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深夜にシェラトン・サイゴン・ホテル&タワーズにチェックイン
タンソンニャット国際空港でgrabを拾うのに手間取って1時間もロスしてしまった為、ホテル到着が夜中の12時となりました。
シェラトン・サイゴン・ホテル&タワーズでは、こんな時間でもドアマンがスタンバイしておられスーツケースを運んでくれるので恐縮します。
フロントには、一応プリントアウトして持参したJAL国際線ダイナミックパッケージの旅程表を提示して確認して貰いました。
朝食に関しての説明のあと、レイトチェックアウトがPM9時まで可能という説明を受けましたので耳を疑い、思わず聞き返してしまいました。
普段なら、大変嬉しい特典ですが、残念ながら今回の旅程は、AM8時発の飛行機の為、朝5時にチェックアウトをしなければなりません。
つまり、2日目の朝食はいただく事が出来ない旅程なのです。
念のため、朝5時にフロントデスクは開いていますかと確認しましたところ大丈夫という事でした。
このホテルの滞在で一番嬉しかったのは、私達は何もリクエストをしていないにもかかわらず、チェックアウト日の朝食をとれない私たちの為にチェックアウトの際にずっしりとした朝食のテイクアウトBOXを用意して下さった事です。
ホテルマンの気配りというのは素晴らしいと思いました。
チェックインが終了し、預かってくれていたスーツケースを振り返って見ると未だベルボーイのデスク脇にありました。
夜遅いので、後で届けて貰うより直ぐに欲しいと思い、受け取って自分で運ぼうかとそちらに向かって歩き始めると、ベルボーイがそれに気づいてスーツケースを運んで来て部屋まで案内して下さいました。
今回の予約は、JALダイナミックパッケージ経由であった事から事前にホテル側に直接連絡するメール案内などはありませんでした。
従って、チェックイン前の部屋のエアコンOFFのお願いをしておりませんでしたので、宿泊する部屋はギンギンに冷えておりました。
23°C設定なので、普通の人であれば丁度良いのかもしれませんが、私達にとっては冷えすぎです。
直ぐにエアコンをOFFにしましたが、窓が開かないので中々室温が上がりませんでした。
部屋にバルコニーはあるのですが、窓のレバーに鍵が掛けられており、バルコニーに出る事は出来ません。窓掃除などメンテナンス用のバルコニーのようです。
エアコンはOFFにしても、全館空調で冷気がダクト内を循環している為なのか、滞在期間中部屋が暖まる事は無く、常に外より涼しい状態でした。
バスタブにお湯を張って部屋を暖めようとも試みたのですが、お湯の温度がMAXでも39度くらいにしかならず、尚且つバスタブの栓が緩いようで溜めたお湯は暫くすると全て抜けてしまうので効果がありませんでした。
部屋のタイプと金額
予約した部屋は、スーペリアデラックスルームのツインタイプです。
マリオットの公式HPで見た時は、最下位にゲストルームというものがあったので、多分それよりワンランク上の部屋タイプなのだろうと思います。
内装は明るく華やかで、設備も申し分ありませんでした。
シャワーは独立したブースになっており、レインシャワーとハンドシャワーがあり、外へ水が漏れて床が濡れることもありませんでした。
バスタブもあり、水回りは非常に効率的で快適でした。
エクストラ・ブランケットをリクエストしましたが、羽毛布団を持ってきてくださったので、涼しめの室温に対して寝心地が良かったです。
918号室はドンコイ通りに面した部屋ですが、対面のビルは古い低層ビルなので、眺望の圧迫感はありませんが、見晴らしが良いという部屋ではありません。
窓から見下ろすと近隣の古いビルの汚い屋上が見えるので、アジア感があります。
高層階であれば、サイゴン川が見渡せる素晴らしい眺望になるのかと思いますが、弾丸旅行の修行者にとっては部屋の中がこれだけ良ければ十分であり眺望までは欲張りません。
仮にマリオット・ホテルの公式HPからの直接予約であれば、この内容で1泊35,000円となりますが納得できる金額です。
