
インディラ・ガンディ国際空港ターミナル3の建物のエントランスはテープで規制されており、要所にはガードマンが立っていました。
ガードマンにJAL便利用だと伝えてeチケット控えを提示すると、「4〜5番の入り口へ行け。」と言われました。
4番入口のガードマンにまたeチケットを提示すると「国際線は5番だ。」と言われました。
ここは国際線だけのはずだけど・・・海外の航空会社という意味かな?

今度は5番入口でeチケットを見せると、チケットとパスポートをチェックしてすんなり入れてくれました。
事前情報では、空港建物に入る前に荷物のセキュリティチェックがあるとの事でしたが、ノーチェックで建物内に入る事が出来てしまいました。
しかし、隣の入口のレーンでは、セルフでスマホのチケットをカメラにかざして荷物をX線センサーに入れている人達がいます。
本当にこの様にノーチェックで入ってしまって良かったものか、腑に落ちない部分があり気になっておりました。
インフォメーションカウンターに行って、どこでセキュリティチェックをするのか聞いたら、「電光掲示板を確認してJALのカウンターへ行ってチェックしろ。」との事でした。
JALは、Kカウンターでしたが、Kカウンター前に来てみると、未だJALの表示はなくエミレーツなど他のエアラインの表示となっておりました。
未だ早かったかと思い、そこで暫く待っているとJALのワッペンをした人が通りかかったので呼び止めて聞いてみました。
すると、「10分後にカウンター手続きが始まります。」とのことでした。
その後直ぐにJALの看板を立て始めて、あれよと言う間にJALカウンターが出来上がりました。

ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの看板が立てられたので、ビジネスの前に一番乗りで並びました。
直ぐに次の日本人男性客一名が到着して私たちの後ろに付きました。
JALのジャケットを着た管理職風の人が通りかかったので、事前の荷物のセキュリティチェックはしていないが良いのかを聞いたところ、そのままチェックインカウンターに預ければ良いとの事だったので安心しました。
万が一、ここまできて最初に戻って荷物のセキュリティチェックからやらされてはたまりません。
事前情報にあった様な運用ではなく、普通の空港の様に運用変更されていた様です。
予定時刻になるとカウンター上部のサインが変わり、ビジネスクラス、エコノミークラスの2種類の表示となりました。
プレエコの表示は無いので、2回目のインド行きは復路がプレエコになりますが、インドでのチェックインカウンターはエコノミーに並ぶ事になるのかなと落胆していたところ、途中でサインが変わりビジネスクラスの一部の下にプレエコの表示がされましたのでほっとしました。
チェックインカウンターはアジア人の女性でしたが、日本語で応対してくれたので安心でした。
スーツケースは通常通りの手順で預けられました。
次に出国手続きですが、ビジネスクラスにおいても優先レーンはありません。
長い列は出来ていなかったので、これは何事もなくすんなり通過しましたが、保安検査でトラブルが発生しました。
手荷物は皿に入れず、そのままX線機械に通し、スマホなど電子機器は皿に入れて通しました。
X線で手荷物の方が引っかかったらしく、チャックを開けて中身を順番に確認する事となりました。
早く終わる様に一つひとつ説明しながら取り出してみました。
担当係官は最初にコンセントの変圧器を取り出して、確認の為にそれをモニター係の所へ持って行きました。
戻ってくると「カーキ」と言われました。
また、モニターを見ている係官と話して戻って来て「カーキ」と言います。
カーキ色の何かか? ヒンドゥ語でカーキというものがあるのかわけ分かりませんでしたが、中身を順番に取り出していくと車のキーがありました。
ああ「CAR・KEY」と言っているのかとその時にやっと合点がいきました。
何を言おうとしているのか想像が出来れば、簡単に聞き取れる言葉なのですが、自分にとっては想定外だったので全く理解出来ませんでした。
でも次からは聞き取れるでしょう。
今回は、JAL直行便の往復だから、ロストバゲージなど起こらないとは思いますが、インドの空港サイドのオペレーションが悪いとロストする事もあるかと思い、念の為に車のキーは手荷物にしておいたのです。
キーに入っている電池が引っかかったようです。
電池を取り出して捨てることになるのかと思いましたが、特に何も対応する事なく終了となりました。
次からは、車のキーの扱いも対策を考えなければならないと教訓となりました。
妻はすんなり通過していたのですが、時間が余った事もあり、エタノールでチケットとパスポート等を消毒しまくっていたので、チケットの文字が滲んで読めなくなってしまっていました。
私のチケットも引ったくるとエタノールで消毒するので、私のチケットも読めなくなりました。
QRコード部分も滲みかかっていて微妙な状態でしたので、搭乗口でエラーになるかと心配でしたが何とか乗れました。
というより搭乗口ではセンサーを使用せず、担当者が目で確認しただけでした。未だ機械化されておりませんでした。

