JGC修行 ニューヨーク便ファーストクラスへのアップグレードで1マイルあたりの価値20円にアップ

今まで航空会社のマイルをなめておりました。

これからは心を入れ替えてマイルを貯めていこうと思っております。

 実は、羽田発のニューヨーク便でアップグレードが成功して、夫婦でファーストクラスのフライトが出来ることになりました。

これが、驚くほどお得なものだったのです。

デリー発券のビジネスクラス旅程の2レグ目が羽田発ニューヨーク行きなのですが、出発の2ケ月ほど前、JALアプリで予約確認のページを見ていたところ一番下の右側にアップグレードのキャンセル待ちの赤いボタンがあるのを見つけました。

アップグレード特典のキャンセル待ちという事でしたが、タップしてみると１人あたり45,000マイルでビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレードができるとの事でした。

これはまたとないチャンスだと思い、その時点での保有マイル残高は2人分の必要マイル数の90,000マイルには及ばないものの先に予約をしておいて、発券できる状態となるまでにマイルを貯めれば良いのかな？と思い、ポチってみましたが、やはり現時点で必要マイル残高が無いと受付けて貰えませんでした。

その時点では夫婦合わせたマイル残高で60,000位だったので、とりあえず1人分のキャンセル待ちは可能です。

妻はファーストクラス搭乗の経験が無いので、とりあえず妻だけアップグレードでファーストクラスに乗せてあげようと思い、その旨を話したところ「別々に乗るのは嫌だ。別にビジネスクラスで構わない。」という事だったので、1人だけアップグレード申請してキャンセル待ちをする事はやめ、大急ぎでマイルをかき集める事にしました。

この時に本当に悔やんだのは、修行を始める前に（審査が通るかどうかは分かりませんが）JALプラチナカードを取得しておくべきだったという事です。

今回の航空券を予約する前にプラチナカードを取得したうえで、全ての区間の購入を終えていたら、何の苦労も無くカード決済だけで必要マイル数は溜まっていました。

さらに馬鹿な事にCLUB-Aカードは保有していたもののショッピングマイルプレミアムに加入していなかった事です。

せめてショッピングマイルプレミアムに加入していればマイル2倍で貯まっていたので必要マイル数は余裕でクリアできていたはずです。

これまでは、マイルの重要性を理解しておらず、特にJALのマイルは溜めるつもりがなかったので、JGC維持の為だけにJALカードを保有して日常の決済でそれを使用するつもりはありませんでした。

しかも間が悪かった事は、本来であればコロナ禍の前の3年前にJGC修行をするつもりでJALのCLUB-Aカードを発行して手順を勉強したのですが、コロナにより全てがストップしてJGC修行など忘れ去っていた為に、ショッピングマイルプレミアムなどという制度がある事すらも忘れていたまま、手順をおさらいする事も無く、手元にあるJALカードで航空券の決済をしてしまったのです。

という事で、大急ぎで30,000マイルを調達しなければならない為、先ずは300,000マイル以上溜まっており、来年3月で失効する事になるANAマイルから20,000マイルを抜いて、ポイントサイト経由での移行で50%に半減しつつもJALマイル10,000に交換しました。

このレートでの年間の交換可能マイル上限が20,000マイルという事で、それを超えるとさらに半減して25%となるので、流石にそれは厳しいと思いそこまでとしました。

妻の分の20,000マイルを交換する事も考えたのですが、その為のクレカを新たに発行する必要があり、それをやっていると間に合わないので見送りました。

残りの2万マイルをかき集めるのに本当に苦労しましたが、その後はJALカードのショッピングマイルプレミアムに加入してひたすら使いまくり、JMBワオンにチャージして楽天ギフトカードを買いまくりました。

ここでまた障害が発生したのですが、CLUB-Aカードのお買い物上限額が120万円しかないことです。

その為、使いまくったとはいえ、直ぐに上限に達して使用不可となりました。

コールセンターに連絡して、決済日前に振込して支払うから枠を空けて欲しいと依頼しましたが、それは規定により適わず、上限額を引き上げる申請もしてみましたが、それも適いませんでした。

