Hilton名古屋には、金曜日の午後2時過ぎに到着しました。
早めの到着なので、部屋の用意が出来ていなければラウンジで待たせてもらおうと思いフロントへ行きましたが、フロントスタッフの女性がPCをカタカタ検索して客室係に電話してくださり、チェックインできる部屋を見つけてくださいました。
今回は、スタンダードルームでの予約ですがエグゼクティブフロアまでアップグレードしていただけました。



お部屋番号は2324号室で、西側の名古屋駅方面を向いたお部屋です。
部屋に入ると窓には障子があり閉められておりましたので、開けると名古屋駅方面の高層ビルを望むことができます。
しかし、景色的には然程感動するものではありません。
オフィスビルだけでなくタワーマンションも何棟か近くに見えますが、既に入居しているにもかかわらず売れ残っている部屋があり、ベランダに販売中の幕が掛けられているのは気の毒な光景でした。
この部屋は、エグゼクティブフロアというだけで特段広い部屋ではありません。
しかし、荷物を広げられる場所が多いので、非常に使い勝手が良かったです。
内装的には少し古いタイプの高級ホテルという感じですが、最近の新築とは違い素材等の重厚感があり、私は好きなタイプの部屋です。
ヒルトン福岡も少し古いホテルですが、感覚的に近いものがあります。
浴室は洋バスなので、外で体を洗うことができません。
シャワーブースだけ別にあると使いやすいのですが、スペース的に難しいのだろうと思いますが、私たちがアサインされた部屋とは別の広めの部屋ではそうなっているのかもしれません。

チェックイン後は、荷物を置いたらすぐに26階のエグゼクティブラウンジに向かいました。
夕方5時まではリフレッシュメントタイムで、お菓子類とドリンクをいただく事が出来ます。
ラウンジ内は空いておりましたので、一番奥の席に座り、炭酸水などで少し喉を潤して休憩しました。

5時半から8時まではカクテルタイムになりますので、一旦部屋に戻り6時半過ぎくらいにまたラウンジにお邪魔しました。
早い方々は5時半から食事をされるので、1クールが終わってお帰りになったタイミングを見計らって入ろうと考えたわけです。
ラウンジ内は込み合っておりましたが、予想通り丁度お帰りになったテーブルが東側の窓際にあり、そのテーブルを片付ければ座れるということで少し待ちました。
この廊下を挟んで向こう側の区画については、未だテーブルがいくつか空いておりましたが、その後に欧米人の6人グループが入ってきましたので非常に賑やかになりました。
スタッフさんから説明を受けたのですが、翌朝土曜日の朝食については1階の朝食会場レストランの時間予約は不要ですが、春節の休暇期間に入った週末なので土曜日にチェックインされる旅行者が多く、日曜日の朝食は混みあうので時間の予約が必要とのことでした。
また、ラウンジでの朝食は、両日とも予約不要とのことでしたが、限定30食の和食を食べたいという際には、出来立てを提供したいのでおおよその時間を知らせてほしいとのことでした。
是非この和食をいただきたいと思いましたので、土曜日は1階のレストランで朝食をいただき、日曜の朝にラウンジで和食をいただく事にしました。
和食以外のバフェメニューについては通常通りセルフでいただけます。
この日のカクテルタイムについては、大きくないスペースながら料理は充実しており、野菜類も豊富だったので、ラウンジの料理だけで満足できました。
足りなければ、ヒルトン名古屋のお向かいにある味噌煮込みうどんの山本屋さんに行こうと考えておりましたが必要ありませんでした。



