カヌーズポイントのローカルサーファー <何もしないハワイ旅行>⑩

この記事は、ワイキキビーチでボードをレンタルして、カヌーズポイントでサーフィンした時の感想・評価・コスパについて、口コミ的に書いています。

4日目、午後中からカヌーズでサーフィンした。例によってスタービーチボーイズでボードレンタルしたが、妻は10フィートのロングは重すぎて無理という事が前回分かったので9フィートを借りる。私はショートのフィッシュボードを借りた。このボードだけは通常のウレタンフォームのボードで他は全てサーフテックである。3月に来た時も借りたボードなのだが半年の間にかなり酷いクラッシュ跡が増えている。ロングやSUPと衝突したのではないかと想像される。いつも混雑しているこのポイントは気を付けないといけない。 この日も午前中から沢山のサーファーが沖に浮かんでいた。その中にポリネシアンというよりはインド系に見える男性のSUPがいた。我々が一番アウト側の少し手前にポジショニングしていたところ、大きめのセットが入って来てそのSUPがテイクオフを試みた。私はその前に右手に逸れたが、妻は際どい場所にいて右手に避けるか左手に避けるかを迷っていたところ、そのSUPがリップを被ってバランスを崩し、妻の前で転けてSUPのデカイ板を流した。妻は慌てて自分の板を捨てて海の中に潜って何とか助かった。その板の直撃を食らったら大変なことになる。数年前に湘南で女性サーファーがSUPと衝突して亡くなるという悲惨な事故があった。しかし、そのSUPの男性はこちらを気遣うのでもなく、「俺が落ちなかったら彼女は引かれて死んでいる」と周りにいるローカルの仲間に自分が転けた言い訳をしている。文句を言ってやろうかと思ったが、ビジターがローカルと揉めては日本人としてマズイので思い留まった。それにしても自分の技量が足りないのにそれを隠そうと言い訳して見苦しい男である。トラブルに巻き込まれたく無いので、妻にも言って彼からは出来るだけ離れるようにした。その後、日本人の初心者と思われる若い男性がロングボードに跨って、ミドルポジションに浮かんでいた。状況判断が出来ないのと自由に動けない感じなので危ないなぁと思っていた。すると運悪く例のSUPが波に乗って来て、その横を抜けて行った。そしてSUPがインサイドから戻って来る時にその日本人に「お前あっち行け」と言う。やっぱり言うか~、感じ悪いなぁと思ったが、その日本人は英語を理解しない様で何を言われたか分からずキョトンとして動きもしない。SUPは何度か言っても通じないので、諦めてそのまま沖に向かって行った。ルールとマナーを知らずに危ない場所に浮かんでいて言葉も理解しない方も悪いのであるが、結果的にSUPを蹴散らした事には拍手したい気分だった。この日も妻がロングライドを何本か決めたので、私はあまり乗れなかったが適当なところで切り上げた。

続きはこちら「ホクラニ・ワイキキの屋上」

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