リロバケーションズ軽井沢の体験宿泊②(お食事編)

食事は午後6時に部屋に運ばれて来た。フロントスタッフさんが、箱膳と焼物の固体燃料がセットされた陶器をダイニングテーブルの上にセットしてくれた。食べ終わったら9時までにお膳を回収したいとの事であった。スタッフさんが下がってから、蓋を開けて内容を確認すると普通の弁当屋の幕の内弁当であった。これでは足りないと思い、弁当に手を付ける前に食材の買い出しにスーパーのツルヤに走った。 車で3分ののところに御代田店があるのは便利である。結局、肉、野菜、果物、豆腐、納豆、海苔、醤油、レトルトご飯、ヨーグルトなどなど翌朝の食事の分まで含めて一式購入した。戻ってきて、幕の内弁当に手を付けてみたが、あまり食が進まず、焼き物に火を入れて野菜だけ完食した。その後、自宅にいるかのように一から料理を作って夕飯をいただいた。ダイニングテーブルが広いので、器をどんどん出して並べられるので、食事も後片付けも非常に楽であった。ここで自炊して滞在するのは中々快適である。体験宿泊に提供していただける夕食は、無いものと思って外に食べに行くか、食材を買い込んできて自分で作るかのどちらかで考えていた方が良い。

しかし、朝食については、意外に美味しい。朝8時に部屋に届けられるのであるが、未だ下階のフロントが空いていないので、仕出し業者が直接部屋のインターホンをピンポンする。昨日の夕食と同じ業者であるはずだが、朝食の方が美味しい。内容がシンプルだから良いのかもしれない。これで充分ではあったが、昨晩材料を買い込んでおいたので、やはり一通りサラダ、卵料理、パン、シリアル、ヨーグルト、果物など捨てるわけにもいかずガッツリ朝食をいただいた。チェックアウトは10時なので、その後は結構あわただしい。建物1階にある温泉には行かずじまいになってしまった。露天風呂もあるという事だったので、昨晩行っておくべきだった。ちなみに温泉は源泉から引き込みではなく、運んで来ているものだそうだ。

この物件で少々気になったのは、部屋のバルコニーに出て下を覗くと丁度露天風呂の庭部分が見える位置になる。裸の人が見えるわけではないが、下から話声と音が響いてくるので、ふと下を覗いてしまう。すると白いビニールの庇が目隠し用に掛けられているのだ。これが美しくないのでリゾート感が削がれてしまう。この物件についてはこの様な細かいガッカリする部分が随所にある。

元々、一般企業の保養施設を買い取って、改修したうえでリゾート施設にして運営をしているという事なので、共用部分が無いなどの致命的な短所はある。しかし、工夫とセンスで改善できるポイントは沢山ありそうだ。

また商品説明の最後に体験会参加中だけの特典として、実質大幅値引きとなる3つの限定特典を供された。一瞬グラッと来るくらいのインパクトであるが、これは最初からそれが本来の価格であるのだと思った方が良い。冷静に考えれば、どの販売会でも同じようなことが行われている。セールスの常套手段なのだ。

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