
マカオ最終日、前の晩また寝る時間が遅くなり、朝はゆっくり起床。
チェックアウト時間前に、いろいろと動き回るのはやめ、朝食は、またロード・ストーズ・カフェのお世話になる事にした。
店内では食べず、部屋に持ち帰った。その方が、チェックアウト時間まで、ゆっくり支度が出来るからである。
マカオでは、2泊だけなので、スーツケースの中は、空けていない。比較的簡単に出掛ける準備が出来た。
チェックアウトのリミットまで時間が出来たので、ゆっくり珈琲を飲みながら、香港のガイドブックに目を通す。
香港では4泊するのであるが、まだザックリとした予定しか考えていない。行くべきところは、いろいろあるのだろうが、先ずは現地に入ってみないとイメージが湧いてこないのである。
ふとスマホを見ると、変圧器のメーカーからメールが届いていた。実は、妻が旅行に持って行きたいという、くるくるドライヤーの為、旅行前にネットで変圧器を購入して持参したのであるが、こちらでコンセントに差しても全く作動しなかった。
それで、メーカー宛に問い合わせのメールを送ったところ、中1日で返事が来たのである。
内容としては、この変圧器は200wまでしか、対応しておらず、ドライヤーは1000wを超えているので安全装置が作動して動かないのだろうとの事であった。
容量を確認しないで購入したこちらが悪いのであるが、その容量だとスマホとパソコンの充電くらいにしか使えないであろう。
商品画面に大きく注意書きをして欲しいものである。
とんだ安物買いの銭失いであった。
最近のくるくるドライヤーなら、200ボルトにも対応しているだろうから、そちらを買い換えた方が良さそうである。
チェックアウトを済ませ、シャトルバス乗り場にスーツケース2個を引いて向かう。
カジノに後ろ髪を引かれつつ、ジュータンの毛にスーツケースの車輪を取られつつ歩く。
フェリー乗り場行きのシャトルバスは、既にシャトル乗り場で待っていた。
バスの車体下のトランクにスーツケースを押し込む作業も、もう慣れたものである。
2つを押し込むとバスに乗り込んだ。
チェックアウト時間の直後の為か、座席はほぼ埋まっている。
今回は、マカオ半島とタイパ島に架かっている橋のうち、一番東寄りの橋を渡ってフェリー乗り場に向かった。
これで、3本全部の橋を渡る事が出来た。
橋を渡りながら、マカオ半島を眺めていると、「また来れるのだろうか? いや、他にも旅行したいところが沢山あるので、積極的に来るということはないかもしれないなぁ。旅は一期一会だから、もっと事前の調べをしっかりして、やり残しの無いようにしなきゃいけないなぁ〜」という考えが湧いて来た。
でも、そう思えると言うことは、マカオは良い旅行先であったという事である。
次回、来るときはもう少し滞在出来るようにしよう。
フェリー乗り場にバスが到着した。
雨が降っているので、バスを降りてから、荷物を下ろすのに待たされないよう、人が捌けたのを見計らってから降りる。
フェリー乗り場の建物に入って、先ずはチケットを確保する為、二階フロアにエスカレーターで上がる。
チケット窓口は空いていた。
若い男性が窓口担当者であった。
今度もスーパークラスを選択する。
会計は、ここではアメックスが使えず、VISAカードで支払った。
支払いの際、私のカードを見て日本人と分かったのか、そこからは、日本語での対応に切り替わった。
どこで覚えたのか、流暢な日本語である。一体何ヶ国語を使い分けるのだろう。最低でも、他に広東語、北京語、英語、ポルトガル語は、出来るのだろうから、五ヶ国語はイケそうである。
こちらの観光業に携わる人達は流石である。
各国から訪れる観光客が、彼らのスキルアップを促しているのだろう。
それに比べると日本は、まだまだである。
乗船まで、2時間ほどあるので、ここでランチを食べる事にする。
3階にお店が集まっている。
エスカレーターで3階に上がったところは、カフェコーナー、廊下を歩いて行くと、飲茶の店、その先がマクドナルド、右に折れるともう一軒店があった。
