ソウル発券でJGCプレミア修行、まさかのシステムトラブルで羽田ファーストクラスラウンジ満喫できず涙のスタート

JGC修行

2025年のJGCプレミア修行をスタートしました。

昨年は健康上の理由で修業が出来なかったので、私たち夫婦のJGCプレミア資格はこの3月で期限切れとなります。

1月~3月までに集中修行して8万FOPを取得できれば一番効率が良いのですが、そのような旅程は妻が嫌がるので、ここは一旦諦めて1年かけて少しづつ修行していくつもりです。

先ずはソウル往復とバンコク往復の予約をしましたが、本気でFOPを稼ぐのではなく、JGCプレミアの恩恵を妻にかみしめてもらい、今後の修行旅行に前向きになってもらう事が目的です。

円安の昨今、東南アジア方面の旅行が比較的満足度が高いと思われるのでバンコク旅行を計画しました。

1月のJALのセールで、バンコク行きはエコノミークラス片道52,000円~あるのですが、復路の金額が高いので往復では13~15万円くらいになってしまいます。

しかもマイル積算30%なので修業には向きません。

なおかつキャンセル及び日程変更不可という制限がついております。

これをセール運賃ではなくソウル発券にすると、ソウル⇒東京⇒バンコクの往復で15万円以下で取ることができてキャンセル・変更も可能となり、価格と日程によりますが、マイル積算もエコノミークラスで70~100%取得できます。

また、上位クラスに空きがあれば、別途マイルを支払ってアップグレードのチャンスがあるクラスで予約することも可能です。

JALのwebサイトでの海外発券の場合、ソウル⇒東京⇒バンコクの途中降機なしの往復であれば、最安値だけでなくその上の予約クラスも提示されて選択できるのですが、東京でストップオーバーをする旅程の場合、選択肢の提示は無くシステム側で振り分けて金額提示されます。

私の場合はソウル旅行とバンコク旅行を別々の旅行として分けたいので羽田でストップオーバーすることになり、便の選択の為に何度も試行錯誤を繰り返すことになり非常に時間がかかりました。

例えば、一度選択した往路復路合わせて4便のうち、復路の1便だけ日付を変更すると、復路の他1便の予約クラスだけでなく、往路の2便も含めて全て予約クラスが変更になってしまう現象が起こります。

復路の予約クラスの2便が変更されるのならわかるのですが、往路の予約クラスまでなぜ変わってしまうのか不思議ですが、JAL側の販売したい予約クラスの組み合わせがあるのかもしれません。

今回取れたチケットは、往路は予約変更手数料無料ですが、復路は変更手数料がかかる予約クラスです。

往路よりも復路の最後の羽田⇒金浦のフライトの日程を変更する可能性の方が高いので復路だけ変更無料の予約クラスが取れれば最高だったのですが出てきませんでしたので妥協しました。

今回の旅行は修行の為に綿密に計画されたものではなく、バンコクを単純往復するよりソウル発券にした方がコスパが良いというだけのアバウトなものです。

楽しみにしているのは2回ファーストクラスラウンジを利用できる事と場合によってはアップグレードが出来るかもしれないという事です。

ただ、現時点では全てのフライトでキャンセル待ち状態なのであまり期待せずに待っております。

今回の投稿は第1旅程となる羽田⇒金浦ですが、ソウル発券の為にソウルに向かうチケットを別途用意しなければなりません。

LCCで行くか、マイルで特典航空券を発券して行くことも検討しましたが、折角なら少しでもFOPを稼げるフライトにしようと思い有償で発券することにしました。

その復路は半年以上先の適当な日付にして変更可能なものにしました。

しかしこの分は日本発券の最安値なのでマイル積算は非常に低いです。

ソウルで1~2泊することも考えていたのですが、妻としては1泊でも1週間でも宿泊するなら荷物の用意が大変なので日帰りにして欲しい、ソウルで見たいものもないので空港タッチでも良いとのことでした。

私も韓国に特段の興味は無く積極的に行きたいとは思っていなかったので、日帰りのソウルタッチとしました。

往路と同じ機材で帰ってくることもできるようなのですが、一旦入国して向こうのカウンターでチェックインして、また保安検査と出国手続きをして搭乗しなければならないので、万が一のことがあると大変です。

今回の旅程では、羽田発のフライトも、金浦発のフライトについても事前にwebチェックインが出来ず、どちらも空港カウンターでチェックイン手続きをしなければなりませんでした。

安全を考えて、朝一番の便でソウルに向かい、夕方の最後のJAL便で戻ることにしました。

ソウルで入国してからの滞在時間は5時間程度となるので市内へ行くこともできるのですが、当日はPM2.5飛散注意報が出ておりましたので空港から移動せずロッテモールで時間をつぶそうと考えておりました。

しかし結果的には時間を持て余したので、Tマネーカードを購入して地下鉄で明洞まで行き待ちブラだけして来ました。

当日は、羽田8:20発のフライトなので、ラウンジに8時くらいまで居られるとして6:30にチェックインすれば1時間半程度ファーストクラスラウンジを堪能できると目論んでおりました。

ところが、当日の朝、少し出遅れ、運悪く道路の渋滞にはまり、羽田到着が遅れて7時を過ぎてしまいました。

それでも未だ1時間程度はゆっくりできると思っていたのですが、チェックイン機のシステムトラブルがあり、発券に30分以上かかってしまう事となりました。

到着して直ぐに自動チェックイン機で手続きをしようとしたのですが、数台に「故障中」の張り紙がされており、空いている機械で手続きを試みるも途中までは進むのですが結局フリーズしてエラーが出てしまいます。