今回のJAL海外ダイナミックパッケージの2泊3日ツアーは1人当たり100,000円と激安でしたが、仮にJALの航空券を同じ条件で直接予約すると往復75,000円なので、このホテルの2泊3日の料金は1人当たり25,000円となります。
つまり1泊(2名)あたり25,000円という事になります。
このパッケージでは、JAL側がシェラトンに客を送りこんでいる事になりますので、シェラトン・ホテルの宿泊料は1泊当たり25,000円という事になり、JAL側の手数料を勘案すれば、シェラトン側はさらに低い金額で客室を売っている事になるのだろうと思います。
ホテルの会員ステイタス
消費者側からすれば、ホテル会員になる事で様々な特典を受けられるメリットはありますが、お得感で言えばパッケージツアーの激安度合いには及ばない様な気がしました。
ヒルトンホテルのステイタスに続いてマリオットのステイタス取得も検討しておりますが、自分の旅行頻度を考えれば、あちこちステイタスを取得して分散するより、ホテルステイタスはどちらか1つに絞った方が良いような気がして来ました。
そうなると、ホテルのネットワークとしては圧倒的にマリオットなので、今後ヒルトンのステイタス維持をやめてマリオットに乗り換えるかどうかが悩みどころです。
両ステイタスには一長一短があり、私の場合はホテルの宿泊修行はしたくないので、クレカ決済でのステイタス取得となりますが、ヒルトンの場合は、ダイヤモンドステイタスを取得できるのに対し、マリオットの場合はプラチナステイタス止まりであり、その上のステイタスがいくつもある事がネックとなります。
プラチナであってもラウンジアクセス権があるので、それでも充分なのですが、部屋のアップグレードなどの特典は降りてこない気がします。
結論としては、マリオットのステイタスを取得する前にあれこれ悩んでも仕方が無いので、とりあえず両方を取得してから、使い勝手を比較してその維持について考えれば良いのかと思います。
シェラトン・サイゴンの朝食
到着日は寝るのが2時過ぎとなってしまいましたが、寝苦しい程の音ではありませんが、夜中も地下鉄工事と思われる重機の音がホテルの室内迄響いてきておりました。
時差を考慮すれば夜中4時まで起きていた事になりますので、翌朝はゆっくり目に起きて、朝食会場へ降りたのは9時頃となりました。
朝食は1階フロア(日本式で言えば2階)のサイゴン・カフェとなりますが、朝食営業時間は6時から10時迄となっております。
多分、既にピークを過ぎたと思われる時間帯だったので、テーブルは空いていました。
このホテルは、エレベーターの数は多いものの、いつも待たされ、また乗り込むと先に誰かが乗っている事が多いので、客室の稼働率は高いのかと思われます。
サイゴン・カフェは、明るく華やかな内装で、スタッフの数が多いので、常にビュッフェ台もテーブルもきちんと整理されており、居心地の良い空間でした。
料理はどれも美味しいですが、フォー・ボー(牛肉の麵料理)が絶品でした。
かつて、ハノイで食べたフォー・ボーの味が忘れられずにいましたが、やっとここで再会できた気がして2杯いただきました。
妻は、ハワイのベトナム料理店で食べたフォーが激マズだったので、フォーに良い印象を持っておりませんでしたが、このフォー・ボーを食べて見直したようです。
バイン・ミーは、左程でもありませんでした。
レストラン内に日本人グループは1組いましたが、その他のアジア人グループは韓国の方々が多かったように思います。
ホーチミン市内散策
この日は1日観光に当てられるのですが、朝のスタートが遅かったので、grabで出かけるのは取り止めて予定を縮小し、徒歩で近隣を散策するだけにしました。
ホーチミンの中心部は、シェラトンがあるドンコイ通りと、レロイ通り・ハムギー通りで囲まれる三角地帯との事なので、この通りを一周しつつ、ベンタン市場を見学して最後にショッピングセンター内でランチをするつもりで出かけました。
