関西国際空港訪問は５年ぶりである。過去訪問した際は空港から南海電鉄の特急ラピートで移動したが、今回は関空でレンタカーを借りることになっている。まずは空港内の町家小路でランチをした。ついでにラウンジもチェックしておいた。
カードラウンジ比叡はフロア面積としては狭いのであるが、カードラウンジにしてはドリンクの品揃えが良い方である。出発時だけでなく、到着時でも利用できるのは助かる。
関空のレンタカー店舗はエアロプラザの１階にかたまっている。今回は日産レンタカーで予約をしている。カウンターに行くと、隣り合っているどの店舗も外国からの観光客ばかりである。しかも予約無しで来て窓口で交渉している人もいる。旅慣れているのか、時間の浪費を気にしないのか、昔風の旅の仕方だなあと感じる。日産レンタカーの担当者は出発前の車の傷チェックを入念にやってくれた。今までレンタカーを借りた中で一番丁寧で安心感があった。その担当者独自または店舗特有の対応なのか、会社全体のマニュアルでそうしているのか、後者であれば、今後も日産レンタカーを使いたいと思う。
先ずはナビをセットして、この日の目的地である法隆寺に向けて出発した。出発して直ぐにスマホのバッテリーが切れそうになった事に気づいたので、セッティングする為にサービスエリアに入って車を停めた。すると妻が、先程のランチのボリュームがなかったので小腹が空いたと言い出し、レストランフロアに上がることになった。
セルフサービスの店だけだったので、オヤツ的にうどんを食べたのであるが、関東のうどんと違い、薄味なので我々には食べやすかった。
予定外の寄り道をしたため、法隆寺到着は４時過ぎになった。関空から法隆寺インターチェンジまでは渋滞もなかったので寄り道が無ければ５０分で到着可能である。やはり東京から自分の車を運転して来るより、飛行機とレンタカーを使うのが正解であると改めて認識した。
法隆寺門前の駐車場はどこもガラガラで料金は１日あたり５００円である。法隆寺の受付窓口までは２００m程歩くことになるが、受付窓口は4：３０で締まり、館内は５時で閉館になるので急いでくださいと駐車場のオジさんに言われた。また駆け足の拝観になってしまうが仕方がない。受付窓口で入場料を支払い、気が急いているので、五重塔はどこですか？と早く回りたいと言う思いから聞いてしまった。恥ずかしい事に窓口を右手に進んだ目の前にそびえ立っていたのにである。
妻が言うには歩いて来るときに中門の先に屋根が見えていたそうである。私は工事中のために幕を張られた中門しか目に入らず、受付からもっと左手奥に歩かなければならないイメージを持っていたのである。
時計を見ると拝観可能時間は残り約４０分である。平日の夕方の為、他の拝観客は2-3組しかいない。かえって良い時間帯であったのかもしれない。
五重塔、大講堂、金堂、大宝蔵院、夢殿まで自分達のペースで拝観する事が出来て、丁度５時で終了となった。
法隆寺の手前に和食のさとがあったので、ここで夕飯を食べて、少し高速の法隆寺インター側に戻ったところにあるスーパーに立ち寄り買物が出来れば時間の無駄がないと思ったのであるが、案の定、妻は未だ食べられないということで却下となった。
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