ・ビーチ・ウオークのお部屋の中は? <ハワイの風に吹かれに行く>⑮

この記事は、ワイキキでウィンダム・リゾートのタイムシェア見学会に参加した時の感想・評価・コスパと資産価値・利用価値について、口コミ的に書いています。

 

毎年の管理費が安いのは、こう言う理由かと合点がいった。この運営方法はある意味理にかなっていて、バケーション費用を抑えたいユーザーにとって親切である。

また、ウインダムとヒルトンのシステム上の一番の違いは、ヒルトンは1ベッド・2ベッド・3ベッド等の部屋タイプを決めて権利を購入し、その価格によって保有ポイントが割り当てられるという方式であるが、ウインダムの場合は、購入時の部屋の区別は無くポイントの権利を購入するという考え方である。従ってウインダム・タイムシェア購入後はどんなタイプの部屋を予約するかも自由であるし、1泊からの予約も可能という事で柔軟性が高い。
ウィンダム・リゾートはタイムシェアの全米トップブランドであるので、顧客層が幅広い。その為、幅広い層の顧客に対応出来る物件を用意しているのだろう。それと比べてヒルトンのタイムシェアは高級志向で対抗していると言う印象である。
キャッチのおばさんが教えてくれた「ウィンダム・アット・ワイキキ・ビーチ・ウオークには、ウォシュレットが設置されて無い」と言う断わり理由以外にも断る理由は幾らでもあった。

内覧中の部屋の窓からホクラニが見えるので、自分の泊まっている部屋はどのあたりだろうかと眺めていると、担当者が「やっぱりヒルトンさんの方が内装が良いですよね~?」と声を掛けてきた。ホクラニの建物は中古のビルをヒルトンが買収してタイムシェアにコンバージョンしたものであると聞いていたので、その話に水を向けると「元はウインダムのグループ会社が持っていたビルだったようです」という情報を教えてくれた。「何故ウインダムは自分でタイムシェア物件にしなかったんですかね?」と聞いてみたが、その担当者では分からないという事であった。高く売れるのであれば、グループの垣根は関係なく売却先を選んだという事なのだろう。
一応、内覧の後、オフィスに戻って説明があると言うので、また先程の場所に戻る。その途中で担当の方が、印象を訪ねてくるので正直に話した。
「では、アラワイブールバードの方の物件もご覧になってみますか?」と言われたが、「そちらは遠いので興味がありません」とお断りした。どうせ買わないのにあまりに時間を取らせては気の毒である。
担当者もこの人は契約しないなと理解した様だ。
一応先程の席に座らせられて待っていると担当者が若い男性マネージャーを連れて戻って来た。
挨拶の後、軽く雑談をして、その後クロージングを掛けられる。ダメだと分かっているのだろうが、結構押しが強い。アメリカ式のセールスマニュアルなのだろうが、ハートが強く無いと務まらない商売だと思う。二、三度断ると諦めてくれた。「ヒルトンさんの物件はグレード高いですからね~。我々もあちらと対抗して販売するのは大変なんですよ~」と彼らも契約を取るのは苦労している様だ。しかし、お隣の席に座っているアメリカ人夫婦は、雰囲気からすると契約に進んでいる様だった。日本人よりアメリカ人の方が馴染む物件なのだろう。
契約しないと決まれば、あっさりしたもので、担当者に出口のカウンターまで案内され、「ここで商品券をお受け取り下さい。有難うございました」という一言で彼女は去って行った。直ぐに気持ちを切り替えて次の仕事に向かわなければならないという感じが後ろ姿に漂っていた。
なんだかんだで説明の為に2時間位拘束される。この時間が勿体無いと考えるか、朝食と商品券が貰えて不動産見学が出来るのでお得と考えるかは、その人次第だと思う。私は楽しめた方だが、最後のクロージングをかわすのだけは煩わしいなぁと思う。次にまた説明会に参加するかと問われれば当分は参加しないと答えるだろう。

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