ウォルフ・ギャング・ステーキハウスで夕食 <ハワイの風に吹かれに行く>⑪ 

この日の夕食は前回予約が取れなかった「ウォルフ・ギャング・ステーキハウス」に行くことになっている。
18:30に予約をしていたので約5分前に店に入った。この時間帯、もう既に店内は満席の様で外で待っている人も沢山いる。入口の受付カウンターで予約の名前を告げると、少し待たされたが、割とスムーズに席に案内してくれた。席について店内を見渡すと、そこから見える範囲では8割方日本人客である。ついこの前もテレビで芸能人が紹介していたので、この状況はやむを得ない。そう言う自分達もその評判を元に来店しているので、お互い日本人同士、相手の顔を見て同じことを思っているのだろう。
ドリンクの次に、先ずはサラダ、ロブスター、ステーキをオーダーして、我々は食べるのが遅いので一品づつ順番にゆっくり持って来て欲しいと注文する。そこまで食べてみて、お腹の具合により追加オーダーするか、デザートに行くか決めようと思う。

店内の一角の席では、やはりこの日も店員によるハッピーバースデーの合唱が始まった。予約の際に記載した我々の結婚記念日については、合唱サービスが無くて良かったが、特に料理のサービスなども無かった。

ステーキのお味の方は評判通り最高で、相当なボリュームがあるにもかかわらず、ここの熟成肉は味がしっかりしているがしつこさがないので、スルリと全部胃に収まってしまった。妻もこのステーキなら、また何度もこの店に来たいと言う。次回はロブスターなどは無しで、ステーキだけ食べた方が満足度が高そうだ。お値段的にはワイキキビーチサイドの高級ホテルのレストランで食べるのと同じくらいであるが、料理に集中するならウォルフ・ギャングに軍配が上がる。ただここはロイヤルハワイアンセンターの3階なので景色を楽しんだり、空間の開放感を味わう事が出来ない。ハワイに来た雰囲気を同時に味わいたい時は、やはりハレクラニやモアナサーフライダーのレストランでステーキを食べるのが良いだろう。そう考えると、ここのハッピーアワーを利用するのが一番お得なのかもしれない。

これを言ってしまっては身も蓋もない話になってしまうかもしれないが、そもそもウォルフ・ギャング・ステーキハウスは既に日本に進出しているのだから、東京なら六本木店で食べれば良いという話もある。わざわざ日本から予約をしたり、この店で食べるために旅行中の予定を空けたり、ましてやハッピーアワーで並んでまで食べるというのはどうなのかと思ってしまう。高級ホテルのレストランは意外に予約無しで入れるのだ。しかもバンド演奏や歌やフラダンスを楽しめたりする。二者択一なら、やっぱり私としては、そちらがオススメだなあ~と思う。

続きはこちら「オンショア・ガタガタ・サーフィン」

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