JALグローバルクラブの制度変更の詳細発表を目前に、年半ばにしてJGC修行開始を決意

ANAのSFC修行の後、その翌年か翌々年にJALのJGC修行をする予定でCLUB-Aカードを発行して、さあそろそろ旅程を検討しようかという所でパンデミックとなりJGC修行は取りやめとなっていた。

そのうちに修行熱も冷めて、JGCは未だいいやと思っていたのであるが、2024年から制度が変更になるという事で、どうやら改悪となる可能性が高そうだという雰囲気が漂ってきた。

JALの上級会員が増えすぎてラウンジが混雑しているとか、ある特定の国内線では利用者の殆どが上級会員であるという書き込みを目にする。

そうなれば企業としては、制度改革を迫られるわけであるが、消費者にとって改悪の方向へ進む事は間違いないだろう。

改定の方法は、JGC入会資格のハードルを上げるのか、JGCの特典を減らすのか、その両方かもしれないが、例えJGCの特典が改悪されたとしても入会のハードルを上げられてしまったら元も子もないので、制度改定前に修行して入会しておかなければと思ったのである。

意味なく飛行機に乗る事を極端に嫌う妻を説得する為、極力疲労の少ないフライトで、極力少ない回数でのJGC解脱を模索した。

そうなれば、コスパと快適度を兼ね備えた海外発券のビジネスクラスという事になる。

最初は、王道であるシンガポール発やクアラルンプール発を考えていたのであるが、以前より航空運賃が高くなっており現在は余り修行向きではない。

シドニー・メルボルンなどのオーストラリア発券もマイルは稼げるのであるが、諸税等が嵩むのでFOP単価が２０円を超えてしまい今一つである。

そこで、最初はあまり気が進まなかったのであるが、デリー発券を選択する事となった。

単純にJGC修行の為の旅行となると、旅行としての回数が増えるので、未だコロナ感染を警戒する為、旅行頻度を増やしたくない妻を説得する為、この修業とは別にハワイ行きの旅行でANAの特典航空券で予約していたものをキャンセルして、JALの有償航空券で行くことにした。

それにデリー発券のニューヨーク行きのビジネスクラスを絡めることにしたのである。

デリー発券ビジネスクラスのメイン航空券のルートは次の通りである。

デリー　⇒　羽田　（ストップオーバー）

羽田　⇒　ニューヨーク　（ストップオーバー）

ニューヨーク　⇒　ホノルル　（ストップオーバー）

ホノルル　⇒　成田　（ストップオーバー）

羽田　⇒　デリー　（ストップオーバー）

この旅程の最初と最後に羽田発のデリー往復プレエコを足したものが全旅程となる。

ストップオーバーを連発して、連続して飛行機に乗る事を避けて、修行感を極力なくしているので、妻の不満も少ないだろう。

途中、ニューヨーク発ホノルル行きはワンワールドメンバーのアメリカン航空を利用する事になるが、直行便が無い為、ロスアンゼルス乗継便となる。

ニューヨーク⇒ロスアンゼルスは、一応、AAのビジネスクラスであるが、ロスアンゼルス⇒ホノルルがエコノミークラスしか取れなかったこともあり、この路線が唯一の不安要素である。

また、この区間の予約クラスの都合もあり、JGC修行解脱に数千ポイント足りないので、全旅程が完了した後、別途国内便で、沖縄か北海道を往復して解脱完了という事を目論んでいる。

最後の国内旅行は、FOP計算の間違いがあるといけないので、メイン旅程のうち、ニューヨーク⇒ホノルルの旅程が完了してFOPが積算された段階で、行き先を決めて予約しようと考えている。

予想としては、全行程でFOP単価が２０円程度となるはずである。

単価的には不甲斐ないものであるが、妻の同意を得るため体の負担の少ない旅程を組まざるを得ないので最大限の譲歩の結果である。

予約・発券を終えてから、失敗したと思った事は、JALプラチナカードを作成しておけば良かった事である。

JGC達成後もJAL便やワンワールド便をメインに考えていないので、マイルを貯めようという考えがなく、マイルはどうでも良いからとにかくFOP50,000（実際には45,000）を最低ラインで到達させる事だけを考えていた。

夫婦2人分で200万円近い航空券決裁をする事になるので、プラチナカードの割に年会費が安くてマイル加算率が高いJALプラチナカードを先に発行しておくべきだった。

旅行保険についても、これまでの旅行はANAカード等で間に合っていたのであるが、JAL便となると話は違い、CLUBーAカードだけでは同伴者分がカバーできない。

そこで慌てて年会費無料で海外旅行保険が無料となるエポス、エキサイトの両カードを夫婦共々申込した。

また、傷害保険等は各カードの補償額が合算できるとの事なので、楽天プレミアム、JQエポスゴールドも夫婦で発行した。

また、妻のJAL CLUBーAカードも家族会員であったが、本会員への変更も行った。

直前になってバタバタの準備となってしまったのであるが、トータルで大きな出費となるので、もう少し前から事前準備をしておくべきだったと反省している。