ところが、シェラトンを出てドンコイ通りを歩いてサイゴン川まで出たところで、妻が「暑いから、もう散歩はいい。早くショッピングセンターで涼みたい。」と言い始めました。
この時期のホーチミンは雨期にあたり、google天気予報では雨の予報でしたが、実際には雨は降らず日差しが強くて気温も上昇しておりました。
しかし、風があるので、今年の日本よりは過ごしやすい気がしました。
結局、その三角形地帯を一周すると時間がかかりますので、もと来た道を戻りショッピングセンターへ向かう事に予定を変更しました。
サイゴン川沿いの大通りであるトンドゥックタン通りとドンコイ通りの交差点角の一等地には歴史的建物であるホテル・マジェスティック・サイゴンが鎮座しています。
フランス統治時代の1925年に建てられた由緒あるホテルなので、建物として絵になりますし、客室からの眺望も良さそうなのでホーチミンを味わうならここに泊った方が価値はありそうです。
JAL海外ダイナミックパッケージでもシェラトンと同価格で宿泊できるという事でリストアップされておりましたが、給排水管や空調などの設備がどうなのか様子が分からなかった事と、朝食レストランの評価があまり高く無かったので止めておきました。
トンドゥックタン通りは片側3車線あり交通量が多いので、サイゴン川の公園側まで渡るのに苦労します。
横断歩道を渡ったのですが、中央分離帯まで来たところで身動きが取れなくなり、そこから向こう側に中々渡れませんでした。
私達をみて止まってくれる車はあるのですが、その向こう側の車線の車やバイクはお構いなしに高速で走り抜けるので、その先の一歩が踏み出せません。
折角止まってくれた車のドライバーさんに「やはり先に行って下さい。」と手を振って合図をして何度かやり過ごす事になりました。
実は、ホテル・マジェスティックの北側100mくらいの場所にもうひとつ横断歩道があり、それはサイゴン川の川岸のレストラン前に行くためのものの様です。
その横断歩道には歩行者用の押しボタン信号があるので、そこから渡るのが正解だったようです。
帰りはそこから渡ったので、幾分安全でした。
ホーチミンでは歩行者が青信号で渡っていても、特にバイク軍団は平気で突っ込んでくるので、周りを見ながら横断する必要があります。
一旦、シェラトンまで戻ってそれを通り越し、左に曲がりベンタン市場方面を目指すと左手にショッピングセンターがあります。
ここでランチをするつもりでいたのですが、未だお腹が空かないので、スタバでお茶をして休憩しました。
その後、ホテルへ戻る途中、イベントが開かれていて、ホーチミン市内の多数の高級ホテルのレストランが屋台を出店しており、美味しそうでしたが、なにせ炎天下なので、食中毒になっては大変なのでスルーしました。
ホテル周辺をうろついて、ランチの店を探してみましたが、これはという店が無く、結局また別のスタバでパニーニをテイクアウトしてホテルの部屋で食べました。
マックがあるので、テイクアウトしてホテルで食べようかとも思いましたが、メニューが少なすぎて美味しそうなものが無いので止めました。
ベトナム・レストランでの夕食
部屋で休憩しつつ、夕食のレストランをどうしようかとスマホで検索しておりましたが、シェラトンの斜め向かいにあるベトナム・レストランがgoogle map上で評価が4.3となっており、口コミの内容も良さそうなので行ってみる事にしました。
1人当たりの平均予算は6,000円で、ホーチミン市内の水準としては高級店になるようです。
朝食会場でもあるシェラトン1階のサイゴン・カフェも当初は夕食レストランの候補として考えており、他に無ければここで食べるつもりでしたが、夜のメニューはアラカルトでは無く海鮮ビュッフェで1人10,000円という事でした。
お腹が空いていればビュッフェも良いのですが、この日は殆ど運動をしておらず、食事の間隔も近いのでビュッフェはどうもという感じでパスしました。
ベトナム・レストランは、シェラトンからドンコイ通りを挟んだ斜め前にありますが、ビルのワンフロアにテナントで入っているレストランかと想像していたのですが、行ってみると一棟まるごとレストランとして使用しておりました。