クレカの決済上限は、そんなものなのかと思い、手元にあったpaypayのノーマルクレカの送付書記載の上限額を見てみると500万円となっておりましたので、JALのCLUB-Aカードが堅すぎるのではないかと思いました。

その他、最近使い始めたJQカードのポイントや、散らばっているTポイントや楽天ポイントなどを細々とJALマイルに交換する事により約1ヶ月で30,000マイル追加を達成する事が出来ました。

本来なら、ポイントサイト経由のクレカ発行で大量ポイントを稼ぐのが良いのかもしれませんが、ポイント反映までに時間がかかるようなので、このタイミングでは見送りました。

間に合わなければ、ポンタ・ポイントなどをヤフオクで購入してマイルに交換する事も考えておりましたが、レートが良く無いので、何とかそれはしないで済みました。

今回のポイント集めの過程で教訓となったのは、いざポイントをマイルに交換しようとすると時間がかかるという事です。

日頃からコツコツとポイントを獲得し、適切な時期に余裕を持ってマイルに交換しておくべきだという事です。

今回のファーストクラスの価格ですが、羽田~ニューヨークの片道料金で150万円です。

ビジネスクラスは片道50~60万円ですので、約90~100万円の差額を45,000マイルで購入できた計算になりますのでマイル価値は20円/マイルという事になります。

過去には、マイルの申請をせずに飛行機に乗っていた時期があったり、溜まったマイルを期限切れで失効させたりしましたが、今回の件でこれまでの損を取り返したような気持になりました。

また、ニューヨーク行きファーストクラスの特典航空券の枠は少ないと聞いており、夫婦2人で取る事はほぼ不可能という事ですが、ビジネスクラスからのアップグレードのキャンセル待ちという事であれば、平会員でもチャンスがある事を学びました。

しかも、本来ならJAL側は正規の価格で売るチャンスをギリギリまで待ちたいはずですから座席確保の連絡が来るのは出発の前日だろうと思っていたところ、出発の3週間も前に座席確保の連絡が来たのです。

ギリギリでは無く、余裕を持って連絡を貰えたので、心の準備が出来ました。

妻に、これらの経緯を説明したところ、「ファーストクラスなんて緊張しちゃう。」と言いながら、何を着ていくかをあれこれ検討しておりましたので楽しみになっているのだと思います。

座席指定を入れたところ、ファーストクラスには数名の先客がありました。

正規運賃で乗っていらっしゃるのか、マイルの特典航空券で予約しているのか分かりませんが、特典航空券の枠を考えれば、正規運賃で乗っている人の方が多いはずです。

どんな方々が乗っているのか、今回はそれが楽しみになってきました。

これまでは、クレカのポイントを貯めるのであればホテルカードで溜めて無料宿泊特典を貰う方がポイント価値が上がってコスパが良いと思っておりました。

ヒルトンのカード決済で無料宿泊特典を貰えば、ポイントなど付かなくてもそれだけでもお得であり、ポイントはおまけと考えておりました。

クレカ決済の優先順位としては、デルタ航空のゴールドメダリオン維持の為の決済が最低限必要なのでデルタアメックスゴールドカードの決済を150万円分行ない、ヒルトンアメックスプレミアムカードで無料宿泊特典を貰える分の決裁を300万円分行ない、その後にANAカードを利用するというパターンでしたが、デルタカードの改悪がある様なので、デルタは解約した方が良いのかなと思っております。

今後、JALカードはイオンやマツキヨなどでのマイル付与率が高いので、これらの店でコツコツと使い、またJALの航空券を高額決済するような事があれば、その時は事前にプラチナカードを発行したいと思います。

プラチナのベネフィットを考えれば、今すぐ申請しても良いのかもしれませんが、今回の航空券の高額決済で使いそびれたその直後に申請するのは癪なので、時期を見定めるつもりです。