ホクラニ・ワイキキのお部屋の中は如何に? <ハワイの風に吹かれに行く>⑥

ブルーラインでのツアーから戻り、ホクラニのフロントに直行すると通常のチェックイン時間である16:00より約2時間早く、部屋が用意できていた。部屋は2つ用意できていて、選択可能との事である。1つはロイヤルハワイアンセンター側を向いた部屋、もう一つはその反対側を向いた部屋でこちらは窓のすぐ外が隣の建物になる。であれば、前者で即決である。部屋の鍵はカードキーとなり、エレベーターに乗る際にはセキュリティ上それをセンサーにかざさないと自分の階へは行けない仕組みになっている。

エレベーターで上がって宿泊階で降りると、ホール・廊下は内廊下式になっており、ダークブラウンのウッド調の壁を暗めのダウンライトが照らしている。なかなか良い雰囲気である。自分の部屋のドアを開ける前に期待が高まる。

ドアを開けると床はマットなタイル張りで左側の壁面にシステムキッチンが据え付けられたキッチンスペースである。その先正面にカーペット張りのリビングスペースがあり大きなソファセットとテレビがある。

リビングの右隣がベッドルームで、こちらもリビングと同じくらいの広さがある。ここにはベッド2台と大型テレビ、クロゼットがある。

玄関を入って右手側、寝室からも出入りできるスペースに、洗面、シャワーブース、バスタブ、トイレがある。

このバスタブがホクラニの売りである「天井からお湯が落ちる」タイプのバスである。シャワーブースはガラスで囲われており、天井からのシャワーとハンドシャワーの2つがあり切り替えができる。洗面はダブルシンクになっており鏡が大きく、これは妻が理想とするタイプの洗面なのだそうだ。ここのトイレはウォシュレットがついている。お部屋のレイアウト的には高い評価が出来ると思う。

システムキッチンは道具類を壁面に綺麗に収納できるようになっており、レンジはIHなので見た目スタイリッシュである。食器類、トースター、ミキサー、電子レンジ、食洗器など不自由なく揃っている。炊飯器も一応はあるが、これだけは何処の国でこれを見つけて買って来たんだろうと思う程、超原始的な代物である。包丁は大小10本くらいあり、野菜の皮むき器などいろいろと小道具がある。やろうと思えばかなり凝った料理が出来そうだ。

生ごみはディスポーザーで粉砕して流すのがハワイ方式の様で、その他のゴミは、各階のランドリー室にあるダストシュートに放り込めば良い。生ごみ以外はペットボトルでも紙のゴミでも分別しないで何でもここに放り込んで良いのだが、東京のゴミ分別方式に慣れている身としては放り込むたびに罪悪感を感じてしまう。このゴミについても、ディスポーザーにしても本当にハワイの環境を汚さずにきちんと処理されるのであろうか?未だに不安である。

各階のEVホールの横にあるランドリー室にはアメリカ製のドラム式洗濯機・乾燥機が2台づつあるので、滞在中殆ど他の宿泊者とはバッティングせずに使うことが出来た。欲を言えばグランド・ワイキキアンの様に部屋の中にあって欲しい。

部屋の掃除とタオル類の交換は、例によって「環境に配慮する方針」のもと滞在中1回だけとなっているので、交換してほしい場合はルームサービスに電話する必要がある。滞在中はなんだかんだとルームサービスに電話する事が多かったが、そのうち半分くらいの確率で日本語対応だった。

部屋の中をあれこれチェックしているとスタッフがスーツケースを運んできてくれた。チップを渡すと、「他に何かご用は?」とのことなので、いつものとおりエクストラの毛布を2枚持ってきてほしいと依頼した。部屋に入った時、エアコンがギンギンに入っていたのでスイッチをOFFにしたが、セントラル方式の場合、ダクトから冷気が漏れてくる可能性もあるので、ホテル宿泊の際は念のため毛布を余分に用意しておくのである。

スーツケースの中の荷物を妻がクロゼットに収納したところで、珈琲を入れて一休みする。17:00から屋上でオーナーズレセプションが始まるが未だ少し時間があるので、その前にスーパーに買い物に行こうとなった。この日は疲れたので、夕飯は部屋で食べることにする。

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