ファミリーロッジ旅籠屋ホッピングの旅 ⑩金沢21世紀美術館

金沢の観光スポットとして人気ベストテンに入っている「金沢21世紀美術館」は見ておきたいと思ったので、千里浜なぎさドライブウェイを走り切ったら、取って返して金沢市内に向かった。

途中、走るのも大変なほど土砂降りとなったのだが、どうしてもトイレに行きたくなり、パーキングエリアに立ち寄って、雨の中トイレに駆け込んで用を済ませたのであるが、その後5分もしないうちに小降りになった。

日本海沿いというのは、海から水蒸気が供給されるので、この様な降り方になるのだろうか。

金沢市内に入ると雨は殆ど止んでいた。金沢21世紀美術館は、金沢市役所に隣接しており、駐車場は地下で繋がっていて共有している。

市役所は歴史ありそうな建物で、是非残して欲しいと思わせる風情がある。建物の良し悪しは街の雰囲気を左右する大きな要素である。

金沢の中心部の起伏と歴史的建物の取り合わせは、この町の魅力なのではないだろうか。

地下駐車場に車を入れて、美術館の建物内に地下から入ると、そのホールにはシースルーのエレベーターが上下していた。

アトラクション的エレベーター

動作がゆっくりなので、階段で上下した方が早いのだが、少々なら並んででも乗っておきたいエレベーターである。

1階にあがると、いくつかの小ブースで無料の展示会をやっているので、覗いて回る。

正面玄関側に廻るとチケット売り場が長蛇の列になっていた。丁度お昼過ぎの時間帯なので、午前中からの続きで混んでいるのだろうと勝手に思い、先にランチをすることにした。エントランス脇にイタリアンレストランがあり、美術館のお庭が眺められる良い立地なので、こちらも混んでいたが、レストランの入り口のボードに名前を書いて待つことにした。30分以上は待たされたが、市役所の食堂へ移動して食べるという第2の選択肢では悲しいので、じっと我慢した。

館内のイタリアンレストラン
充実したブッフェと魚料理

ランチタイム後半だったので、ブッフェのテーブルを見ると皿に盛られている料理が残りわずかであったりして、供給が追い付かないような状況であった。

しかし、美術館併設のレストランにしては、ブッフェ料理の品数も内容も充実しており、なかなか良い。メインディッシュの魚料理も美味しかった。このレストランは、また訪れる価値がある。美術館見学よりもここで食事をするために来るという目的になるほどの内容であった。

食事を終えて、チケット売り場に出てみると、先ほどより列が伸びていた。エントランスでとぐろを巻いて並ばされるが、非常に進みが遅いのである。売り場の係員を見るとチケットをただ売るのではなく、色々と説明しているので、1組当たりに時間がかかり、列が進まない結果となっているようだ。土日だったらどんなことになるのだろうと想像するとぞっとする。

スイミングプールのオブジェ
プールの下から見上げる

一番人気がスイミングプールのオブジェなのだそうで、また雨が降り出すと上からの見学を中止するという事なので、最初に見学した。まあ、面白い体験であるが、これがアートなのかな?という感じだ。

その後、順路に従って、ずっと見学をしていくのであるが、現代アートなので意味が分からないものばかりである。私からするとガラクタを集めて置いたとしか考えられないようなものが多く、展示が終わったらゴミ箱行きなのではないかと考えてしまった。

結局、この美術館は凡人には理解が難しい作品ばかりである。何故ここまで人気なのか私には分からない。

続きはこちら「旅籠屋・飛騨高山店」

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