兼六園の散策の後、夕食を先にするか、チェックインを先にするか悩んだのであるが、とりあえず荷物を降ろして休憩したいと考えて、旅籠屋に向かうことにした。
旅籠屋金沢店は、金沢市内ではなく、河北郡所在であり、市内からは少々走らなければならなかった。
金沢市内の道は、旧市街的な地域を除けば、拡張整備されており、車の流れはスムーズである。途中スターバックスのお洒落な店舗があったり、東京インテリアの巨大な店舗があったりと、意外性に驚かされた。
海方面まで走ってくると、工業地帯的な雰囲気になり、人が歩くような場所ではなく、少々寂しい場所である。おまけに雨が降り出してしまった。
旅籠屋金沢店はバイパス沿いで、外にいるとトラックの走る騒音が気になる環境である。あたりには店が見当たらないが、歩くのには微妙な距離に温泉施設があるとの事で、フロントで割引券を渡された。
スマホで地図を確認するとスーパーは、その温泉施設の向こう側にマックスバリューがあることが分かった。
レストランを検索したが、車で直ぐに行ける場所だとファミレスか回転ずしとなる。
市内まで戻って、また今日も「いきなりステーキ」か？という選択も考えたが、大戸屋があることが分かったので、ヘルシー志向で大戸屋に向かうことにした。電話で確認すると駐車場もあるとの事だ。
ほぼ先ほどの兼六園近くまで戻ることになってしまったが、知らない土地でハズレくじを引くよりは、リーズナブルに食事を済ませることが出来てよかった。
大戸屋の近くにイオンタウンがあったので、朝食用の買い物もそこで済ますことが出来た。
金沢市内には、新しいホテルが沢山出来ている様なので、何も旅籠屋にこだわる必要はなかったと気づいたのであるが、今回の旅行の趣旨は旅籠屋ホッピングでもあるので、少々立地が不便であったが仕方がない。
次に金沢に来るときは、立地的な問題で、旅籠屋ではなく他のホテルを探すことにしよう。
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