JGC修行アメリカ国内線JFK⇒LAX⇒HNL、ビジネスクラスとエコノミークラス

JGC修行
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アメリカン航空を利用した経緯

インド・デリー発の海外発券を利用したJGC修行の最終目的地となるニューヨークで途中降機して5泊した後、JFK国際空港からホノルルへ向かいましたが、この区間はJAL便が無い為、ワンワールドメンバーであるアメリカン航空のフライトとなりました。

当初一連の航空券を予約する際、この区間の選択肢としてJALの予約画面にデルタ航空便も表示されました。

アライアンス外の航空会社が旅程の途中に入る形でのチケット購入が出来るのか不思議でしたが、旅程的にはこの区間で直行便のあるデルタがベストでした。

しかし、修行としてJALのフライオンポイントを稼ぐのが目的なので、ワンワールドメンバーではないデルタ航空は除外してしまいました。

今思えば、それで本当にJALのサイトで旅程の途中のデルタ航空のチケットが発券できるのか、画面を進めて確かめてみれば良かったと思います。

UberでマンハッタンからJFK国際空港へ

出発日の朝、フライトが午前11:05発の為、3時間前の8時に空港に到着したいと思いホテルから空港までは毎度便利なUberを利用しました。

7時にチェックアウトを済ませ、ロビーでUberアプリを開きましたが、ホテル前を乗車位置に指定すると空港とは逆方向になるので、本来なら道路を渡ってお向かいのヒルトンクラブ・ウェスト57thストリートの前に移動した方が良いのですが、荷物が多くて面倒なので、宿泊したザ・クインの前から乗車する事にしました。

最初にUberで手配された車は、トヨタシエナでしたが、一旦地図上で動き出してこちらへ向かう様に見えたのですが、5分以上同じ場所に止まっておりました。

スマホの電波が悪い為に固まっているのかなとも考えましたが、ホテル内のwi-fi電波を利用しているのでそんなはずはありません。

暫くすると何かトラブルがあったのか、Uber側でキャンセルされて別の車が手配されました。今度はホンダ車です。

これにより朝の貴重な時間を10分以上ロスしてしまいました。

これにより渋滞に巻き込まれるようなことがあったらたまらないと思っておりましたが何とか無事に空港まで到着しました。

早朝で道路が空いていた事もあり、反対方向の車線となるザ・クインの前で待っておりましたが、乗車後直ぐにUターンして空港方面へ向かってくれたので時間の節約になり、途中の渋滞も無かったので余裕で到着出来ました。

ちなみに今回のドライバーもドミニカ出身の青年です。

JFKでアメリカン航空のチェックイン手続き~保安検査

早めに到着した為か、アメリカン航空のチェックインカウンターは空いており、基本的には自動チェックイン機で発券してセルフで荷物を預ける事になっておりました。

アメリカン航空のアプリで前日にwebチェックインは済ませておりQRコードも取得していたのですが、私達の場合はLAXでの乗り継ぎがあり、ホノルルまで荷物がスルーで間違いなく行ってくれるか、機械では無くスタッフに確かめたいので有人カウンターを利用しました。

特にビジネスクラスカウンターというものは無く、各クラスとも同じカウンターで手続きを行なっておりました。

セキュリティチェックまでのビジネスクラス用の簡易なエクスプレスチェックインルートはありましたが、合流して混雑するのであまり意味はありません。

セキュリティでは、靴を脱がされることになる覚悟をしておりましたが、今回は特にそれは要求されませんでした。

アメリカの国内線になるので、ペットボトルの水の持ち込みは大丈夫なのかと思っておりましたが、これはNGでした。各国で基準が違うので面倒です。

JFKの空港ラウンジ

ラウンジはクーポンなどを渡されるのではなく搭乗券を見せて入る方式のようで、特に地図の用意も無く12番ゲートのところにあるとチェックインカウンターで説明を受けましたのでSOHOラウンジに行ってみましたが、そこは入場資格が無く、対面にある別のエレベーターでグリニッジラウンジへ行くように言われました。

グリニッジラウンジは、軽食中心でサラダ関係は少ないですが料理の種類は充分あります。

味はイマイチで、特にスクランブルエッグなどは炒めるだけで味の違いのありようが無いはずなのに美味しくありません。

ベーグルだけは美味しかったですが、コーヒーマシンが壊れており、生ぬるいコーヒーしか出て来ず、最終的にはコーヒーのボタンを押しても水しか出て来なくなりました。

マシンにお湯のボタンはありますが、紅茶などのティーパックは置いてありません。

今回は朝の出発が早いので、ホテルで朝食は取らずラウンジでの食事を朝食とするつもりで来たので、単にお腹を満たすだけになり残念でした。

朝食にこだわりのある方は、別途考えた方が良いと思います。

このラウンジの良い点は、空間自体は非常に快適で、窓が大きく飛行機が良く見える事とマンハッタンの高層ビル群も見える事です。

出発の45分前にゲートに向かいましたが、43番ゲートは地下通路を通ってかなりの距離を歩きます。(上の写真はラウンジから撮ったものですが、向こう側に駐機している飛行機に乗る為、この下の地下通路を通って歩いていかなければなりません。)

