SFC修行2019シンガポール2回目

NH803

この記事は、SFC修行において、成田⇒シンガポールのANA便プレミアムエコノミークラスでフライトした際の感想・評価・コスパについて、ラウンジ・機内食などの情報も合わせて口コミ的に書いています。

ホテルの予約に関しては、前回のシンガポール修行で利用したコンラッドが快適だったので、2度目もコンラッドを予約しようと考えていた。前回旅行時にオーチャードにあるヒルトン・シンガポールも次の宿泊候補地として下見に行ったのであるが、建物が古い感じがして今一つという印象を持っていた。

ところが、予約する段階で、他の旅行者のブログなどをチェックしてみると悪い評価は殆ど見当たらない。スタッフの対応が良くて、皆さん宿泊に満足しているようであった。3泊するとコンラッドとの宿泊料の差額が2万円になるので、微妙な数字であるが、その時は「違うホテルを経験した方が良い」という考えが勝り、ヒルトン・シンガポールをWEBから予約した。

WEB予約の際に、到着時にエアコンをOFFにして貰う事と、毛布を1枚追加してほしいという件をリクエストに記入したが、通っているかどうかは返信が無いので確信が持てない状況であった。

出発前日の夜、ホテル到着時にエアコンをオフにしてもらう件で、確実に出来たのかどうかで妻と一悶着あった。

出発日の朝、ホテルまで国際電話をかけたのであるが、自動音声で要件別に番号を選択するアナウンスの英語が聞き取りにくい。

その後、担当に回って、コールしていても長く待たされた。電話に出た男性の担当者は、ホスピタリティが無く事務的であった。ヒルトンオーナーズ番号、予約番号、メールアドレスまで聞かれて、その後ようやく本題に入り要件を伝えた。電話の向こう側でパソコン入力しているようだが、その間無言である。大変お待たせしておりますとでも言えばいいのであるが、本当にちゃんとルームサービスの担当者に伝える手続きがされているのか不安のまま終了した。

通話料金は30秒あたり95円なので、途中で切れてかけ直したり、待たされたり、多分5,000円くらいかかっている。これで要件が通じていなかったら何の意味もない。今度はホテル直接ではなく、ヒルトンオーナーズのコールセンターに電話しよう。そこならば、彼よりは受け答えの態度が良くて、英語が聞き取りやすくて、仕事がしっかりしている専門員がいるような気がする。

成田空港には、午後1時過ぎに到着した。ANAカウンターはガラガラで、自動チェックイン機で手続きしてからバゲージドロップのカウンターに行ったが他の客は1組だけで、待ち時間は無しである。

暇そうなゴールドトラック入口

未だANA平会員の為、プレミアムエコノミークラス利用の場合は、ゴールドトラックが利用出来ないが、この時間は普通窓口も空いていて問題無かった。出国審査場は混んでいたが行列していたのは外国人窓口だけで、日本人窓口はガラガラであった。

自動チェックインを済ませてパスポートの検証印を窓口でもらった。万が一、保険を申請する必要が生じた場合にこれが無いと無効らしい。

ゲートは28Dと言う事で、沖どめでシャトルバス移動となる様だ。この日はにわか雨がたまに来るが、出発の時間帯は雨降りでなくて助かった。

UNITED CLUB

ANAラウンジは二ヶ所とも非常に遠いので、念のため近くにあるユナイテッドラウンジに寄ってみたが、やはり今回のチケットではANAラウンジしか利用出来ない様である。ANA平会員なので仕方がない。

S46番は遠いのでS34番のANAラウンジに向かった。こちらも第5サテライトなので随分歩かされる。

吹き抜けスペースにあるエスカレーターで4階に上がると正面にANAラウンジがある。フロントに向かって右手がスイートラウンジ、左手がANAラウンジである。

ここは前回行ったS46番のラウンジより随分広い。全面ガラス張りで視界も開けていて見晴らしが良い。ANAの飛行機が目の前に見られる特等席だ。ラウンジ内は空いているが、窓際のカウンターだけは埋まっている。皆が荷物を隣の椅子に置くので、満席では無いのだが、2人並んで座れる席がない。

ソファ席はいくらでも空いていたが、最初に食事をしたいので、カウンター席で空きがないかグルグルと巡回した。すると丁度空きが出た。ここも割と客の回転が速いようである。

ラウンジの料理や飲み物など、前回利用したS46ラウンジと同じである。炭水化物系が中心であり、たんぱく質系が無い。ヌードルバーで山菜そばを2ついただいた。器が小さいので2つ食べても1人分と変わらない量である。

