SFC修行2019やんばる

辺戸岬

この旅行では、妻にやんばるの森を見せたいと思っていた。

事前にオリックスレンタカーの予約をしたのであるが、店舗検索をしている段階で、オリックスでも店舗によって価格の差が大きい事に気がついた。

ヒルトン北谷に宿泊するので、オリックスレンタカー北谷フィッシャリーナ店がすぐ隣にあって便利である。また、ヒルトンのコンシェルジュに手配を依頼する事も出来る。

一番楽なのはヒルトンのコンシェルジュに依頼する方法であるが、料金は1,000ccのコンパクトカークラスで24時間9,000円台との事であった。提携により通常料金よりは割引きされているそうである。ヒルトン経由で借りるなら、フロントに車が用意されて、帰ってきたらフロントで乗り捨てが出来る。

私の希望は、午前11時に借り受けして、翌日18時の返却である。

オリックスレンタカー北谷フィッシャリーナ店のプランで試算すると、その時間帯で8,000円台であった。オリックスレンタカーの店舗は、ヒルトンの地続きのお隣なので、借りるのも返却するもホテルフロント前と左程変わらない。

ところが、念のため街中にあるオリックスレンタカー北谷店のプラン検索で試算してみると、同じクラスで5,600円台で借りられる事が分かった。

北谷店は、沖縄南インターチェンジへ向かう途中の国体通り沿いにある。ヒルトン北谷からは徒歩で30分、タクシーなら5分の距離だ。

これならタクシー代を支払っても北谷店で借りた方が安くつく。

オリックスレンタカーは、同一エリア内であれば、別の店舗に返却しても追加料金はかからない。従って、行きはタクシーで北谷店に行って借り受けし、返却は北谷フィッシャリーナ店に戻せば良いわけである。

こうして、ヒルトン北谷3階のフロント前からタクシーでオリックスレンタカー北谷店に行き借り受けをする事にした。

北谷店は、建物が古く、スタッフは女性1人だけであった。立地的に来店客は少ないものと思われる。この店舗は観光客というよりは嘉手納基地の米兵と家族向け需要を狙ったものなのだろうか。

乗り出し前にレンタカーのキズチェックをして、ガソリンがちゃんと満タンになっているかをチェックしてからスタートした。以前ハワイでレンタカーを借りた時、ガソリンが半分しか入っていない事に途中で気がついたが、返却時にクレームを言っても、先方の規定の計算式による返金しか出来ないという事で実損を被った経験がある。それ以来、レンタカー会社は信用していないので、チェックを怠らない様に心がけている。

沖縄南インターから高速道路に乗って終点の許田に向かった。時間帯的に渋滞は無い。一般道に降りて58号線を北上する。最初にオクマビーチを目指した。

オクマビーチは、妻が学生時代に訪れて、海の綺麗さに感動した思い出があるという事なので、久しぶりに行ってみるのも良いと思い向かったのである。

空港から乗ったタクシーの運転手さんが言っていた通り、4月の沖縄はオフシーズンなので、オクマビーチまで来ると殆ど人影はない。

妻がかつて訪れた時代とは、様子がかなり違っているようである。まずは防波堤の手前に車を停めて砂浜に出てみた。砂浜はサンゴの死骸のかけらで出来ている為なのか、真っ白で美しい。しかし、常に清掃されているわけでは無いので、ゴミなどの漂着物はそれなりに転がっている。常に清掃されているワイキキの浜辺には勝てない様だ。でも、これが自然に近いとも言える。

波打ち際には、未だ砂粒にはなっていないサンゴの枝が転がっている。これが普通なのか、環境の悪化を物語っているのか、一抹の不安を感じる。

ヒルトンの朝食ブッフェをたらふく食べたので、まだお腹が空かないが、この先レストランは無いので、オクマビーチリゾートの館内で食べることにした。

駐車場に車を停めてコテージエリアを抜けてフロントに向かうのであるが、コテージの外構工事の真っ盛りで、非常に埃っぽかった。まさにオフシーズンである。

サイトで見ると和食のお店があるはずだったが、ランチ時間は休業で、通りかかったスタッフに聞くとディナータイムだけの営業との事である。この時間食事が出来るレストランを尋ねると、ビーチサイドにあるレストランだけという事が分かった。

