JGC修行のホテル予約と、ヒルトン・タイムシェアの予約を取る苦労

JGC修行の中盤戦にあたり、やっとホテルの予約を取り終えました。

ホテル予約と言っても私の場合、今年度については大半がヒルトン・タイムシェアの予約です。

なぜなら今年に限っては、元々JGC取得よりヒルトン・タイムシェアのポイント消化の方が優先事項であったからです。

JGC修行は6月の下旬に急に思い立って始めることにしたので、計画性に乏しく、こうしておけば良かったと後から反省する事だらけです。

ところで、一般的にヒルトン・タイムシェアの予約は取りづらいと言われておりますが、時間の自由がある人にとっては、特にストレスを感じる事はこれまで無かったと思います。

しかし現在はコロナ明けの為、今年は特に予約が取りづらい状況になっておりますので、今回JGC修行旅行の予約取りは大変苦労しました。

今年中に使い切らなければ救済措置が無く完全に失効してしまうポイントが2年分あり、それを支払い済みの年間管理費に換算すると大変な額になります。

それに加えて昨年分の繰越と今年の分があるので、最低でも3年分、出来れば4年分を今年1年で使いたいところです。

多くの方々が今まで貯まっているポイントを今年中に消化しようと動いている為に、普段の3倍の勢いで予約が殺到しているのではないでしょうか。

コロナが明けた5月、私達はJGC修行など全く考えておらず、ヒルトン・タイムシェアのポイントを消化する事とANAのマイルを消化する事を今年の旅行の課題としておりました。

それでも見切り発車で先の予約をするのは躊躇われたので、全てが出遅れの手配となり準備も不足しておりました。

新型コロナが5類になったとは言え、消滅したわけでは無いので、いきなり海外というのではなく、先ずは国内旅行で沖縄へ行く位が安全かと思いました。

先ず6月に、沖縄の瀬底リゾートに宿泊してヒルトン・タイムシェアのポイントの一部を消化しましたが、中々空きが無いので3泊しか取れず、それも低層階でしたのでポイントは低目でした。

皆さんポイントに余裕があるので、高層階のポイント料金の高い部屋を狙うようです。

ハワイの宿泊先の予約に関しては、ヒルトン・ハワイアンビレッジ内であれば、施設の規模が大きくて多くの棟があり選択肢が多数あるので、1ヶ所に長期連泊するのではなく、数泊づつ部屋を移動する方法を採れば予定が埋められそうでした。

しかし、ワイキキビーチに近いホクラニ・ワイキキについては極端に空きが少ない状況です。

私達の場合、オアフ島で一番やりたい事はワイキキビーチでのサーフィンなので、出来ればホクラニに長期滞在したいのですが、細切れでたまに空きが発生する程度です。

結局、ダブルベッド1台の部屋、ツインの部屋を別々の予約で取りました。つまり滞在途中で一旦部屋を出て移動しなければならないという事です。

また、各々に予約手数料が発生し、キャンセルプロテクションを付けるのでそのオプション料金も発生してコストアップになります。

その後も未だハワイ滞在の日程的に3泊分の予約が取れていなかったので、ずっとチェックしておりましたが、ホクラニでは希望日に空きが出て来ませんでした。

その間、ヒルトン・ハワイアンビレッジ内では、いくつかの棟で希望日に空きが発生するのですが、未だ時間があるからと予約を見送っておりました。

万が一、ヒルトン・タイムシェアの予約が取れない事になっても、その他のホテルならワイキキにいくらでもあるので、どこかで予約が取れるから、ギリギリまで待てば良いという発想です。

ホクラニのお隣にはヒルトン系列のエンバシー・スイートがあるので、そこで3泊すれば、その後のホクラニへの移動は徒歩で楽々です。

ちなみに当初の予定では、この旅行はANAの特典航空券を利用して行く予定だったのですが、急遽JGC修行をする事に決めたので、これをキャンセルしてJALの有償チケットで行く事にして、尚且つ距離を稼ぐ為にニューヨークを絡めた旅行に切り替えたものです。

