ホーチミン、タンソンニャット国際空港でのgrab予約時の注意事項

２０２３年９月にJGC修行の一環でホーチミンを訪問した際に、空港からホテルまでの移動に利用したgrabの予約時に大変苦労しましたが、以下の注意点だけ念頭において予約していただければ、非常に簡単ですので、シェアしたいと思います。

上記写真はタンソンニャット国際空港の入国審査の様子ですが、審査を終えて、エスカレーターで1階に降りるとバゲージクレームのレーンが並んでいます。

預入荷物が出てくるのをレーンの前で待っている間にスマホでgrabアプリを立ち上げて配車がスムーズにされるかどうか一旦確認するつもりでした。

私の場合、スマホは楽天モバイルなのですが、海外ローミングの電波が非常に弱くてgrab画面が進みませんでした。

尚且つ、その場所では空港Wi-Fiも繋がらない状態でしたので、レーンの前での荷物待機を一旦妻に任せて、出口付近に移動してみたところ、相変わらず楽天はダメでしたが、空港Wi-Fiが繋がりました。

税関の手前から、その先あたりまでは空港のフリーwi-fiが使えますので、空港1階の出口の手前でスマホを操作してgrabアプリを立ち上げて、そこで予約を確定するのが良さそうです。

出口を出てしまうと、夜遅くても沢山の人だかりがあり、客引きも次々声を掛けてきますので、落ち着いてgrabの予約が出来ないと思います。

1階出口の前面道路には、ナンバーが振られた丸い柱が並んでおりますので、人が多い出口付近は避けて、右手方向に向かい、柱のナンバーの１２～１５あたりまで移動すると良いと思います。

Grabのドライバーに柱のナンバーを「Piller No.14」などとメッセージを送る事が出来ますので、運が良ければ、ドライバーが目の前に車を着けてくれると思います。

grabのウェブサイトでは、上記の通りの場所でピックアップされるのを待つように書かれておりますが、空港の運営サイドは考えが違うようです。

配車された車の現在位置はアプリ上で確認出来ますが、配車されたドライバーが自分の待っている場所に向かって来ていれば良いですが、前面道路に入る手前で左に折れて駐車場に入って行ってしまう事があると思います。

空港運営サイドの考えは、迎えのgrabドライバーは1階出入り口の前面道路に横付けするのではなく、駐車場側で乗降するように指導しているのだと思います。

従って、自分の待っている場所にドライバーが近づいて来ず、駐車場側に入ったようであれば、直ぐにそちらに移動して、自ら車を探した方が良いと思います。

車のナンバーの最初の3文字が、「５５A」とか「５１E」など数字とアルファベットで表示されていますので、先ずはこの3文字だけ頭に入れて探していけば見つけられると思います。

スマホに現地対応のSIMカードを入れていて電波状況が良いのであれば、位置情報を確認しながら余裕で探せると思います。

私の様に空港wi-fiを利用している場合は、出口から離れると通信が不安定になりますので、ドライバーが停止した場所を頭に入れて勘を頼りに探す事になります。

位置関係としては、ターミナル1階の出口を出ると目の前に幅広の道路があり、その向こうに歩道があります。

歩道の向こうには、並行する細い車道があり、そのまた向こうに駐車場があります。

この歩道と細い車道の部分にTechnology Vehiclesという看板表示があるので、空港運営側としてはお迎えのgrabの乗降はここでして欲しいという事なのでしょう。

それを守るドライバーは、この細い車道に停車して自分の客を待つか、一旦駐車場に入れてから歩いて自分の客を探しに行くのだと思います。

ルールが浸透して行けばこの方法に統一されていく事になりそうなので、本来はこちらのTechnology Vehiclesという看板表示のあたりで待ったほうが良いのかと思います。

grabの車に乗った後、空港を出るまでにドライバーは、2度ゲートでお金を支払いました。

1度目は駐車場の出口で「駐車料金」、2度目は、空港の出口で「空港の入場料」だと思います。

もちろん、これらはgrabの料金に含まれているので、客が直接支払う必要はありません。

Grabアプリは日本でダウンロードしておき、クレジットカードの登録も済ませておけば、支払いはクレジットカードで出来ます。

また、降車後にドライバーへのチップの支払いも簡単に出来ますので、現金を使用する必要がありませんので非常に楽です。

街中でgrabを利用する場合は、乗車前のネット環境さえ良ければ問題ありませんが、空港ではネット環境とピックアップ場所に注意する必要があります。

また、空港出口でスマホの画面を操作していると、grabを呼んでいるものと分かりますので直ぐに客引きが寄ってきます。

断わるか、無視すれば、直ぐに離れていきますが、中には緑色のgrabと書かれたカードの様なものを見せて、係員であるかのように装って別のgrab車やタクシーに仲介しようとする客引きがありますので注意が必要です。

自分が予約したドライバーであれば、相手のスマホを見せてくれますので名前で確認出来ます。

また、車がそこにあればナンバーで確認が出来ますので、予約したドライバー以外の偽物に引っかからない様に注意しましょう。

予約したドライバーとのメッセージについては回数制限があります。

また、電話をくれる事もあると思いますが、私の場合は取ると切れてしまい、こちらからコールバックしても相手は出ないなど、一度も繋がりませんでした。

メッセージについては、一度のメッセージで、自分が待っている位置を伝えられるように、また相手が英語を理解しないものとして簡単に分かりやすく入力する必要があります。