翌朝、1階の朝食会場のレストランには8時半ころ降りましたが、混み具合は6割くらいでしたので、バフェ台の料理に列を作ることなくストレスなく朝食をいただく事が出来ました。
然程大きくはないレストランですが、料理の内容は良かったと思います。
名古屋の場合、特段有名な観光名所が無いために海外の旅行客からスルーされているらしいので、比較的平和です。
ヒルトンオーナーズ専用区画はハッキリとは決められておりませんが、窓際の1段低くなったエリアへ降りる手前の1列にダイヤモンドメンバーのテーブルが並べられておりました。
そこがバフェ台にも近く、明るくて外も眺められる良い席なのだろうと思います。
ドリンクについては、奥の壁際にあるヒルトンオーナーズ専用の冷蔵庫からマンゴージュースやトマトジュースなどをいただけるようになっておりました。
今回の宿泊は、1か月半前に予約を入れたので1泊あたり2万円強で予約できたのですが、宿泊1週間前に予定が変更になり元の予約を一旦キャンセルしました。
1週ずらして予約を入れようとしたところ、今度は期日が近いため宿泊代が2倍以上になっておりました。
春節シーズンということも影響しているので仕方がありませんが、最初の予約の金額を見てしまっているので、1泊4万円以上を支払うのが馬鹿々々しく感じます。
他のホテルを検索しようかとも思いましたが、ポイント宿泊で検索をかけなおしてみると1泊あたり4万ポイントで予約できるという事でしたので、ポイント価値が1円であればお得であると思い今回はポイント予約をしました。
今回ヒルトン名古屋での宿泊の際、チェックイン時にフロントスタッフさんから予約ルールについて私が今まで勘違いしていたことを教えていただきました。
ヒルトンオーナーズの場合、1名分の予約で同伴者1名が無料となりますが、ポイント宿泊の場合とヒルトン・プレミアム・クラブ・ジャパン経由の予約の場合、無料ではないのだそうです。
「ご存じなかったのかと思いますので、今回はお連れ様の分も無料とさせていただきます。」と言われて無料にしていただけましたが、これまでこの様な説明は一度も聞いたことがありませんでした。
国内のヒルトンに宿泊する際は毎回HPCJ経由で予約しておりますし、ポイント宿泊をしたのは過去に数回ありますが、いつも1名分だけで予約して、アプリ上で同伴者を追加しており問題がありませんでした。
今後は気を付けないとチェックイン時に面倒なことになりそうなので頭に入れておこうと思います。
試しに別の日付でヒルトン名古屋のポイント宿泊予約を検索してみましたが、1名予約の場合4万ポイント、2名予約にすると4万1,000ポイントでしたので大差ありませんでした。
HPCJ経由の予約でも同様でしたので、予約の際に2名と選択する事だけ忘れなければ良いのかと思います。
ヒルトンオーナーズの専用サイトでの有償予約あれば、1名分予約で同伴者料金は無料になりますが、この料金とHPCJ経由での2名分予約の差額が大きいのであれば、HPCJを解約したほうが良いかとも考えました。
ヒルトンオーナーズの直予約であれば、Top Cashbackのサイトから飛べば、数パーセントのポイントが付与されるので、その方がお得になることがあるかもしれません。
2日目の夕食は、外出先のレストランでいただいたのでホテルの施設は利用しませんでしたが、3日目の朝食は、エグゼクティブラウンジで8時に和食を予約しておりました。




この日はお魚が鯛の塩焼きでしたが、これが絶品でした。
皮目の一部にひとつまみの塩が振ってあり、この塩がまた良い塩でした。
思わず「このような魚が家で食えたなら。」と口から出そうになりました。
この和食をいただけただけで、今回のヒルトン滞在は大正解で最高でした。
また次に来る機会があれば、その時もこれを続けて下さっているとありがたいと思いました。

よく考えてみれば、私の場合、ホテルの朝食会場で皆さんが喜ばれるエッグステーションでのオムレツなどバターやオイルを多く使用したものは避けているので、朝食会場で食べる必要がありません。
今後は朝食もエグゼクティブラウンジでいただいたほうが落ち着いて食べられるので、そのようにしようと思いました。
この数年マリオットボンボイのクレカを発行して決済修行をしようかと悩んでおりますが、ヒルトンに加えてマリオットのステータスを保有したとしても、私のホテル利用頻度では特典を活かしきれないように思いました。
当面は、浮気せずにヒルトンさんを軸に宿泊をしていきたいと思います。
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