開けていても客がいないのだから、合理的ではあるが、館内は寂しい感じである。ロビーには数組の客がいたが、北谷エリアの賑わいと比べるとあまりに寂しすぎる。

隔絶された自然を満喫できる高級ホテルでもないし、位置づけが難しいリゾートだと感じる。

このホテルはJALの経営というイメージが強いが、JAL経営破綻後、外資系ファンドの所有となり、その後、転売されて現在は東京の不動産会社の傘下となっている。今後、良いホテルに生まれ変わってくれたら、一度泊まりに来てみたい立地ではある。

他に客のいないビーチのレストランで食事をした。一応ホテル内の施設であるにもかかわらず、クレジットカードが使えないのは今時珍しい。いろいろと改善点を抱えているホテルであるように思える。

オクマビーチリゾートから沖縄最北端の辺戸岬までは、車で約30分である。そこまで行くと、帰路の高速出口で渋滞時間に当たる可能性もあったが、せっかくここまで来たので、脚を伸ばすことにした。

辺戸岬周辺の景色は、オアフ島の東海岸を思わせる様な雰囲気で、日本の自然の風景とは一味違っている。やはり来てみて良かったと思える場所であった。

しかし、ここにも沖縄の苦難の歴史を伝える碑が建っている。観光をしながらも忘れてはならない歴史である。

次に慶佐次湾のヒルギ林に向かった。やんばるエリアで一番見たかったのが、このマングローブ林の風景と長閑な環境である。

以前に一人でドライブした時に、カヌチャリゾートから辺野古周辺エリアで、マングローブ林と水牛がいる風景を見て、時間が止まったような不思議な感覚を覚えた事があり、それを妻に見せたいと思っていたのである。

慶佐次までは東海岸のくねくねした一般道を走る方がやんばるの森の深さを体験できるのであるが、帰りの時間を考慮して元来た道を途中まで戻り、塩屋湾の脇から331号線で東海岸に抜けるルートを選んだ。

単調な道なので、妻は爆睡である。

慶佐次湾に到着すると、丁度干潮時間の様で、良い具合に潮が引いてマングローブの根本が見えていた。平日で観光客もいないので、静かである。東村ふれあいヒルギ公園で暫し佇んで時間を過ごしてから帰路に着いた。

本来なら、ここから東海岸沿いに大浦湾に向かいカヌチャリゾートを過ぎたあたりの風景を眺めるのが目的だったのだが、一般道を長く走ることになり帰りが遅くなるので、ここで切り上げた。また次の機会に行ってみたいと思う。

帰路は14号線でに西海岸に抜けた。この道はどこかで見た事があるような道だと思いながら走っていたのであるが、千葉県の鴨川の峰山山系の南側を館山方面に抜ける道に何故か雰囲気がそっくりであった。

許田インターチェンジから高速道路に乗り、沖縄南インターで降りた。この日は出口での渋滞はなく思ったより早くに到着出来た。

夕飯は、ステーキのつもりでいるが沖縄に来たのだから、こちらのローカルのステーキ店で食べるべきであるのだが、ネットで確認するとヒレステーキのメニューを載せている店が無い。

思い出より、健康、食材重視で、「いきなりステーキ」に行くことにした。

沖縄南インターを出て10分位のところに、イオンが経営するイオンモール沖縄ライカムがあり、その中にいきなりステーキが出店している。

ナビを見ながら到着したが、イオンモール沖縄ライカムは巨大な建物で、ナビの案内では地図上どこから入ればよいのか分かりずらい。しかし、敷地中央部にある信号で右折するとライカムの敷地内に入ることが出来た。

イオンモールのシリーズの中では多分新しい施設であり、規模も大きいし、内容も進化しているように感じる。

出店しているテナントも充実しており、モール内部のデザイン性も優れている。広い吹き抜けのホールには、水族館並みの大きな水槽が設置してあった。

「いきなりステーキ」はフードコート内にあった。フードコートも巨大で、テーブル席のバリュエーションも様々あり、居心地重視で設計されている。非常に進化しており、これなら普通の「いきなりステーキ」の店舗で食べるより、数倍良い。

沖縄の「いきなりステーキ」で良かった点は、さんぴん茶が付いている事である。ご飯は、ここでもやはり美味しくはなかった。沖縄のご飯で美味しいものに出会った事がない。

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