しかも、入口にはドアマンがいてドアを開けて迎え入れてくれます。
客層としては観光客より、接待のビジネスマンの方が多いように感じました。
私達は予約なしで行きましたので、1階のフロアで食事をしましたが、店内には古式ゆかしい感じのエレベーターがあり、ビジネスマングループなどは、そのエレベーターで上階に行きました。
多分、個室などがあるのかと思います。
店内の内装はクラシカルで照明の具合も非常に良いです。
スタッフの数も多いので、サービスが行き届いております。
料理はどれも絶品でした。一皿のボリュームもあります。
オーダーの際、文字のメニューを見てもイマイチ料理の想像がつかないので、写真のメニューが無いかと聞きましたところ、タブレットを持ってきてくださいましたので、その写真で料理の内容が良く分かり安心して注文出来ました。
ただ、タブレットに写真が掲載されているのは、全メニューの中の一部でしたので、できれば観光客向けに全メニューの写真を掲載していただきたいところではあります。
食事中は、往路の機内で見た映画の「ハウス・オブ・グッチ」の話題から、夫婦の会話が弾んでしまったので、料理の写真を取り忘れてしまったのが非常に残念です。
食べかけの料理の一部だけ写真がありました。
お会計的には、私は健康上の理由でお酒を飲まないので、2人でお腹一杯食べましたが、1人6,000円で収まりました。
旅先での食事が美味しいと幸せになります。
この日は大満足でホテルに戻り、翌朝の出発が早いので早めに就寝しました。
しかし、昼間にレストラン屋台のイベントをやっていた脇でライブ用の照明やスピーカーなどの設置を行なっていたので、嫌な予感がしておりましたが、案の定、夕方からライブイベントが始まり、深夜過ぎても音楽と歌が大音量でホテルの部屋まで聞こえてきました。
どれくらいの頻度で行われるイベントなのか不明ですが、ホテル側からライブ運営者にクレームを言わないのが不思議です。
アジアのカオスを感じる夜でした。
翌朝は何とか4時に起床し、5時にチェックアウトしました。
前述した通り、チェックアウト時に朝食をスキップした私たちの為に朝食用のテイクアウトBOXを用意して下さっていたのには感激しました。
ずしりと重いので何が入っているのかと空港までのgrab車内で開けてみると、ペットボトルの水とジュース、パンとジャム、フルーツでした。
空港のチェックイン前にどこかで食べても良いのですが、チェックイン後にはラウンジの料理を食べることになりますし、空港ソファで食べるのも落ち着かないので、結局はgrabのドライバーさんに「朝食として食べて下さい。」と言って差し上げたところ喜んでくれました。
コメント
こんにちは 今週から僕らはデリー発券が始まります
ヒルトンのダイアと マリオットのプラチナでは マリオットの方が良い思いをできると感じています 事前にホテルに アップグレードのリクエストをメールでしているのですが、今のところ高確率でスイートにアップされています 私達は 5月にホーチミンのル・メリディアン 8月にクアラルンプールのウエスティン、 9月末に ハノイ JWマリオットに宿泊していますが、最安値の部屋からいずれもスイートになっています。 運もあると思いますが、事前のメールは効き目がある感じがします マリオットのチタンはポイント還元率とリッツカールトンでのラウンジ入室権くらいですから 個人的にはプラチナで良い と思っています
こんにちは、ついにデリーなのですね。
修行楽しんでいらして下さい。
ホテルステイタスは、やはりマリオットの方がメリットが大きいのですね。
事前のメールでのアップグレードリクエストが効果あるとは知りませんでした。
日本人的な発想で奥ゆかしく何も言わずに先方の空き状況によりお任せするというのでは無く、主張するべきなのですね。
私達はニューヨークに来ましたが、HGVCのタイムシェアでペントハウスの良い部屋を取ったにもかかわらず、驚愕の経験をしております。
ブログのネタ的にはなるのでおいしいですが。😢