出発までは制限エリア内のラウンジで過ごす事になりますが、現在プラザ・プレミアムラウンジが閉鎖されているという事で、臨時的措置で制限エリア内にあるトランジットホテルであるホリデイインのラウンジを利用する運用となっておりました。
同じ階では無くエレベーターで上階に行く必要があるので少々分かりづらい場所にあります。
ラウンジ内のソファの間隔は余裕があり、混んでいないのでゆったりと過ごす事が出来ましたが、料理の数は少なかったです。
搭乗前のラウンジ訪問は、旅の楽しみの一つでもありますが、このラウンジは魅力があるとは言えないので、次回またここを使う事にならないように祈りたいです。

もう1件、制限エリア内のカフェが選択肢としてある様なのですが、チェックインの際はそちらを案内されませんでした。
もし次回もプラザ・プレミアムラウンジが閉鎖している様であれば、そちらのカフェが利用できるかどうか確認したいと思います。


搭乗の時刻になりゲートに向かいましたが、ゲート前で待っている人は殆どインドの方の様で日本人は1割程度でした。
席は妻との横並びを予約出来なかったので、前後の席となりますが、私は窓際を予約したものと勘違いしてしていて、そこに荷物を降ろしていたところ、本来予約した男性客がやって来て、CAさんから「お席が違うようです。」と言われて恥ずかしい思いをしました。
私の勘違いで、本当は真ん中席の前後を予約したものだったのです。
私の隣は日本人のビジネスマン風の人で、妻の隣はアジア人男性でした。
その向こうの窓際の席にはアジア人男性の子供が贅沢にも座っていました。
離陸して水平飛行に入ると、妻の席の通路を隔てた窓際の席が空席だったので、CAさんが移動を勧めてくれました。
それにより、私が妻の予約席に移動して、夫婦で通路を隔てて横並びで座る事が出来ました。
担当はNさん、チーフは顔も仕草も友近似のSさんでお二人とも感じ良くキビキビと仕事をこなしておられました。

先ずはドリンクサービスがあり、ノンアルのスパークリングワインOPIAとアラレをいただきました。



食事はwebから事前予約しておきましたが、私が選んだ和食の前菜はちょうど良いサイズでした。
メインは鶏肉ですが美味しかったです。
ご飯は包んであるのでチマキかと思っていましたが白米でした。


妻が選んだ洋食は、web上ではハンバーグとなっていたはずですが、実際には牛ヒレステーキでした。
一口貰ったのですが、柔らかくて非常に美味しかったです。
これにすれば良かったと後悔しました。

デザートにはチョコレートケーキが出てきて、少し味見しましたが美味しかったです。
間食にちゃんぽんですかい、うどんですかい、蕎麦ですかいがあるのでネタ的には注文したかったのですが、お腹いっぱいなので頼みませんでした。
食べ終わると直ぐに消灯となりました。
時間がないのは理解出来ましたが、食べてすぐ寝るのは体に良くないと思うのでしばらく起きておりました。
フライトスケジュールを計算すると、寝られても3時間位しかないのですが、この日は全く運動らしきものをしていない為か中々寝付けませんでした。
妻は直ぐに寝入っていました。
寝たと思ったらCAさんから声を掛けられて起こされました。


もう朝食の準備です。
朝食は和食で鮭とチマキですが、塩味が強かったです。

太平洋上を飛行中、頭の上に雲を乗せた富士山が綺麗に見られました。
私達の席は右側なので、トイレに立った時にギャレーの脇の窓から眺めました。
日本に戻るフライトはジェット気流に乗るので、往路と比べるとあっという間のフライトでした。
シートがフルフラットであり寝られる事も時間を短く感じさせるのだと思います。
コメント
こんにちは (^_^)
私も おそまきながら DEL SFO を予約しました 最後のDEL-HND以外は Rクラスのプレエコです Cが落ちてくると良いのですが・・
デリーのJAL 指定ラウンジは 「ENCALM Prive Lounge」 ですが はいれなかったんですね・・・
DELはオールドデリーに行って見たいのですが 心配なので Veltraにします (^◇^;)
今は SFOのホテルで悩んでいます・・
こんにちは
その「Cが落ちてくる」事を祈ります。
ENCALM Prive Loungeは案内されませんでした。
画像見たら私達が利用したラウンジとは雲泥の差です。ここなら快適そうですね。
私も今ホテル予約でいろいろ悩んでいます。