ニューヨークのヒルトン・タイムシェアについては、意外にも部屋を選ばなければ、何処かには予約が取れそうだったのですが、第一希望として考えていたザ・ペントハウスーザ・クイン・ヒルトン・クラブが予約解禁日になった時に偶然空きが発生しましたので速攻で押さえました。

この部屋は必要ポイントが非常に多いので、これを予約した事で、本年度に消化しなければならなかったポイントは全て消化する事が出来ました。

逆にポイントが足りなくて来年度分を前借りする事になりました。

私の場合、過去ヒルトン・タイムシェアについては、都合により利用しなかったポイントをRCIに移行させて、3年放置して失効させるなどの勿体ない事をやらかしているので、ポイントを前借りして利用していくのが一番良いという結論に達しております。

従って、これで目論見通りの予約が完了した事になります。

ニューヨークのヒルトン・タイムシェアは、基本的にキッチン設備が付いておらず、普通のホテルステイとの違いは少なく、バスタブもなくシャワーのみという部屋が多いのですが、このペントハウスにだけは辛うじてミニキッチンと電子レンジが付いています。

それが選んだ理由です。

運営する側からすれば、ニューヨークのど真ん中で自炊などされて煙や臭いを出され、生ゴミなどを出されたらたまらないという事だと思います。

しかし、利用する側からすればニューヨークで外食ばかりだとお金もかかりますし、何よりも栄養バランスが悪化してしまいます。

ここで自炊が出来たら超長期滞在も可能となるので最高です。

ヒルトン・タイムシェアでは無理だとしても、次回以降の為に、また別の方法を探してみたいと思います。

残るはニューヨークからハワイに移動した際の最初の3泊分の予約のみとなりました。

前述のとおり、ホテル宿泊も視野に入れてギリギリまで待つ構えでいたのですが、いよいよ出発が迫って来た段階でヒルトン・ハワイアンビレッジ内のグランド・アイランダーの1ベッドタイプの空きが出て来ました。

部屋のタイプはシティビューなので、必要ポイント数は少なくて済みます。

ニューヨークの予約を完了させる前だったら、必要ポイント数が多くても良い部屋を取りたいので見送るパターンだったのですが、既に来年度のポイントも前借りしている段階なので、これも良いかなと考え始めました。

グランド・アイランダーはヒルトン・ハワイアンビレッジ内で一番新しい建物で人気があるので、躊躇していると直ぐに他のメンバーに取られてしまいます。

私達の場合、部屋から海が見えなくても、ほぼ毎日サーフィンをしにワイキキビーチに行く事で海を眺めますので、お部屋のオーシャンビューはマストではありません。

妻と相談して妥協の結果、それを予約する事にしました。

JGC修行の最初のホテル予約の話に戻りますが、海外発券の為にインド・デリーに行き宿泊しましたが、その際はダブルツリーbyヒルトングルガオンNCRに泊まりました。

これは、ヒルトン・タイムシェアとは関係無く、折角ヒルトンホテルのダイヤモンドメンバーになっているのだからヒルトン系列に宿泊して恩恵を受けたいというヒルトン縛りでのホテル選択です。

デリーにはヒルトン系列ホテルが3件ありますが、エグゼクティブラウンジが備わっているのが1件だけだったので、それが理由でそのホテルを選んだというわけです。

ラウンジが備わっているホテルの方が、ホテルとしての格式が上だろうという事と、自分達がラウンジ利用の恩恵を受けられるという事です。

この時の料金は一泊あたり15,000円でしたので、非常にお得に宿泊できて、サービスも良かったので大満足でしたが、周辺環境が殺伐としているのが難点でした。

妻は、次もこのホテルでいいと言っておりましたが、今後デリーを訪問する機会もそうはないので、別のホテルにも宿泊してみたいという考えがあります。

ヒルトン縛りで行く場合、他の2件にはラウンジが無いので、ダイヤモンドメンバーとしての恩恵は限定的となります。

それならばマリオットなど、他のホテルグループに選択肢を広げて探してみようと考えました。

私の場合、マリオットについては会員登録もしておらず、マリオット・ヴォンボイのクレジットカードも発行していないのですが、いずれはクレカ発行してステイタスをゲットするつもりでおりました。

