JGC修行の海外発券の為、インドのデリーに来て、現地で2泊して帰国する旅程を組みました。
海外発券の為デリーを起点にして、ビジネスクラスで東京~ニューヨーク~ホノルル~東京~デリーに戻るフライトで、全経由地で途中降機します。
最初のデリー発のフライトは19:05発なので、16:00に空港に到着すれば良いのですが、インドでは何が起きるか分からないので、早めにホテルを出る事にしました。
ホテルは14:00のレイトチェックアウトを頼んでおいたのですが、13:00頃にはチェックアウトしました。
早めに空港について、空港内のレストランでランチをしてからチェックインすれば良いと考えたからです。
ホテルのエントランスで、Uberを呼びましたが、やはりクレジットカードがエラーになります。
これは想定の範囲内なので、現金支払いを選択して予約をしました。
ドアマンが色々とフォローをして下さって、ホテルエントランスにUber車が到着しましたが、驚く事にフロントガラスが蜘蛛の巣状に割れておりました。
これで大丈夫なの? と思いましたが、予約変更するわけにはいかないので、乗り込む事にしました。
フロントガラスはヤバい状態ではあるものの、往路のUber車と比較すれば内外装は綺麗めな車でした。
ドライバーは若いお兄ちゃんで、インドの人の年齢は分かりにくいですが、20代の様に感じました。



ホテルのドアマンが彼と電話でやり取りしてくれていて、ヒンドゥ教徒で英語は話さずヒンドゥー語オンリーという事だったので、特にフロントガラスの事を弄ることもなく大人しく乗っておりました。
ホテルを出てグルガオンを走っている時は曇り空でしたが、デリーに近づいてくると雨が激しくなり雷も鳴り出しました。
前日と同じ状況ですので、地形的にデリー市内の方が雨が降りやすいのかと思いました。
そのうち雨量はバケツをひっくり返した様なすさまじいものになり、雷はあちこちで落ちていました。

それでも道路は空いているので、空港に向かって順調に進んでいると思っていたら、空港の手前あと10分で到着という所で、あろうことかドライバーは何も言わずにガソリンスタンドにピットインしました。


しかも、このスタンドは、大型トラックも乗用車も混在しながら長蛇の列です。
これはどう考えても数十分のロスになりますので、やはり早めに出て良かったです。
ドライバーの兄貴は、車の列の隙間が空くと隣の列に割り込もうとして、一応急いでいる感じはありました。
それにしても、「客を乗せるまえに給油しておけよ。」という感じです。
でも兄貴は全く悪びれる様子はありません。
こちらに声を掛ける事も無く、それが当然の事であるかのようにポーカーフェイスです。
ガソリンスタンドの店員も人数は少なく、日本の様にキビキビしているわけでは無いので、行列はなかなか進みません。
やっとの事で、給油口の手前まで来ましたが、前の車を見ると給油をする際に同乗者が全員車から降りています。
どうやら、インドではガソリンスタンドで給油をする時には全員降りないといけないらしいです。
ドライバーの兄貴が初めて後ろを振り向いて何かを話しかけてきましたが、兄貴はヒンドゥ語しか喋らないので最初は意味不明でしたが、雰囲気的に「一旦降りろ。」と言っている様でした。

その口調からすると、何のお詫びの言葉も態度もなく、これが普通の事であるかのように無愛想に命令してくるわけです。
これが日本だったらブチ切れているところですが、環境が違う為なのか、余りにも悪びれない為なのか、怒る気にはなりませんでした。
車を降りて、暫くガソリンスタンドの様子を見るのも社会見学だと割り切りました。
観察していると、兄貴はガソリンスタンドの店員にお金を払っている感じが無かったので、つけ払いなのかもしれません。
結局、このガソリンスタンドピットイン事件で30分以上はロスしたと思います。
これがフライトギリギリだったら、大変な事です。
それこそブチ切れて、他のウーバーに乗り換えるだろうと思います。
やはり、海外では時間の余裕を持って行動しないと精神衛生上も良くない事を痛感しました。
再出発して少し走ると空港に近いガソリンスタンドがあったのですが、こちらは空いていました。
空港の間近になると流石に渋滞しておりましたが、ウーバー画面には到着予定時刻が出るので不安はありません。
やっとの事でターミナル3に到着しましたが、雨が降っているので、2列になって降車している場所の一番歩道側に着けてもらって下車しました。
現金で支払って釣りはチップだと伝えましたが、兄貴には伝わらないし、お礼の言葉もありません。
しかし、こちらが支払いをする前にスマホで客の評価を5にしていました。
何かヒンドゥ語で言っていますが無愛想なので、何を思っているのか感情が読めません。
こちらの受け取り方によっては、怒っているのか、文句を言われている様にも感じますので、あまり良い気分ではありませんでしたが、これで最後なので、一応お礼を言って荷物を自分で降ろしてドアを閉めました。
コメント
むむむ スタンドに入るとは 恐るべし ガクブル((((;゚Д゚))) ですね 相当 余裕をもっていかないとだめですね ┐(‘〜`;)┌
いや本当に「これって現実なのか?」と疑いました。海外では売り手と買い手は対等だという認識はあるもののインドでは客の立場が弱いのかもしれません。