MTR九龍駅は始発駅ではないので、席に座れるのか心配したが、時間帯のせいか社内はガラガラであった。勝手な思い込みで香港国際空港までは直ぐに到着するつもりでいたが、思っていたより随分距離は離れている。列車は結構な速度で飛ばして行くのだが、ランタオ島は香港島よりも相当大きい島である事が分かる。
MTRが空港駅に到着して改札を出ると直ぐに円形のインフォメーションカウンターがある。ここでオクトパスカードを返却してデポジットの返還を受けるのであるが、私はその事をすっかり忘れていて素通りしてしまった。後で両替をしている時にオクトパスカードの事を思い出し、またそこへ戻る羽目になった。そんなに距離が遠い訳では無いが、時間の余裕が無い時などは気をつけた方が良い。
我々は既にチェックイン手続きを済ませているので、出国審査に向かうだけだが、その前に残りの香港ドルを使う用が無いか土産物屋と本屋をチェックする。両替屋はその本屋の隣にある。
さあこれで香港ともお別れとなったので、出国審査を通過し、最後のお楽しみの空港ラウンジへと向かう。
香港のplaza premium lounge は評判が良いので機会があれば一度は体験してみたいと思っていた。
ゲート1近くのエスカレーターで下階に降りると直ぐにあるとの事であったので早速行ってみると、それらしき場所には長蛇の列が出来ていた。
ゲッ!どうしよう?もう一軒のプラザプレミアムラウンジがゲート40の近くにあるので、遠いがそちらに行ってみようか?とも考えたが、それなりに列が進んでいる様なので並んで待ってみる事にした。
丁度フライト時間のピークなのか結構頻繁に出て行く人がいる。意外にも10分足らずで入る事が出来た。
それでも内部は混んでいるので席の確保は大変そうだ。受付でダイナースカードの確認手続きをしている間に妻が席を確保しにラウンジ内を回る。
テーブル付きの席は空きがなく、確保出来たのはソファ2つが横並びで間に小さなサイドテールがある席だった。料理が食べ辛いが仕方がない。
料理は野菜類が少なく、炭水化物系が多い。麺類が美味しいとの評判であるが、左程でもなかった。自分で味付け出来る様になっているので、調合の上手な人には良いのかもしれない。
デザートのケーキもあるのだが、出てくると直ぐに無くなって補充が追いつかない様だ。結局、味見出来なかった。
ラウンジ内にはシャワーブースもあるのだが、トイレの横にあり、この日は人が多くてワサワサしているので、利用したいとは思わなかった。余程汗だくになっていない限り、使おうとは思わない。
とはいえ、このラウンジはカードラウンジとしては最高である。夕飯はここの食事でもう充分となってしまったし、ソフトドリンクをお代わりしながらフライト時間ギリギリまで過ごさせてもらった。このお得感なら混雑するのもやむを得ない。LCCを使って香港旅行をして、その際にこのラウンジを利用すれは、コスパ的に最高の旅行が出来そうだ。
帰りの便の食事は食べる必要無いのであるが、ローカロリーの特別食を注文しておいたので、味見として頂いた。
サラダ、野菜スティック、フルーツだけなので、変な調理がしてあるものよりずっと美味しくいただく事が出来た。
今後も機内食はこのパターンになりそうだ。
今回のマカオ・香港の旅行で、私が一番気に入ったのは、振り返って考えてみるとSOHOの街かなぁという気がする。またあの街をブラついてレストラン巡りをしてみたいと思う。
コンドミニアムが香港にあればもう少し長く滞在してみたいとも思う。アナンタラリゾートさんがコンドミニアムを作って、ヒルトンさんがそれと提携してくれて、タイムシェアのポイント交換で行ける様になれば最高なんだけどなぁと夢想してみたりする。
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