しかし、ヒルトン系列のホテルをある程度行き尽くしてから、マリオットを攻めるという事でも良いかと考えておりました。

それほど旅行頻度が高いわけでは無く、タイムシェアにも毎年宿泊しなければならないので、その他には、ヒルトンホテルのダイヤモンドメンバーであるだけで必要十分です。

さらにマリオットの上級会員を取得しても使いきれなくて宝の持ち腐れになる可能性もあり、年会費の支払いが勿体ないと思ったからです。

しかし、ヒルトン縛りで旅行するにあたり、ヒルトン系列ホテルが無い地域も多い事と、やはりマリオット系列の方がホテル数は多くカバーエリアが広い事を痛感しました。

そこで、そろそろマリオット・ヴォンボイのクレカを発行しようかという段階ですが、先ずは数回マリオット系列ホテルに宿泊してみようと思いました。

ステイタスマッチにトライしてみようかとも思いましたが、1度しか出来ない制度である為、今回は温存し、プラチナ・チャレンジを行う事となった場合に使ってみようと思います。

とはいえ、ホテルの宿泊修行をすると言えば、妻は嫌がると思うので、クレカ決済修行によりプラチナ取得を目指す可能性が高いと思いますが、修行方法については今後検討する予定です。

そんなこんなで、2回目のインド・デリーについては、未だ先だからじっくり考えようと余裕こいていたのですが、当初6月頃にチェックしていた頃と比べて旅行予定日の料金が爆上がりしておりました。

6月頃にサイトをチェックしていた時には、JWマリオットでもこんなに安く泊まれるのか、選択肢はいくらでもありそうだなと楽しみにしていたのですが、その後たまにチェックする度に値上がりして、私が滞在する日程が特に高くなって来ています。

何度も検索するから、自分向けだけに高い料金が表示されるのかとも疑い、VPNを利用してチェックし直してみましたが差はありませんでした。

インドは乾季である12月が観光のハイシーズンという事なので、それにかかって来ているのかもしれません。

しかし、野焼きで大気汚染が激しくなる時期でもあるはずなので、微妙です。

JWマリオットにお得に泊まれると期待が膨らんでしまっていたのですが、現実は想定の3倍以上の値段となってしまっております。

2泊するだけだから、それでも良いかと思ったのですが、予定日から2日後にずらすと3割ほど料金が下がっておりました。

よりによって一番タイミングの悪い日程で宿泊することになりそうなので、なんだか気持ちが萎えてしまい、JWマリオット以外の選択肢を探すことにしました。

JWマリオットはインディラ・ガンディ国際空港から車で5分という近い距離にあるアエロシティというエリアにあるので便利なのですが、マリオット系列では他にアロフトがありました。

アエロシティ内には各ホテルグループがハイブランドホテルを集中して進出させており、ハイアット、アンダーズ、プルマンなどが競い合っております。

アロフトも良いのですが、エグゼクティブラウンジは無いようです。

また、デリー市内まで行けば、マリオット系列のシェラトンやルメリディアンがあり、こちらはエグゼクティブラウンジがありますが、宿泊料も左程高騰しておりませんでした。

ただし、デリー市内の往復は交通渋滞があるので最低でも片道45分は見ておかなければなりません。

ただ、市内観光をするなら、こちらの方が便利というメリットもあります。

私は、これまでマリオット・ヴォンボイには会員登録さえしておりませんでしたが、アプリ上で会員登録をする事で、会員向けの朝食付きプランにすれば、ビジターの素泊まりの場合と殆ど料金が変わらなくなる事が分かりました。

また、今回は2泊するだけなので、エグゼクティブフロアを選択しても大きな出費にはなりませんので、シェラトンを予約しようと考えました。

ところが、妻に諸条件を説明したところ、デリー近郊は野焼きの時期で大気汚染があるからUber移動はしたくない、観光をするつもりはない、築年数の新しいホテルが良い、周辺環境が清潔な立地が良いなどの理由で、デリー市内への移動は却下となりました。

妻は、事あるごとに「ああ、次のインドは行きたくないなあ。」と言っておりますが、インドが嫌いという訳では無く、衛生面での不安から、空港近くのホテルに籠って宿泊だけして日本に戻って来たいようです。

