ロックパイルでサーフィン <何もしないハワイ旅行>㉒

この記事は、ハワイのサーフショップのクオリティ・サーフでのボードレンタル、サーフポイントのロックパイルでのサーフィンについての感想、評価、コスパなどついて、口コミ的に書いています。

10日目、この日は午前中にアラモアナボウルズでサーフィンした。妻は一人でプールサイドかラグーンで日光浴をするという。その間、1時間位でサクッと切り上げて来ようと考えた。前日と同じルートでパドルアウトすると、ウネリは前日より力がない。この日はロングボードのスクールのグループが入っていてアラモアナボウルズのポイントは混み合っていた。左手を見るとロックパイルでは良い波がブレイクしておりローカルのロングボーダーが気持ちよさそうにロングライドを決めている。アラモアナボウルズ側で待っていても良い波が入って来ないので、シャローなリーフを覚悟で恐る恐るロックパイル方面にパドルで移動してみた。注意深くボトムを確認しながら進んで行くとやはり所々サンゴのテーブルがあり水深が浅い様である。ウネリが入って掘れた時にはヤバそうな感じである。この日はカレントが右へ流れるのでパドルしながらポジションをキープするが、どうしてもローカルに遠慮がちになるので中々波を掴むことが出来ない。ようやく自分の所に大きめのグーフィーセットが入って来たのでテイクオフする。水がクリーンなので走って行くとボトムのサンゴ様子がハッキリと目に飛び込んでくる。綺麗ではあるが、水深が浅いのが分かるので恐ろしくもある。そこそこロングライドが出来たので、プルアウトしてからもう一度ピークに戻ろうと気持ち良くパドルバックしているとアウトから大きめのセットが入って来た。運悪く丁度サンゴのテーブルの上をパドルしていたので目の前でいきなり掘れ上がってきた。ドルフィンで潜るとサンゴに当たるので板を水平に保ったままパドル速度を上げて波のボトムに板を突き刺して行く。ひっくり返されて巻かれるかと思ったが何とかやり過ごす事が出来た。ボードが波の力で後ろに戻された時にフィンがサンゴにカツンと当たったがボードが当たった感覚は無い。誰もその波に乗っていなかったので良かったが、誰かが乗っていて左側の崩れた後のスープ側に避けなければならなかったとするとサンゴのテーブルの上でグチャグチャに巻かれていたかもしれない。すると同じ様に次のセットが入って来た。祈る様な気持ちで同じ様にして波のボトムに突っ込む。今度も同様フィンがサンゴにカツンと当たった。少々心配になってサンゴから外れた場所に移動してボードをひっくり返してチェックすると右側のサイドフィンが無かった。FCS2なので衝撃があると抜けてしまう様だ。フィンボックスにダメージは無かったのが不幸中の幸いである。やはり、このポイントはロータイド時に入るべきではない。ハイタイドであってもサンゴのテーブルの位置は把握してパドルアウトの時には迂回しないとセットが入って来た時には非常に危険である。もう上がろうかと思ったが、グーフィー方向に向かって乗るなら右側のサイドフィンが無くても影響は少ないだろうと思い、アラモアナボウルズ側に移動して暫くサーフィンした。 クオリティサーフにボードを返却するとフィンを1枚ロストしても3枚分の補償金を取られる。その為2日間のレンタルボード代よりこの補償金のほうが高くついてしまった。応対してくれたのは若い男性のスタッフであるが、クレジットカードで精算をしている時、私が浮かない顔をしていたのを見て、先輩男性のスタッフが声を掛けてくれた。フィンをロストした事を伝えると、なるほどと笑って頷いて肩を叩かれ、奥からグアバジュースを出してきてご馳走してくれた。優しいスタッフである。最後の精算で少々ほろ苦い思いをしたが、クオリティ・サーフはワイキキ周辺では一番良いレンタルショップだと思う。もちろん販売もスクールもやっている。

続きはこちら「ヒルトン~ホノルル国際空港」

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