ホクラニ・ワイキキにチェックイン <ハワイの風に吹かれに行く>② 

機内では数時間ウトウトとしただろうか、例によって着陸の1時間前に朝食で起こされる。窓を開けるとオレンジ色の朝日が差し込んでくる。そのうち切れ切れの雲の合間からオアフ島の山の緑が見えて来た。窓から下の方を覗き込むとパールハーバーと米軍の将校用なのだろうか整然と区画された戸建住宅が並んでいる。芝生の葉がしっとりと水気を帯びている様にも感じる緑の美しさである

ホノルル空港には予定通り朝7:40に到着した。コンフォートプラスの席は機体の出口に近い為、到着後素早く降りることが出来る。荷物もプライオリティがあるので途中トイレに寄り道してからバゲージクレイムに到着した時には既に出ていた。入国審査も列の出来ていないうちに通過してスイスイとタクシー乗り場まで到着した。ここにも未だ列は無く待っていたタクシーに一番で乗り込む。

ホクラニ・ワイキキ・ヒルトン迄と告げると、ドライバーは直ぐに理解した。メジャーな行き先ではないので知らないかと思ったが、さすがはプロである。道路の渋滞も無くあっと言う間にカラカウア通り迄やって来て、ホクラニ・ワイキキ一階のエスカレーター前にピタッと車を付けてくれた。

全くストレスの無い行程で到着する事が出来た。

前回のハワイ旅行では、安さに釣られてJTBのエアとホテルのパックツアーを利用したところ、ツアー事務所で長々と説明を聞かされる事になり閉口したという教訓がある。

やはり、旅は自由が一番である。

 

タクシーから降りると道路際のエスカレーター前にシックな色合いのアロハシャツを着たホクラニ・ワイキキのスタッフと思われるハワイアンの男性が声を掛けてきた。「チェックインですか?」と日本語である。ヒルトンのタイムシェアには日本語ができるスタッフが多いので楽なのである(楽すぎるのも旅として良くないかもしれないので、こちらからは出来るだけ英語を使おうと心掛けている)。

名前だけ伝えて、スーツケースは彼に預け2階のフロントでのチェックインに向かうことが出来る。エスカレーターを上がって直ぐ右手に折れればホクラニのラウンジだ。左手はワイキキビーチウォークとなっており、2階のデッキ部分に連なるショップなどを見ながらを歩いていくとエンバシースイートホテルに繋がっている。ちなみにこのビルの1階には「クイックシルバー」がテナントとして入っている。かなり大きな店舗である。

一応フロントでチェックインできるか聞いてみるが、さすがに未だ朝の9時では無理であった。通常のチェックイン時間は16:00である。多分我々がこの日の一番乗りだろう。チェックイン可能になったらgmailで連絡をくれるよう依頼して、食事がてら軽く散歩にでも出かけようという事になった。

すると背後のデスクにいたタイムシェアのコンシェルジュさんから声がかかり、ウェルカムのレイを首から掛けていただいた上で、コンシェルジュデスクで滞在中のプランの相談などをする事になった。

特に観光ツアーなどの参加は考えていないので、ひとつだけ前回適当な時間に予約が取れずに断念したウォルフギャングステーキハウスの予約をお願いしてみた。「あそこはいつも混んでいるから厳しいかもしれませんね」といいながら、パソコンをたたき検索をしてもらうと、希望した翌々日に予約枠が空いていた。「何かの記念日ですか?」と聞かれたので「一応結婚記念日です」と言うと、「何かサービスがあるかどうか、分かりませんが一応記入しておきますね」とのこと。「ハッピィバ~スデイ」的な感じで店員さんに歌われても恥ずかしいので困るなぁと思ったが、過去にどの店でも結婚記念日で合唱する店員を見たことは無いので、まあ大丈夫だろうとそのままにした。

その他、ホテル内でいくつかのイベントがあり、当日(毎週月曜日17:00)には屋上で「オーナーズ・レセプション」というパーティ、その他の曜日にはヨガ教室、ウクレレ教室があるので、全て参加の予約をした。結局はその後予約を取り消して、参加したのはその日の夕方のパーティだけであった。

続きはこちら「ハレクラニボードウォーク」

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