到着したところ、未だ搭乗が始まっていなかったので、43番ゲート近くにあるアドミラルラウンジにも内容チェックの為入場してみました。

こちらのラウンジは、バナナやオレンジなどのフルーツがありましたが、食事の種類はグリニッジラウンジより少なかったです。

食事を充実させるには両方のラウンジをハシゴするのが良いと思います。

アメリカン航空でJFK⇒LAXビジネスクラスのフライト

搭乗する機材はA321で外観からは小型でさえない飛行機のような印象でしたが、予想外に内部は良い飛行機でした。

ファーストクラスも設定がされておりますが、ビジネスクラスも広さは充分でした。

ただ、離陸前に後方座席の機械上のトラブルがあったようで、メンテナンス係が入って来て慌ただしく作業を始めたので、日常メンテナンスは大丈夫なのか心配になりましたが、その後無事に離陸できました。

また、離陸時には全ての窓が閉められて外の景色が見られない状態で客室内は暗くされましたが、その状態の中、今までに聞いた事の無い異様な機体の振動と軋む音がしたので、墜落するのではないかと覚悟しました。

搭乗時にお見かけしたパイロットさんの声と見た目からすると、彼らもかなりの高齢者でしたので、ご経験は豊富かと思いますが、一瞬の判断力が遅れるのではないかという事も頭をよぎりました。

その後、座席のモニターの反応も悪いので、見た目には分かりませんでしたが、機体は古いのかと思います。

CAさんの年齢層も非常に高く私達を担当して下さった方はおそらく後期高齢者ではないかと思いますが、ハイヒールでテキパキと業務をこなす姿が颯爽としており、その仕事ぶりにプロフェッショナルを感じてほれぼれしました。

乗機時には出発前にウェルカムドリンクもあり、想像していたよりずっとホスピタリティがありました。

水平飛行に入ったので、シートを倒してみると、一応フルフラットになりました。ただ幅が狭くて寝返りが窮屈なので長距離路線の場合は厳しそうです。それでも妻は直ぐに爆睡しておりました。布団と枕は非常に寝心地が良かったです。

しかし、時間的にはぐっすり寝る暇も無くランチとなります。

その前にチョコレートとナッツが配られましたが、ナッツの盛りが多くて笑えました。

食事の配膳の為、ギャレーから出てきたトレーを見ると、床上10cmの最下段に剥き出しのサラダの皿が載っており、床から舞い上がる埃を被りそうで見ると食欲が萎えました。

機内食とはこの様な環境で配膳されるものだと割り切らなければなりません。

前菜のサラダの量もしっかりあります。レモン・チキンは美味でした。

テンダーロイン・ステーキも非常に美味しかったです。

アメリカでは大抵のものは美味しくありませんが肉類だけは美味しいです。

ステーキに関してはJALのビジネスクラスのヒレステーキは、便によりばらつきがあり、ヒレ肉で美味しいけどスジが多かったり、火の通し過ぎなのか、肉自体の問題なのか、成形肉かと思う程マズイ「ステーキと称するもの」があったりしましたので、アメリカン航空の直球勝負的な機内食に好感を持ちました。

一流料理人監修を謳って、難易度の高い料理を提供するより、単純な調理で素材の勝負をする方が、機内という制約のある環境では良いものが提供できるのではないかと思います。

当初、アメリカの国内線だから「残念ビジネスクラス」を想像しており期待していなかったのですが、ベテラン揃いのスタッフさんのサービスは素晴らしく、満足できるビジネスクラスでした。

妻は、機内食に期待していなかったので、あまり美味しくもないラウンジの朝食をしっかり食べてしまった事を悔やんでおりました。

JFK⇒LAX間の正味フライト時間は5時間半でしたが、昼間のフライトにも拘らず窓は閉められたままでした。

周りの乗客も見な閉めているので自分だけ開けて景色を見るのは憚られました。

照明も暗くしたままでしたので、それについては残念でした。

アメリカン航空 LAX⇒HNL エコノミークラスのフライト

LAXに到着したら、次のホノルル行きは1時間遅れるとの通知がアプリで送られてきました。

また、空港が広いので乗り換えのゲートが非常に遠かったです。

元々JALコールセンターのオペレーターさんからラウンジは無いとの情報は得ておりましたが、事前情報と違うこともあるので、探してみましたがやはりありませんでした。

web上の空港マップではadmiralラウンジがゲートの横にある事になっておりましたが、実際にはラウンジは撤退したようで、既に別のテナントが入っておりました。

その後さらに1時間遅れるとの通知が入り、都合2時間遅れとなりましたが、乗り継ぎ客でレストランもカフェもごったがえしているので、待合所の椅子でスマホを弄って過ごしました。

