ワイキキで夕飯の買い物をするならフードパントリーが定番である。ホクラニからは歩いて5分程度なので丁度良い運動となる。初日の寝不足状態のまま部屋の中でいつまでも寛いでいると睡魔に襲われるので早めの行動が必要だ。珈琲を飲んで一息ついたら、直ぐに出発する。
フードパントリーの良いところはワイキキ立地であるにも関わらず、商品の値段が観光客価格になっていないところである。日本食の材料や日本ブランドのお茶などは買う気がしない位お高いが、アメリカ製品であればローカル価格で購入出来る。
普段通りに野菜、魚、肉、パン、豆乳、ヨーグルト、それと米2合などを購入した。調味料などは日本から持ち込んでいる。
帰り道は遠回りしてデュークカハナモク像まで行き、カヌーズポイントの波をチェックする。波は無いがロングボードで浮かんでいるだけで幸せになれそうだ。両手に抱えた荷物があるので波チェックは早々に切り上げて、ロイヤルハワイアンセンターの中をブラブラと歩いてホクラニに戻った。このルートは最高の買物&お散歩コースである。
部屋に戻って食材を冷蔵庫に詰める。ここの冷蔵庫は小さいので詰めても2日分位までしか入らない。お米をといで水に浸してセットしたところで、屋上で行われているオーナーズレセプションに向かう。
屋上に到着した時にはレセプションは既に終盤に差し掛かっており、抽選会のプレゼントの最中であった。受付で抽選券とドリンク券を貰い、会場の中に進む。会場は人が一杯で腰掛ける場所が見つからない。先ずはドリンクを貰おうと並んでいると2等賞の番号がアナウンスされた。手元の抽選券を見ると、何とその番号である。
当たりました~っと手を上げて、少し照れながらもしっかりと景品を貰いに進み出た。司会者から「オォ、ロックスター!」と声をかけられ、まんざらでも無い気分で景品を受け取って戻ってきた。さすがにスタッフは客を持ち上げるのが上手い。
ドリンクを貰って、プールサイドに腰掛けた。抽選会が終わると、最後の生演奏と歌のステージが始まる。周りを見ると皆さんトルティーヤを食べているので、何処かで貰えるのだろうと見回すと入口近くでスタッフが手渡している。小腹がすいていたので遠慮なく頂きに行く。
ステージが終わると帰り始める人が出てきてソファベッドが空いた。移動して、海側に向いているベッドに横になった。
辺りは少し陽が傾きかけて、オレンジ色を帯びた優しい日差しになっている。ロイヤルハワイアンの先に少し見える海を眺めながら屋上の風に吹かれていると時間が止まった様なゆったりとした気分になる。
トルティーヤを摘みながらソファでのんびりしていると、気が付いたら殆どのゲストは帰ってしまったようだ。
スタッフが片付けを始めたので、我々もそろそろ退散しようと立ち上がった。屋上の南側の角に行ってみると丁度トランプタワーの脇に夕陽が沈むところだった。最後に記念に何枚か写真を撮って自分の部屋に戻った。この屋上ではバスタオルの貸し出しもあるので、ここでプールに入ったりソファで日焼けをして過ごすのも心地良さそうである。
部屋に戻って夕食の準備に取り掛かったが、先程のトルティーヤで結構お腹が満たされてしまったので、軽めに済ませることにした。
その後シャワーを浴びてから、楽しみにしていた例の天井から落ちるお湯でバスタブを満たし、お湯に浸かった。空間が広いので解放感があり非常に気持ち良いのであるが普段通りお湯を張ってしまったせいかバスタブの中で動いた拍子でお湯が外に溢れてしまい大変なことになった。階下に漏水しない様、慌ててタオルで水を拭き取る羽目になってしまった。皆さんもこのバスタブをお使いになる時はお気をつけ下さい。
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