その後、飛行機を眺めながら過ごしていると、もう搭乗時刻が迫って来た。空港にはかなり余裕をもって早めに来たつもりでも、意外に早く時間が過ぎてしまう。

28D搭乗口までは、10分程度歩かねばならないので、余裕をもってラウンジを出た。

搭乗開始(シャトルバス)

定刻通り搭乗が始まったが、例によって順番として、サポートを必要とする人、ダイヤモンドメンバー、ビジネスクラス・SFC会員などから搭乗していく。プレミアムエコノミークラスには優先搭乗の権利は全くない。

今回の席はプレミアムエコノミークラスの最前列を予約しているので、こうなれば急いで搭乗しても意味が無い。最後のバスで搭乗するべく、人がはけるのを待った。

機内に乗り込むと、こちらのチケットの席番号を確認せずに、顔を見るなり、プレエコ席のA・C席に誘導してくれた。既に他の席が埋まっているからだと思うのだが、こういうマニュアル的でない対応があると、ホスピタリティを感じて嬉しいものである。

定刻にドアは閉まったのだが、例によって空港混雑により、なかなか飛び立たない。40分程遅れての離陸となる。これから離陸となる際に後続の飛行機が数珠つなぎになっているのが窓から見える。本当に成田空港は何とかしなければならないと思う。

プレミアムエコノミークラスのシートの配列は、2-3-2の3列であった。ビジネスクラスとの境の壁までは足を伸ばしても届かない十分な距離と広さがある。もともと昼間のフライトで寝るつもりはないので、ビジネスクラスではなくプレミアムエコノミークラスでも十分快適であった。

食事に関しては、事前にWEBでローファットミールを注文しておいたのであるが、なかなか良い味であった。夜食は、ローファットとして野菜サンドが出たが、ANAラウンジに置いてあるサンドイッチより良い内容で量も充分あり、これも良かった。一般の食事は、単なるパン1個だったので、逆にローファットの方が内容が良かった。

一般食の選択

機内のwifiのつながりが悪いので、仕方なく映画を見て過ごした。結局夢中になって3本の映画を観てしまい、全く寝ることは無かったので少々疲れてしまった。

チャンギエアポートに到着した。夜中なので空港内も空いており、イミグレも待ち時間無しで通過する事が出来、預け入れ荷物もプライオリティタグのおかげで真っ先に出てきたので、すべて順調だと思っていた。

大混雑のタクシー乗り場

ところが、最後にタクシー乗り場に大混雑が待っていた。列が何重にもトグロを巻いているおぞましい光景である。前回のシンガポール旅行は早朝着で、着後にラウンジで時間を過ごしたこともあり、たまたまタクシー乗り場が空いている時間帯だったのかもしれない。

途中係員が何事かを叫び、それに呼応して列の中から手を挙げて出ていく人がいるのだが、係員が叫んでいる英語が聞き取れない。雰囲気からすると相乗りを募る為、目的地を叫んでいる様に思えるのだが、聞き取れる単語は無かった。少なくともヒルトンホテルという言葉は発せられなかったように思う。

自分たちの番になって、係員からキャッシュで支払うかを尋ねられた。クレジットカードと答えると、向こう側で待っているベンツのタクシーを案内された。クレジットカード利用は割増しになるという事は聞いていたが、今回は現金を温存しておこうと考えた。前回旅行のシンガポールドルの残りが200ドル強あるので、新規に両替をせずに、それで済まそうと考えている。

一応、セディナカードを作って持参してきたので、足りなくなった場合だけキャッシングするつもりでいる。為替手数料を考えると、このカードでキャッシングして短期で返済する方法が一番お得であるとの事だ。

夜中にもかかわらず、タクシーは女性運転手であった。シンガポールは治安が良いから女性が夜中でも働けるのだろう。チャンギエアポートからヒルトン・シンガポールまでは約30分、25ドル程度の料金で到着した。

前回一度下見をしているので、車寄せに到着すると何だか懐かしい感じがする。

ヒルトン・シンガポール

フロントでチェックイン手続きをする際、アップグレード出来たか確認してみると、エグゼクティブルームにアップグレードされていた。

前日にウェブチェックインをする際には選択できる部屋が16階止まりだったので、今回はエグゼクティブルームにアップグレードは難しいかとも思っていた。一応、16階の表通りとは反対側の静かであろう部屋を予約しておいた。

前日時点でエグゼクティブルームにアップグレードされるケースは、今までに沖縄のヒルトン北谷で一度だけあったが、普通に考えれば、ホテル側の営業戦略としてなかなか難しいはずである。

続きはこちら「ヒルトン・シンガポール」

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