ハワイ・オアフ島のカーシェアHUI(フイ)を利用した感想

JGC修行

初の利用なので事前にステーションの下見をしました。

JGC修行の旅行途中の10月中旬、オアフ島のノースショアにビックウェーブが入り始めている可能性があるので、レンタカーを借りて見に行きたいと思っていました。

しかし、特にコロナ禍以降、レンタカーを借りるには手続きで長い時間待たされたりと、煩わしいことも多いので、HUI(フイ)というトヨタが運営するカーシェアを利用してみることにしました。

前もって、日本にいるときにアプリをダウンロードして、免許証やクレジットカードなどの登録だけは済ませておきました。

ハワイ滞在中に宿泊していたヒルトン・ハワイアン・ビレッジから、1番近いHUIステーションは、道路を挟んだお隣にあるイリカイ・ホテルの駐車場です。

予定日の前日に車の空きがあるか確認してみましたが、まだ空いておりました。

初めての利用なので、慎重を期して、そこですぐには予約を入れず、一応現地を見てから予約を入れようと思い一旦保留としました。

時間制料金の為、車が見つけられなくて時間をロスするなどの事があると嫌だなと思ったからです。

翌日の朝、海辺を散歩した後、イリカイ・ホテルに行ってみて、駐車場内の車をすぐに見つけられるか確認してみました。

イリカイ・ホテルのエントランスに向かって1番左手の角に駐車場へ上がるスロープと階段があります。

駐車場への階段を上ると、直ぐのところにHUIの駐車スペースが2区画あり、車が2台止まっているのがすぐに見つかりました。

アプリで予約して出発

これなら簡単だと思ったので、ホテルに戻ってからHUIアプリですぐに予約を入れました。

お昼ご飯を早めに食べて、早速カーシェアでドライブに出かけることにしました。

車に鍵はなく、アプリでドアを解錠することになります。

ところが、私のスマホは楽天の海外ローミングのため、イリカイ・ホテル周辺では電波状況が非常に悪く、カーシェアのアプリを起動することができませんでした。

イリカイ・ホテルのWi-Fiを拾えないかと確認したのですが、入らなかったので、一旦、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに戻り、グランド・ワイキキアンのエントランスでWi-Fi電波を拾い、そこでHUIのアプリを立ち上げてドアを解錠する画面まで進めました。

その状態にしたまま、イリカイ・ホテルの駐車場に戻り操作をすると、車のドアを開けることができました。

こうなると、スマホのデータ通信できない場合、車のロックも解錠もできないので、ノースシュアに行った場合に電波が拾えるか、非常に不安が残りました。

車内に利用上の説明書き等がないか、いろいろ探したのですが、見つかりませんでした。

ハイブリット車のプリウスですが、その駐車場で停車したままエンジンが回っていて、私たちがなかなか発進しないので、ホテルの駐車場担当者かカーシェアの担当なのか分かりませんが、おじさんが様子を見に来て、「大丈夫か?」と声をかけてくれました。

大丈夫とも言えませんが、車自体に問題は無いので、特にヘルプを頼む必要もありません。

オーケーですと言ってそのまま出かけることにしました。

とりあえずガソリンの残量を確認し、8割程度だったので、オアフ島を一周してもガソリン残量に問題は無いかと思いそのまま出発しました。

ところが、駐車場の出口でどうやってバーを開けるかわからず、あれこれ車内を探したのですが、どこにも駐車場のカードらしきものがありませんでした。

3分ぐらいは探しまくったと思いますが、後からも車が来てしまいました。

ヤバイヤバイと焦ってしまいましたが、その時に運転席のドアの取っ手に、黒いカードがぶら下がっているのを発見しました。

引っ張ると紐が伸びてきましたので、そのカードを窓から出して、駐車場の読み取り機にかざしたところ、出口のバーが上がってくれました。

その車には、カーナビが装備されておりませんでしたので、ナビは自分のスマホでやらなければなりません。

これについても、楽天の海外ローミングでは通信が途絶えるのではないかと非常に不安だったのですが、ナビだけは問題なく運転中ずっと作動してくれました。

Google mapのナビを利用して、運転しておりましたが、データ容量が超過すると嫌なので、間違えやすい分岐点以外の部分はOFFにして走行したりしておりました。

それでも位置情報を見失う事も無く、高速道路も一般道も全く問題ありませんでした。

唯一準備不足だったと思った事は、スマホを固定するスタンドなどを用意して来なかった事です。

運転席のハンドルの前のフロントパネルの上に置いて運転していたのですが、右にハンドルを切って曲がる時に、置いていたスマホが遠心力ですっ飛んできて、危うく窓から外に飛び出しそうになりました。