という事で消去法により、アエロシティ内のアロフトを予約する事に決定しました。

1泊当たり約3万円ですが、朝食付きプランにしても価格差はほぼありません。

ホテル側からすれば、朝食ビュッフェの料理を無償提供する人数が増えても原価的にあまり変わらないのだろうと思います。

それよりも部屋が売れて稼働率が上がり売り上げが増える方が利益につながるので、朝食を無料で提供した方が得策になるのだろうと思います。

敢えて朝食の定価を高めに設定しておけば、無料で提供された客側はお得感で喜ぶので、上手い戦略だと思います。

また、ここのアロフトでは、ビジネスパックというプランがあって、空港送迎が付くのですが、それでも価格は余り変わりません。

従って、そのビジネスパックを選択しましたが、空港送迎の方法についてサイト上では見つけられませんでしたので、マリオットのカスタマーセンター（一般デスク：0120-925-659）に電話で問い合わせをしてしまいました。

迎えの人が空港出口まで来てくれるのか、自分でシャトルバスの乗場まで行かなければならないのか、web上には詳細についての記載がありませんでした。

オペレーターの方は、現地に問い合わせのうえ、メールで回答して下さるとの事でしたが、最大で5営業日かかるという事でした。

しかし、その数時間後に現地ホテルスタッフからメールが入り、ホテル予約番号と往路のフライト番号を教えて欲しいとの事でしたので、返信すると直ぐに丁寧な説明メールが入りました。

料金からすれば、エアロシティエリアの近隣ホテルの宿泊客が同乗する共同シャトルバスに自分で乗場まで歩いて乗車するものと想像しておりましたが、意外にも空港出口にホテルの看板を掲げた担当者が迎えに来てくださるとの事でした。

それだけでも1万円以上の価値があると思いますが、その事よりも現地ホテルスタッフのメール対応が迅速で丁寧だったことに驚きました。

実際に宿泊する前ではありますが、このスタッフの対応を見ればアロフト・ニューデリーのホテルスタッフのレベルの高さが分かります。

非常に素晴らしい対応だと感じましたので、マリオットに対する印象が急上昇しました。

ところで、ホテル予約の追加的な部分ですが、ニューヨーク行きのフライトと、次のデリー行きのフライトは午前発の便となる為、羽田空港に前泊しようと考えておりますが、これらについては未だ決めかねております。

前回のデリー行きの例に倣えば、空港内のロイヤル・パークホテルが快適だったで、無難であると思うのですが、ホテルとしての面白みに欠ける部分があるので、別の選択肢も検討しております。

ヒルトン東京お台場に宿泊して、お台場からタクシーで移動すれば、恐らく渋滞は無く、時間的には20分位で羽田空港に到着する事が出来て、料金は5,000円程度です。

ただ、残念なのはヒルトン東京お台場の朝食レストランのスタート時間が現在は7:00からとなっているので、出発時刻を考えると朝食を食べている時間がありません。

8時には羽田空港第3ターミナルに到着していなければならないので、遅くとも7:30にはタクシーに乗り込みたいところです。

ヒルトン東京お台場に前泊して、カクテルタイムのエグゼクティブラウンジを楽しむ事は出来ますが、肝心の朝食をパスするのは何だか勿体ない気がしております。

朝食を食べないならば、いっそのこと京急空港線大鳥居駅の東横INNであれば、ツインルームで1泊1万円です。

前日にチェックインして、夕方に羽田空港に行って空港内で食事をしてホテルに戻り、翌朝は起きたら、直ぐにタクシーを呼ぶか京急に乗れば、中途半端にロイヤル・パークホテルで27,000円の宿泊料を支払うよりお得であるとも言えます。

この3つの選択肢の中で、もし私が1人で修行するなら間違いなく東横INNを選びます。

それで十分快適ですし、なんなら前泊などしなくても当日の朝に自宅から羽田空港に電車に乗って向かいます。

この選択については、妻に委ねるつもりでありますが、おそらく無難にロイヤル・パークホテルを予約する事になる可能性が高いのではないかと考えております。