ターミナルホテル東予は、典型的なビジネスホテルであるが、車お遍路にも向いている。丁度区切りの良い場所にあるからだ。二階にフロントとレストラン紅葉亭があるが、レストランの営業は朝食だけの様である。お部屋は広くはないがアパホテル徳島駅前とは違い普通に過ごせる空間である。上層階だったので海まで見渡す事が出来、居心地は良かった。ランドリースペースもあるので洗濯も出来た。
ホテルのすぐ近くにスーパーがあるので買い物は出来たのだが、夕飯に適当なレストランが見つからない。Googleで検索すると10kmくらい走れば「季の屋西条店」という和食のレストランがあるので、ドライブがてら行ってみることにした。愛媛の地形は瀬戸内海沿いに平野が広がり、人が住む場所と田畑があるが、その南側は急に山々がそびえ立っている。その山脈は東西に四国を押さえる様に連なっており、南側の高知県側とを分断している。その為に気候も食べ物も住民の人柄にも違いがある様だ。多少の渋滞もあったが、レストランには明るい内に到着した。まだ客はまばらであった。毎日お昼は車の中でコンビニのサンドイッチなので夕飯はしっかりとバランスの取れたものを食べたい。小鉢の品数が多い御膳を注文した。店内はチェーン店的な造りであるが、新しく清潔である。料理は美味しく、価格も手頃であった。お遍路の最中に食べた夕飯の中ではここが一番良かった。この先の道中に同じ系列の店があれば利用したいくらいである。
宿に関しては、ファミリーロッジ旅籠屋が気に入ったのであるが、翌日の宿泊先についても丁度区切りの良い場所に支店があるので、予約していたリーガロイヤルホテルをキャンセルして旅籠屋に予約を入れた。さらにその翌日についても丁度区切りの良い場所に旅籠屋の讃岐観音寺店がある。こちらも予約をキャンセルして旅籠屋に予約を入れた。
旅籠屋は車お遍路にとっては最高の宿である。料金は安いし部屋は広くてくつろげる。フロントで朝7時から出される朝食を食べている時間は無いが珈琲やジュースを頂けるのは嬉しいサービスである。四国の場合はお遍路客で一定の需要が見込めるので、観光客も合わせれば良い稼働率を維持出来るのではないだろうか。室戸の旅籠屋に宿泊した時は空き部屋もあったが、他の2件は満室に近い状態に見受けられた。
ターミナルホテル東予に戻って、この日も洗濯をする。3階にランドリールームがあるので助かる。翌日のシミュレーションをして、Googlemapに行き先を入力して履歴を残しておく作業を行った。
朝食は二階のレストラン紅葉亭で和食を頂いた。美味しい朝食であった。
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