エントランス吹き抜け チェックインフロント
この記事は、ANAクラウンプラザホテル札幌に宿泊した際の感想・評価・コスパについて、口コミ的に書いています。
ANAクラウンプラザホテル札幌は、札幌駅の南口徒歩5分、良い立地にある。
レンタカーに付いているナビはポンコツなので、妙な道を選んでアプローチさせる。危うく左折場所を見落として行き過ぎるところだった。
ANAクラウンプラザホテル札幌は、予想していたより高層の建物で、予想していたより古い建物であった。
当初は、公式ホームページを見ると「ベストレート保証」を謳っているので、それを信じて直接予約をして、ANAの株主優待を使って15%の値引きをゲットしようと考えていた。
直接予約であればANAマイルもたまるので、一石二鳥となる筈であった。
ところが、周辺ホテルのレートもチェックしてみようと思い、ホテルズドットコムのアプリを立ち上げると、ANAクラウンプラザホテル札幌もリストに現れて、その宿泊価格は、公式ホームページより2割以上安く出ていたのである。
これはその旨をホテルの予約係に直接伝えれば、ホテルズドットコムと同じ価格にしてもらえる筈だと思い、予約窓口に電話をしてみた。
しかし、返って来た答えは、「その価格がご希望であれば、ホテルズドットコムで予約をしていただくしかありません」というものであった。
公式ホームページで出している部屋とホテルズドットコムが出している部屋は全く別のものという言い分である。
一般的な感覚として、これでは「ベストレート保証」とは言えないのではないかと思うのだが、ホテル業界の常識はまた違うのだろうか。不思議でならない。
この件で気分を害したので、ANAクラウンプラザホテル札幌を選択せず、他のホテルにすれば良かったのであるが、他を探すのも面倒になってしまったので、結局、ホテルズドットコム経由でANAクラウンプラザホテル札幌に予約を入れたのである。
宿泊後にアンケートの依頼メールが来たので、この件を書き込めば良かったのであるが、その時にはすっかり忘れてしまっていたので、今思うと残念である。
部屋の内容であるが、ツインのクイーンサイズベッドは大きいので寝る時は快適であるが、部屋のサイズと合っていない。
当初の設計では、ダブルベッドの部屋か、ツインの普通サイズのベッドの設定だったのではないだろうか。
後から無理矢理大きなベッドを押し込んでいるので、ベッド周りに余裕が無い。
スーツケースを台の上に広げると、ベッドとの間は、足がやっと通るくらいの隙間しかない。下手するとスーツケースの車輪が足に当たるので、ストレスであった。

ホテル共用部は、ちゃんとしたシティホテルの造りであり、エレベーターはカードをタッチすると宿泊階のボタンが点灯するシステムが入っていた。また、スタッフがエレベーターの前にスタンバイしており、こちらがエレベーターに近づくと扉を開けて手で押さえて通してくれる。
おもてなしに人件費をかけているホテル側の姿勢が感じられた。また、どのスタッフも感じが良い。
夕食はホテル内でとらずに外に出た。札幌駅前の商業ビルまで徒歩数分なので、飲食店には困らない。
この日は、海鮮料理店には行かず、敢えて大戸屋で定食を食べた。札幌でも大戸屋は大繁盛であった。注文の仕方はタブレットでは無く、店員さんを呼んで頼むという昔のスタイルであった。その為、やはりトラブルが起きており、隣のテーブルの中国人らしき6名が揉めていた。
家族か親戚と思われる6名グループであるが、運ばれてきた料理のうち3名分が注文したものと違うとクレームをつけていた。
その家族の中で唯一若い男性だけが片言の日本語を話すようで、店員さんに日本語で説明している。
鶏のあんかけを注文したのに白身魚のあんかけが出て来ているようであった。
店員さんはオーダーを受けた時、注文を復唱するのであるが、客側は日本語が得意でないから口頭で注文メニューを言われても分からないのだと思う。
これは店側がもっと慎重にオーダーをとらなければならないものだと思うので、客側が気の毒である。
しかし、日本人なら、もう面倒だからこれでいいとなりそうなものだが、彼らはちゃんと主張して取替えさせるところは流石である。
私は、大戸屋のオーダー方式がタブレットに替わって面倒になったと思っていたが、外国人の来店が増えてこの様なトラブルが頻発した事が導入の要因の1つなのだろう。
翌朝、朝食は3階フロント階にあるメムというレストランが会場となっていた。ブッフェ形式であるが、通された席はブッフェコーナーから少し離れた場所で、照明も控えめで静かで落ち着いた空間であった。
紙ナプキンでは無く、白い布ナプキンでスタッフの対応もしっかりしている。
サラダコーナーには、ミニトマトがあった。私は普段から毎朝、毎夕、ミニトマトを各10個以上食べる習慣があるので、このミニトマトはポイントが高いのである。
ブッフェはどうしても、炭水化物系が多くて、タンパク質系が少ないのだが、チキンサラダとサーモンマリネでタンパク質を補給出来た。
客層は、立地の関係か、ヒルトンなどと比べて、ビジネスマンも多い。欧米のビジネスマンもいる。しかし、メインはここでも中国人観光客である。
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