
この記事は、東横イン名古屋丸の内に宿泊した際の料金・感想・評価・コスパなどについて、口コミ的に書いています。
4月中旬の土曜日に名古屋で1泊する必要があったので、ネットでホテルを検索した。ヒルトン名古屋は、34,000円台となっており、1日ずれると14,000円台という大きな差があったので、何だか損な気がして予約する気にならず、9,000円台で予約できる東横イン名古屋丸の内に予約を入れた。
ちなみにアパホテルは20,000円台だった。アパはアルゴリズムもしくは各店の店長の権限に委ねられた変動制値付けによる強気設定なので、部屋の内容と価格を比べると、もう宿泊する気がしない。
東横インは、前日までのキャンセルならキャンセル料は発生しないので、とりあえず押えておき、他のホテルの価格変動をチェックしていた。
本命はヒルトン名古屋で、その土曜日で24,000円台という価格が出た時があったのだが、躊躇した。
仮にエグゼクティブルームにアップグレードされても、エグゼクティブラウンジを利用するタイミングがなさそうだし、翌朝の朝食もゆっくり摂っている時間が無さそうなスケジュールだからである。
どうせなら、時間的にゆったり過ごせるときに24,000円を支払いたい。寝るだけの為に支払うのとでは、満足度が違う。せめて、18,000円台になれば、予約ボタンを押そうと思っていた。
ところが、予定日まで1ヶ月を切る頃から、逆に価格が上がり始め、4万円台が日常になり、遂には5万円台にまで上昇してしまった。
この日は、結婚式か大きな会議などのイベントが入っていて、関連の宿泊が多いのかと予想された。こうなると諦めるしかない。
それでも価格がどの様な動きをするのかと、たまにチェックしていくと、1週間前の段階で、3万円台まで落ちていた。
もちろん同じグレードの部屋では無いのだろうが、予約するタイミングによって、大きく価格が変動する事が良く分かった。
結局、他のホテルに乗り換えることなく東横イン名古屋丸の内に宿泊した。
価格的にこの土曜日で9,000円台は非常に安い。立地は名古屋の中心部であるし、無料の朝食もついている。ただし、部屋は狭かった。ギリギリ宿泊できる大きさである。これより1㎡でも狭かったらスーツケースを広げる事も出来ないだろう。
部屋の中の注意書きには、大きな荷物は、ベッドの下をご利用くださいと書かれていた。ベッドの下を覗いてみるとスーツケースなどをしまい込むには丁度良いスペースであった。面倒であるが、この辺りを割り切って考えれば、お得で快適なビジネスホテルである。
東横インに宿泊したのは、福岡県久留米志の東横インが初めてで、そこで会員カードを作成するのを勧められ、作った事がキッカケとなっている。何でもないカードであるが、それがリピートのきっかけになるのだから、各企業がやたらとカードを作りたがるわけである。消費者としてはそれに縛られないように注意しなければならない。
久留米の東横インのツインルームは、シングルルームを繋げて広くしたような設計であるが、広さだけは無駄に広かった。それに比べると同じホテル系列のツインでも全く違う。風呂の広さも全く違った。
立地を比較すると久留米市と名古屋市で価格が同レベルというのは奇妙である。これがビジネスホテルの良いところであるが、もう少し変動させても良い気がする。かと言ってアパホテルほど変動されると困るが。
この価格差を考慮してホテルを選択していくのが賢い消費者だと思っている。
東横インの朝食は、無料でいただけるのが有難いのであるが、もし有料だったら絶対に食べないレベルである。
それでも、名古屋の東横インには、レタスのサラダがあったので嬉しい。久留米では野菜類が貧弱であった。逆に名古屋にはタマゴが無かった。
朝早い時間は、激込みで戦争状態であるが、少しずらして8時くらいに1階の朝食会場に降りると空いていた。ビジネスホテルに泊まる人達は朝が早くて忙しいのである。
ランチは、徳川園に隣接する「宝善亭」で懐石料理いただいた。懐石料理というう事で期待していたのであるが、完全個室ではなく、壁の上部が素通しでが抜けているので、大部屋の宴会の話声・笑い声・拍手などがうるさくて興ざめした。
また、味付けも全体的に濃すぎて、口に合わなかった。茶碗蒸しなどは上に餡がかかっており、醤油の分量を間違えたのではないかと思えるほど味が濃くて殆ど手を付けずに残した。
唯一薄味だったのが、ハマグリのお吸い物であるが、これは逆に出汁が足りない位であった。
接客も良いとは言えないし、多分、もう来ることは無いだろう。
前日の夜に行った「木曽路」の方が数倍美味しいし、接客も良かった。
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