ホノルル国際空港からホクラニ・ワイキキへ <何もしないハワイ旅行>③

この記事は、ホノルル国際空港到着からホクラニワイキキまでのタクシー移動、ホテル、ホテル周辺の飲食店についての感想、評価、コスパなどついて、口コミ的に評価を書いています。

機体左側の窓際席なので着陸態勢に入ると雲の切れ目からオアフ島の背骨の山脈が見えてくる。日本上空から地上を見るときとは全く違う地上の景色である。オアフ島は、人の住む場所はほんの一部で、未開の場所の方が多いんだなと上空から見ると改めて感じる。ラグーンのあるビーチリゾートらしき場所の上を通過した。おそらくコオリナビーチリゾートなのだろう。 パールハーバー周辺には軍の幹部のための戸建住宅なのだろうか、整然と並ぶ家々が可愛らしい。間も無く滑走路が近づいて来ると、あぁ無事にここまで来れて良かった~と毎回思う。心の何処かにはやはり飛行機に対する不安はあるものだ。飛行機を降りると入国審査までは延々と歩かされる。審査の列に並ぶ前にトイレに入って、機内で厚着していた洋服を脱いでハワイ仕様に着替えをした。丁度、他の便の到着も重なったようでトイレから出ると長蛇の列になっていた。テープで仕切られた迷路を出口もわからず牛歩で進む。時折係員がテープを切り替えて、列を区切って他に誘導する。今回我々は一番タイミングの悪い場所に居たようで、後から来た集団が列の切り替えによって先に入国審査を抜けて行っている。漸く窓口に辿り着いた時に後ろを振り返ると長蛇の列はすっかり無くなってフロアはガラーンとしていた。結局1時間位迷路で牛歩させられたようである。その後、税関を通過してからチャーリーズタクシーを呼ぼうと公衆電話コーナーに行ったのであるが、どの電話機もクレジットカードオンリーとなっていてコインを入れても返却口から戻って来てしまう。クレジットカードを差しても、これが機能しないのである。両替機のメンテナンスをしていたオッチャンに聞いて見たが、コインは使えるはずだと言う。もう一度、何台かを試してみたがやはりダメであった。多分ここでも15分位ロスして、諦めて普通のタクシーを拾ってホテルに向かった。ホクラニも含めたヒルトングループで無料ではなくとも送迎サービスをしてくれれば有難いのであるが。この日は何故か間が悪い。用心しようと思った。タクシーは運転手によってルート選択が違うが、この日はH1からホノルルの2つ目の出口を降りて市内に入るルートであった。このルートが一番早いかもしれない。ホノルルの朝の景色は建物に反射する太陽光線が強くて寝不足の頭には、現実とは捉えられないような何か遊離した感覚がある。 カラカウア通りに入りクイックシルバーの店が右手に見えたら、そこを右折するとホクラニ・ワイキキ・バイ・ヒルトンのエントランスのエスカレーター下となる。今回もチップ込みで45ドルなのでチャーリーズタクシーより10ドル高い。帰りはチャーリーズかウーバーで空港まで行こうと思う。時間は午前11時であったが、ホクラニのフロントに行くとお部屋は用意出来ているとの事。 ただし今回はルワーズ通り側の部屋は空いておらず、西向きの隣のビルと向かい合う部屋になった。昨日のチェックインであればルワーズ通り側の部屋が空いていたそうである。2分の1の確率なのだろう。部屋に入って窓から外を眺めると、20m程離れた正面はロングスドラッグスが入っているビルの側面であるが、右斜め方向にカラカウア通りが見える。多少人通りもあるので部屋からそちら方向を眺めている分には辛うじてハワイ感を味わえる。その先に見える工事中のビルはリッツカールトンのホテルとタイムシェアなのだろうか、後で確認してみようと思う。この部屋で7泊過ごすことになるので、先ずはスーツケースの中味を全て取り出してクローゼットに収納する。水分補給をしたいので1階のABCストアに降りていきクリスタルガイザーのガロンボトルを2つ購入して部屋に運ぶ。備え付けの珈琲メーカーで珈琲を落としてひと息つく。備え付けの珈琲カプセルは最初の6個までは無料で、無くなったら8個つづフロントで追加購入出来るそうである。お腹が空いて来たのでサラトガ・ロードのエッグスンシングスでランチをしようという事になった。ホクラニからは徒歩3分程度である。 お店に近づくと店の前に行列もなくなんだかひっそりしている。店内にはいると客はおらず、レジにいた店員に聞くと今は機械のメンテナンス中で開店は5時からとの事。やはり、この日は何だか間が悪い。仕方がないので他を探すべく一本東側の通りであるビーチ・ウォークに戻る。妻がパスタを食べたいと言いだしので、ビルズの店先のメニューを覗く。パスタのセットがあるが、「短いやつはイヤ」との事でスパゲッティでないとダメな気分らしい。ハードロックカフェはパスして海側に進んで次はアランチーノの店先のメニューを覗く。ここもピンと来ない様だ。そうこうしているうちに強烈な空腹感が襲って来て手前にあったトンカツを食べたいという事に変わった。 梅林という店で、歌舞伎俳優さんが来店してブログに上げていたお店である。運良く席が空いていて並ばずに入れた。ランチメニューは日本の値段と変わりない。キャベツ、味噌汁、御飯のお代わりは日本とは違って無いだろうと思って食べていたら、隣のテーブルのローカルのグループがお代わりを依頼した。えっ、お代わり出来るんだ。日本と変わらないんだ、凄いと思いすかさずキャベツのお代わりをした。 私はいつもキャベツだけ数回お代わりするのである。お会計的にはチップの分だけ日本より高いが、ホノルルで日本のトンカツが食べられる有難いお店である。ホクラニのすぐ裏手にあったとは今迄知らなかったので今後お世話になるだろう。その後、ロングスドラッグスで買い物をした。ここは24時間営業で何でも揃うので非常に便利だ。何気無しに店内を見ていると欧米一流ブランドの香水の香りをコピーしたものが10ドルで売っている。ここは香港かと目を疑うが、何れ販売禁止になるのでは無いかと思い、そうなる前に数個ゲットしておいた。一旦部屋に戻り、WiFiルーターを借りる為にワイキキショッピングプラザに出かけた。日本からネット予約しておいたのであるが、成田空港で受渡しするよりレンタル日数が少なくて済むのと消費税がかからないので現地受け取りの方がお得である。受取のオフィスはワイキキショッピングプラザ3階の隅っこの方にあって少々分かりづらい。 次に今年新しくオープンした日本食スーパーのミツワに行って夕飯の食材を買い出しする事にした。期待していたほど大きなお店では無いが日本の食材は沢山揃っていて惣菜コーナーは日本のスーパーと変わりない。BELT FISHと書いてある太刀魚の焼き物を買ったが薄塩で美味しかった。照り焼き系は味付けが我が家には濃い感じがしたのでその後一度も買わずに終わった。ハワイでは基本的に持ち帰り用の氷のサービスが無いのでスーパーで買い物をしたら真っ直ぐにホテルに戻る。冷蔵庫に食材を収めて、ワイキキに到着してから未だ海を見ていない事に気付き再び散歩に出かけた。ハレクラニの中を抜けてレストランの脇から海を見るとポップスポイントでサーフィンをしている様子を見る事が出来た。胸サイズくらいの波が来ていてロングボーダー数人楽しんでいる様だ。今日は寝不足で疲れているので我々は散歩だけにする。シェラトンワイキキからロイヤルハワイアンセンターを抜けて一回りしてホクラニに戻った。

続きはこちら「ホクラニのお部屋」

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