この日は、飲茶の店に入ってみた。
ここが一番流行っている感じがしたからだ。
香港国際空港のフェリー乗り場の中華の経験があったので期待はしていなかったが、意外に美味かった。
空芯菜炒めで、野菜も摂れたし、味付けも濃くなかったので、満足なランチとなった。
その後、少し早めにと思い、搭乗口に向かったところ、スーツケースは、持ち込めないので、別途預ける様にとの事。
香港国際空港でのトランジットでは、荷物はスルーであったので、ここでフェリーに乗る際に預け入れが必要であるの事は、スッポリと頭から抜け落ちていた。
別の窓口に向かい荷物預け入れの手続きをする。
スーツケースは20kgを少しオーバーしていた様で、追加料金を取られてしまった。
この荷物の追加料金というやつは、癪である。
キャセイ航空の預け入れ荷物の制限が30kgなので、旅行準備の際にスリム化努力をせずに、あれもこれもと荷物を入れすぎていた。
本来は、香港国際空港で、荷物がキャセイからフェリーのターボジェットに積み替えられるときにも超過料金が発生していたはずであるが、これはスルーされたのでラッキーであった。
私の荷物を預け入れするのが、遅かったせいか、出国手続きをしてから、乗船の待合室で結構な時間待たされた。
待合室からガラス越しに桟橋を眺めていると、スーツケースを数個積んだ台車がフェリーに向かって走って行くのが見えた。その内の2個が、我々のスーツケースである事は、その色から確認出来た。ここにいる人達に申し訳ない事をしてしまった。
スーツケースが積み込まれた後、程なくして乗船となった。
スーパークラスなので、また二階フロアに上がる。
乗船の際に西欧系の家族がスーツケースを引いて乗り込んでいるのを見た。最初は、貴重品を入れているのか、もしくはプレミア会員みたいな特別な待遇を受けているのかと思っていたが、ふと考えてみると、荷物の預け入れが我々より遅くて、係員が運べないから、自分で持って行けという事で許可されたのかもしれない。
今回は往路と違い、5割位の席が埋まっている。
我々は、右舷の一番前の窓際を選択した。香港入港の際、右舷側の方が香港島サイドを眺められると思ったからである。
航路は、最短距離を通り、真っ直ぐ香港に向かっている。
大きなランタオ島を左手に見て、香港が近づいてくると右に左に島々が見えてきた。香港は小島の多い国なのだなと思う。小さな島にも結構人が住んでいる様である。
香港国際空港への着陸時は、席が窓際ではなかったので、香港の街を見下ろす事は出来ず、その後も香港国際空港のあるランタオ島から直接フェリーでマカオに向かったので、香港の街を拝めず終いであった。
従って、今回の入港が初香港となる。
海上は、このフェリーと並行して走る他の船で、賑やかになってきた。
香港島の西の端に近づくと、その辺りは地下鉄も通っていない地域であるにもかかわらず大きなマンションが建っている。
香港島の西端を回り込むと右手に上環エリアが見えてきた。
高いビルが直ぐ海辺に建っている。しかもビルとビルとの間隔が狭い。
さらに進むと中環エリアとなる。
もっとビルが高くなり、ビルのグレードもアップしている感じがする。
密集度はさらに高まる。
生憎の雨の為、ビル群は霞んでいるが、それでも迫力がある。夜景が綺麗であろう事は、これを見ても納得できる。霧の中のビル群を海上から眺めるのも、幻想的で趣きがあって良いものであった。
ガイドブックの地図で見ていた時は、香港島と九龍半島との間に橋がかかっているものと勝手に思い込んでいた。
なので今回チムサーチョイのフェリーターミナルに入港するまでに、橋桁をくぐるものと思って見ていたが、何もなく港に着いた。
九龍半島と香港島は、海底トンネルで繋がっていたのであった。
香港は、自分の想像より、もっと発展した、先を行く都市であるのかもしれない。
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