ファミリーロッジ旅籠屋ホッピングの旅 ①予約編

金沢の兼六園に行こうと思い立った。

当初、飛行機で小松空港まで飛んでレンタカーでの移動を考えたのであるが、フライト時間帯がしっくり来なかった。

車で行く場合、一気に金沢まで走るのはシンドそうなので、行き帰りに中継地点で1泊づつする事にした。

行きは軽井沢、帰りは飛騨高山で観光するつもりである。

軽井沢では、やはりヒルトンに宿泊したいと思いヒルトンオーナーズのサイトを開いて料金を確認したのであるが、何とこの時期1泊約5万円となっている。比較的安い時期なら2万円台前半であったので、その2倍である。紅葉シーズンなので人気なのだろうか。

私としてはハイシーズンに高い料金を支払って旅行するのは好きではないので、考えを変えた。

旅籠屋のサイトを開いて軽井沢店の空き状況をチェックすると△印になっている。△印は空室が半数以下になったというサインである。

料金は平日8,640円と激安である。軽井沢でこの価格は凄いと思う。立地的には私の大好きなスーパーツルヤに近いので悪くはない。

早速予約を入れるとともに、全行程を旅籠屋利用で回ってしまおうと考えた。

金沢と飛騨高山にも丁度旅籠屋の支店がある。何故か金沢店の方が空室〇で、飛騨高山店が空室△である。

宿泊の順番を間違えないように注意しながら予約を入れた。予約の確定については、各支店からの予約確定連絡を待たなければならない。約1日のタイムラグがある。翌日全ての支店から確定のメールが届いてホッとした。予約が取れなければ他のホテルを取れば良いのであるが、今回は旅籠屋ツアーをしたかったのである。

旅籠屋の唯一残念なところは、支払いにカードが使えない事である。一応陸マイル活動をやっているので、現金払いは嫌いなのだ。

出発日は、早起きして朝食だけは自宅で摂ってから出かけた。

平日なので、渋滞は無く関越道の高坂サービスエリアに到着した。関越道のサービスエリアは他の高速道路に比べると老朽化してグレードが劣る。サービスエリアの楽しみは無い。

この日の目的は軽井沢プリンスアウトレットでの買い物なので、ガンガン飛ばして時間を稼いだ。途中の山々は紅葉が綺麗であったが助手席に座る妻を見ると爆睡しているので、起こさずに走り抜けた。

軽井沢に到着すると、もうチェックイン可能な時間だったので、アウトレットに行く前に旅籠屋に寄って荷物を下す事にした。

軽井沢の旅籠屋は、予約の後、備品関係の問い合わせ電話をした時、あまり感じの良い対応ではなかったのであるが、この日のフロント係は非常に明るくて愛想の良いご夫婦であった。

聞くと千葉県木更津市在住との事で、この日は常駐管理人さんがお休みを取っているのでピンチヒッターでここのフロント係をやっているとの事である。

何とファミリーロッジ旅籠屋には、ピンチヒッター専門の社員がいるそうで、このご夫婦は、専属の支店を受け持つのではなく、全国津々浦々、旅から旅へと旅籠屋のフロント係をしながら廻っているそうだ。

ご主人が会社勤めをしている間は、旅行が好きで、旅籠屋を利用して旅をする顧客側だったそうだが、定年後は、逆に旅籠屋の社員になって、趣味の旅行と仕事を両方楽しむ事を選択したとのこと。

今回も軽井沢での勤務が終わったら、蓼科に廻って温泉に浸かってから、ご自宅に向かう予定とのこと。良いアイデアだと思う。何よりご本人たちが楽しそうであった。

続きはこちら「軽井沢プリンスアウトレット」

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