帰り道、お腹が減ったので直ぐに何か食べたいと言う事になり、途中ワイキキ・ビーチ・ウォークの1階にある「SUBWAY」でサンドイッチを買って帰る事にした。メニューの看板を見て選んでいると、我々の前に並んだ欧米人の若い男性がBLTフットロングのチーズやサラミなど全部盛りで巨大なサンドイッチを注文して、持ち帰って誰かと分けて食べるのかと思いきや店内で1人で食べ出したのには驚いた。私が真似したら血糖値急上昇で大変な事になりそうである。私はここでも健康を考えて野菜だけのサンドイッチにした。
午後は、アラモアナ・ビーチパークを散策しに行く事にした。また、ワイキキトロリーのピンクラインを使って行く事になるが、この日はバスを待つ間の日差しを避ける為、先日のサラトガ・ストリート停留所の一つ手前のワイキキ・ゲートウェイ・ホテル前の停留所まで行ってバスを待つ事にした。ホクラニからはカラカウア通りを西へ歩いて5分弱である。この停留所は建物の日陰があるので待つのは楽なのだが、こういう時に限ってその停留所に到着すると同時にピンクラインのバスがやって来た。アラモアナ・ショッピングセンター内の停留所でバスを降りてビーチ方面へ歩くのだが、ビーチまでは意外に距離がある。アラモアナ・ブールバードを横断し、公園内に入ってから水路を渡って、芝生の庭を横切ってやっとビーチに出る。そのビーチもまた広い。奥行き・横幅どちらも相当な距離がある。海の中には構造物が無いので視界的に海が広く見える。その大きな海の彼方の水平線に、この季節の夕陽は沈んで行くのである。夕方に散歩やジョギングをするなら、ここは最高の公園である。サーフィンについては、ここもポイントまでの距離は遠いようだ。妻にとってはNGである。
はるか沖で割れるブレイクで波乗りをしているサーファーを見たりしながら、ブラブラとビーチサイドを散歩していると、いつの間にかサンセットタイムになっていた。暫し足を止めて落ちて行く夕陽を眺める。振り向くとビーチがセピア色に染まっている。この瞬間だけ見られる美しい景色だ。カップルなら是非この時間に行って貰いたい。
夕陽が沈んだら、辺りがまだ明るいうちにアラモアナ・ショッピングセンターに戻った方が無難だろう。暗くなると人気が少ないので少々危険である。
その後、この日もまたアラモアナ・フードランドに寄って食材を仕入れる。肉関係は流石にアメリカだけあって種類が豊富なのだが、魚に関してはどうしても日本より種類は少ない。見た事のない魚を選ぶのは勇気がいるので、どうしても無難にサーモンかアヒを選択する事になりがちだ。この日も両手に荷物を抱えて、またピンク・ラインのお世話になってホテルへ戻った。
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