その時は、窓を閉めて運転していたので、サイドのガラスに衝突してシートの下に落ちたので、社外に飛び出す事はありませんでしたが、窓を開けて運転していた事もあったので、ぞっとしました。

ノースショアに到着

高速を乗り終えて、無事ノースに到着して、ハレイワで渋滞気味の道路をゆっくり走っていると、 ホノルルとは別世界で、ハレイワは昔のハワイのまま時が止まっているように感じます。

また、ここまで来る間、レンタカーを借りる手続きも無く、駐車場に来て直ぐに車で発信できるので自分の車でドライブに来ているかの様な気持ちになりました。

HUIのカーシェアは、本当に気軽に利用出来て良いと思います。

鶏、牛、馬がいるノースの風景を見ながら、のんびりドライブして、ワイメア・ビーチパークに到着しましたが、サーフィンできるような波があるわけでは無いのに、駐車場は満車で、何台も空きを待っている車があったので立ち寄りを断念しました。

少し進んで、サンセット・ビーチに駐車スペースがあったので、停車して暫くサーフィン見学をしました。

この時に、スマホの通信が出来るかどうかが不安だったので、事前のテストとして、車の窓を開けたまま、ドアロックをして、少し間をおいて解錠してという事を何度か繰り返してみたところ、上手く作動したので、窓を閉めてちゃんとロックをしてからビーチに降りました。

この点だけは、非常に気を使います。

しかし、これはHUIが悪いわけでは無く、海外SIMを購入しないで楽天モバイルで済ませようとしている私の責任です。

サンセット・ビーチのコンディションですが、サーファーの人数は10数名で、たまにオーバヘッドのセットが入るという日本人旅行者サーファーにとっては絶好のコンディションでした。

特に、インサイドで良いブレイクがあり、上手いキッズが乗りまくっていました。

こんなチャンスはまたとなさそうなので、念のため、ボードを積んで来れば良かったと若干後悔しました。

その後、さらに北へ進んで、タートルベイ・リゾートへ移動しました。

このホテルは立地が最高ですが、数年前に訪れた時から、大幅にリノベーションされて超オシャレになっていました。

エントランスも大幅に増築してレイアウトが変更されており、殆ど別のホテルの様です。

以前より、さらにリゾート感が増して、ステイしたいという気持ちになりました。

ホテルの西側の海は湾になっており、この日は丁度良い感じの波が入っておりましたので、おそらく宿泊者かと思いますが、10名以上の方々がサーフィンをしていました。

ここが、オアフ島の最北端ですので、帰り道は、東周りのルートでも、元来た西周りのルートでも、ほぼ同じ距離です。

HUIアプリのサポート

Google mapで到着時間を調べてみましたが、時間的にもほぼ同じでした。

ところが、ハイブリッド車のプリウスですが、想定以上にガソリンの減りが早いので、万が一残量が減った時のGSピットインを考えて、元来た西周りで帰る事にしました。

ガソリンスタンドでの給油ですが、事前にHPで確認したところ、社内のコンソールボックスに入っている給油カードを使用する事になっていたのですが、それを探しても見つかりませんでした。

アプリで、本部に問い合わせをしてみたところ、暫くして返信があり、助手席のフロアマットの下に隠してあるとの事でした。

このアプリのサポート機能は非常に良いと思います。

元来たルートでワイキキへ戻り、日が暮れて夜間の運転になったので、視力の弱い私は高速道路の出口を何度か間違えそうになりましたが無事到着しました。

返却予定時間まで余裕がありましたので、ドンキに立ち寄り、駐車場に車を止めて、翌日にサーフボードの宅配レンタルを依頼しているクリップ・サーフボードで、予約済みのサーフボードの現物を確認しておきました。

ドンキで買い物もしてホテルに向かいましたが、ガソリンは40%残っていたので微妙でしたが、補充せずに車を返却しました。

イリカイ・ホテルの駐車場は、車のドアの内側にぶら下がっているパスカードを読み取り機にかざしてゲート開けて無事に入庫し、予定時間ピッタリで返却を完了しました。

HUI利用の感想

今回のオアフ滞在でカーシェアを利用したのは1度だけでしたが、レンタカーを滞在中確保すると駐車場代が意外にかかりますし、借り受けや返却の手続きも面倒なので、カーシェアで利用する時だけ借りるという方法は非常に手軽で便利だと思いました。

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