機械を変えてやってみてもダメなので通りかかったスタッフに聞いてみると障害が起きているとのことでした。

ではJGCカウンターで手続きをしようとカウンターの方を見ますと誰も並んでいなかったので直ぐに受付をしてくれました。

しかし私の前のお客さんまでは普通に手続きが出来ていたようですが、私の番以降は通信速度が遅くなったようで、やはりお隣のカウンターのお客さんも同様に遅々として進まない状況でした。

30分以上待たされましたので、その頃にはもう今日は搭乗できないと考え始めました。

振替便に乗せてくれるのか、別切りのソウル発券の便については、変更してくれるのか、色々とその後の事を考えましたが、何とか時間内に発券が完了しました。

その後にフェイスエクスプレスの登録も行いましたが、これも機械が動かない可能性もあり、カウンターの女性スタッフさんが親切にもサポートしてくださいました。

その時点では既にJGCカウンター前にも列が出来ておりましたので恐縮しました。

フェイスエクスプレスの登録をしたおかげで出国と保安検査を秒で抜けられましたので、何とかラウンジへ行く時間を確保できました。

ラウンジに滞在できる時間は20分程度なので、アペタイザーとお寿司をいただいてタイムアウトとなりました。

その後、両替屋さんに行きましたが数名待っており時間がかかりそうなのでパスして、結局金浦空港で両替をすることになりましたが、レートは悪かったです。

1万円が85,000ウォンでした。ソウル市内の明洞では92,000ウォンで両替できましたが仕方ありません。

この日は143番ゲートなのでラウンジからは10分以上歩きました。

ゲート前に到着すると既に乗客はおらずラストコールになっておりました。

システムトラブルで遅れる人が多いものかと想像しておりましたが、殆どの方は出発の2時間以上前に空港に到着して、システムトラブル発生前の7時より早くに手続きを済ませていたようです。

搭乗率は最終的に8割程度でした。女性の一人旅の方も多いようでした。

機内食は微妙な感じですが、私は完食致しました。

冷たいご飯の方が健康的には良いので問題ありません。

朝鮮半島の上空に差し掛かると、山々には霧がかかり幻想的で異国情緒を感じました。

山々の感じも日本と違い荒々しい印象を受けます。

空から見るソウル市内は、日本の風景とは違い多数のマンション群がひしめき合ってその国の個性を感じました。

到着した金浦空港はがらんとして人もまばらで、どこか地方空港のような印象です。

到着した後、確認の為に上階に行ってチェックインカウンターの場所を見ると全てしまっており誰もいませんでした。首都の空港なのにこの状態であるとは、日本の羽田・成田の位置付けとは真逆だなと思いました。

ロッテモールは目の前にドーンとそびえており、繋がっている地下道を探すのも面倒なので、そのまま地上を歩いて道路を渡って行きました。

1階から入ろうと入り口を覗くとガラスの反射で中は薄暗く、最初は閉館しているようにしか見えませんでしたが、中に入ってみるとそれなりに人はいました。

妻が機内食をパスしたので、お腹が空いたということで、食事をすることになりましたが、韓国料理ではなくベトナム料理店でフォーボーと春巻きをいただきました。

支払いはクレカが普通に使えました。

その後、地下道から地下鉄の改札に向かい、改札付近にあるセブンイレブンでTマネーカードを購入しました。

500円くらいと聞いておりましたが、カードの券面のデザイン料の為なのか、単に値上がりしたのか、1000円くらいしました。

改札の手前の機械でTマネーカードに現金をチャージすればスイカのような形で利用できます。

明洞までは1回乗り換えが必要ですが、案内表示はわかりやすいので初めてでも問題なく往復できました。

復路の便ですが、JALのカウンターは出発の2時間20分前に開きます。

普通席カウンターは長蛇の列でしたが、JGCカウンターは空いておりましたので、スムーズに手続きができて助かりました。

JALの提携ラウンジはKALラウンジです。

制限エリア内に入ると直ぐにプライオリティパスで入れるsky Hub Loungeがあり評判が良いようですが、現在私たちが持っている楽天カード経由のプライオリティパスは回数制限がかかっているのでスルーしました。

左手に5分ほど歩き、エレベーターで1つ上の階に上がると、KALラウンジとアシアナラウンジが隣り合っていました。

KALラウンジは、小規模のラウンジで、料理コーナーもこじんまりしておりますが、料理の味は良かったです。

また、補充のサイクルが早いので、混んできても料理が空になることは無く、素晴らしいオペレーションでした。

各テーブルにはコンセントがあり、日本のコンセントも挿すことができました。

ちなみに制限エリア外のフードコートのテーブルにはコンセントが無く、待合の一角に小規模な充電コーナーがあるだけでした。

帰りの便は旅行者にも出張者にも時間帯が良いためか、ほぼ満席でした。

機内食はいただけるのですが、日本初以上に残念な感じでした。

遠い昔の話ですが、ヨーロッパ方面に行く際に大韓航空の運賃が安いので良く利用して金浦空港を訪れておりました。

しかし、いつもトランジットのみなので韓国に入国したことは無く、今回が韓国への初入国となりました。

これまでは、全く行くつもりもなかったのですが、JALの修行の為の海外発券目的がきっかけで訪問することになりました。

5時間だけのソウルタッチでしたが、一度訪問すると何となくその国の雰囲気がつかめて、これまでより親近感がわき、再訪することにためらいがなくなりました。

今年度については、JAL修行をするのであれば、ソウル発券が効率良いと言われているので何度か利用させてもらう事になりそうです。

次回訪問する際には、何泊かしてソウルの市内観光もしてみたいと思います。

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