この様な時にラウンジが無いと辛いです。

ハワイ行きの機材はA321neoで、新しい機体ですが狭いです。

ビジネスクラスの設定もありますが、先ほどの便とは違い、なんちゃってビジネスクラスという感じのシートでした。

機内はビジネスもエコノミーも完全な満席でした。

エコノミー席の窓際から2席を予約しており、その隣に人が来ない事を願っておりましたが甘過ぎました。

ハワイ便はやはり人気路線です。この区間でビジネスクラスが取れなかった事もこの混雑を見て理解出来ました。

搭乗が終わってゲートが閉まったところで、CAさんから乗客の中にハネムーナーがいることが紹介され、乗客からの拍手と口笛で祝福されるという陽気な機内でした。

隣には、若いお兄ちゃんが1人で乗って来ましたが、水平飛行になった途端、持参していた紙箱を取り出してハンバーガーを食べ始めました。

この時は、機内食の前にハンバーガーを食べるなど、若いなあと思っていたのですが、その後、機内食は提供されない事が分かりました。

事前にフライト情報をチェックしなかった自分が悪いのですが、まさか6時間のフライトで食事が出ないなど夢にも思いませんでした。

妻からは「こんなことなら乗り継ぎの待ち時間にレストランで食事すれば良かった。」とハワイ到着までずっと文句を言われ続ける事になりました。

LCCではなくアメリカン航空なのにアメリカの国内線とはこんなものなのでしょうか?

先程のJFK⇒LAX便と飛行時間は同じなのにこの違いが理解できません。

(ビジネスクラスで食事が提供されたかどうかは確認しておりません。)

搭乗後の早い段階でハワイ州へ入る為の農業部門の申告書を配布されたのですが、降りてから空港で提出するものと思っておりましたが、フライト中に機内で回収に回ってきました。

早めに書くだけ書いておいたので直ぐに渡せましたが、アメリカは州によって色々違いがある事を実感しました。

機内ではwi-fiが無料で使えましたが、繋がったり、切れたりしました。

有料だったらクレームものですが無料なので不満は感じません。

フライト中に頑張ってかなり後れを取り戻してくれたようで、ハワイ到着の頃は未だ日没前で、夕暮れの空が美しく、オアフ島の西海岸で機体がターンする頃には陽が沈み暗くなり街の明かりが美しく輝いていました。

機体は軽くて剛性がしっかりしているように感じました。

乗客は全てアメリカ人なので、荷物を棚から降ろす際もマイペースで通路を塞ぐ事にも無頓着なので降機に時間がかかります。

日本人の場合、後ろから来る人に気を使い、通路を塞がないように荷物を降ろしたり、急ぐ人を先に行かせたりしますが、彼らはお構いなしです。

また、後ろの人も何一つ文句を言わずに待ちます。

前の人が行ってから次の人が荷物を降ろし始めたりするので、また時間がかかります。

全員の降機まで、多分同じ規模のJAL便の5倍以上の時間がかかると思います。

HNL到着~Uberでヒルトン・ハワイアンビレッジへ移動

ホノルルの空港到着後も長い通路を歩く事になりますが、アメリカの国内線である為、何か検査をする関所的な場所は無く、そのまま外に出てバゲージクレームに到達します。

一応、ここから先へ進むと引き返しが出来ないという表示はあり係官が座っている場所はありました。

預け入れたスーツケースはプライオリティタグのおかげで既に出てきておりましたので、ピックアップしてUber乗場に向かいます。

エレベーターで2階に上がり、道路側に出るとUber乗場の標識があります。

前面道路を横断した先の島がUberピックアップエリアになっており、数名の先客が居ましたので直ぐに分かりました。

ここでも楽天海外ローミングは激遅だったので、空港建物内でwi-fi電波を利用してUberアプリで配車を済ませてから乗り場に移動しました。

Uber車は5分で到着し、夜なので渋滞は無くヒルトン・ハワイアンビレッジまで20分で到着する事が出来ました。

今回の旅程での最大の反省点は、LAX⇒HNLのエコノミークラスを選択してしまった事です。

この区間でエコノミークラスしか取れないなら、LAXでは無く、他の都市を経由するか、日程を変更するべきでした。

まさか6時間フライトで食事が無いというLCC並みの扱いを受けるとは考えてもおりませんでしたが、今後はその様な便もある事を念頭において、予約時に食事の有無までチェックしておかなければならないのだと良い教訓となりました。

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